エチュードの頃

思いつきを書きとめておくために。

ボーボボ最終回

2005-10-30 | TV・音楽
テレビ朝日でやっていた「ボボボーボ・ボーボボ」遂に終わってしまいました。

土曜の昼前という変な時間に移されたり、特番でしばしば休止になったりと非常に悪い待遇でしたので「そう長くはないんだろな」と思ってはいましたが。

実際視聴者の評価はあまり芳しくないようです。
内容的に少々マニアックなのかも。
自分にとってはあのアホさ加減がとても良い清涼剤だったのですがねぇ。

まあ原作に当たらねば気が済まないというほど全てに惚れ込んでいる訳でもありません。
以前触れましたが、テレビを先に見ていたので原作の絵の汚なさには少なからず幻滅してしまいました)
そしてアニメが良いといっても録画を保存するほどのこともなく。

だいたい収集癖が発動する時というのは「半永久的に繰り返し見たい」という衝動に駆られる時です。
ボーボボにはそこまでの衝動は感じない。


しかし情熱はそれほど深くなくとも、そういう下らなさに受動的に触れられる環境というのが望ましいのですね。
「トリビアの泉」だって、わざわざレンタルビデオ(あったとして)で借りて見るほどのものでもないと思うのです。
でも定期的に流してもらえば、何か脳がラクになる嬉しい番組ということでつい毎週見ることになる。

考えてみれば「受け身」で「下らない」という、二重の安楽効果がそこにはあったわけです。


というわけで。
またいつかそんな番組に会える日を。
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歯医者

2005-10-28 | 思考
歯科に通っております。

これがもし内科なら
「熱が出た」
「花粉症が…」
といった程度でホイホイお世話になるもので、行けば行くほど気安くなる好循環。


ところが歯科というと、

詰め物が取れたのを忘れたフリをしているうちに次第に違和感が激しくなるとか、
虫歯を何年も放置し続けた結果ついに湯冷ましも飲めなくなるほど悪化したとか、

要するに切羽詰まらないとどうも足が向かない場所ですね。

行ってみればすぐ、そんなに気後れする必要もないことに気付くのですが…



さて歯医者に行くと何故か言われてしまうのが
「歯石がたまってるから取りましょう」
「定期的に取るといいですね」。

このセリフ、割とマメにメンテナンスしている人でも言われるようです。

ということはですね。
いろんなところで勧められる「食べたらすぐ磨く」なんて習慣は
実はさしたる意味がないのでは……?

だって一生懸命歯を大事にする人と、そこそこ最低限以下の手入れしかしない人とで
歯医者にかかる機会が変わらないというのではね。


「歯磨きは朝晩各1分だけ」というガサツな自分が言うのは何ですが
意外と口腔ケア業界もあざとかったりするのではなかろうか、とか
勘繰ってしまうのであります。
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間違いだらけの

2005-10-20 | 
「~クルマ選び」05年夏版、結局出てないようです。

恒例行事みたいになってたので待ってたのですが…
徳大寺氏体調崩した?と思うも少し前に「ベストカー」立ち読みしたらちゃんと文書いてたし…


新車ネタで年2冊発行というのはちょっと無理だった?
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頭文字D THE MOVIE

2005-10-19 | 
そういえばアレどうなった?と「initialD」で検索したら
そのもののサイトがありました。

もう公開になってたんですね。
(相変わらず情報が遅い)
見られる動画を一通り見ましたが、これは凄いですね。
悲観的予測とはまるで違うちゃんとした映画になっているようです。

キャラクターとしては須藤がよくぞ見つけてきたというほど似ている他は、まあ無難な選択といったところ。
ただ文太がああいう風になってしまうのは如何なものか。
「スペシャル動画」で見る限り少々ルー大柴風ですが、まるっきり香港映画のキャラっぽくなっています。
日本人が文太に感じるストイックなシブさとは、しげの氏言うところの日本のドメスティックな感性だったのでしょうか。

あと欲を言えば吹き替えでなく字幕で観てみたいような気が。
その方が余計ノリが良さそうに思えたりして。


それにしてもこれは観たい。
珍しく映画館で…と思いましたが埼玉では上映されていませんね。
ま、レンタルか何かが始まるまで待つことにします。
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続々々ムネオハウス

2005-10-17 | TV・音楽
過ぎたブームに今頃乗っている上にまだ継続中です。

概ね順調にDLを続けておりますが、中には

・ジャケットのバージョン違い(曲置き場に置かれている曲名と一致しなかったりする)
・ジャケットに記載されている曲順とmp3のファイル名(曲ナンバー)が違う

等いくつか問題が出てきました。

こうなると当時のスレを確認せねばなりません。
幸い2chの過去ログ倉庫で読むことができ、無事解決。

つまり原則は個々が好きに編集すれば良いものなのだと。
そのために曲なしジャケットが用意されているのだと。
ジャケットに曲名があるバージョンはとりあえず基準が欲しい人向けであって、その並び順はふつう曲の発表順だが内容により多少変更することもあると。
そしてジャケットも一旦アップされた後にも誤りや要望等から細かな修正が加えられた結果、いくつかのバージョンが存在する可能性があると。

要するにムーヴメントの起こった経緯から当然で、いろんな曲がランダムに上がってくるし関係者殆どが匿名同士なのだから多少の混乱は当然なのですね。
しかし当時の同時多発的・神出鬼没的ムーヴメントの中で曲を集めた方々の苦労に比べれば、今はリンク切れが増えたとはいえ有志の方々によるまとめサイトが残されているお陰でずっと楽にムネオハウスに没頭することができるわけです。

ちなみに曲やジャケットを保管されているサイトで、DLしようとしても応答がない場合がありましたが、日を改めて再度試してみたらちゃんとDLできたりしました。
サーバのメンテナンスか何かの都合もあったりするようですので、今ムネオハウスを聴かんとしている方々は簡単に諦めたりしない方がよさそうです。
(そんな方々はいないか…)


いずれにしても過去ログについては追っておく必要があるようです。

例えば12th「離党遊戯」の5曲目「Kunashiri-Bambaataa」をmp3からwavファイルに変換しようとするとエラーになってしまう。

これなどは【μ】MUNEOHOUSE31th【NEO】の560に同じ質問があり、941にCDexでは正常だった旨の回答がありました。
早速CDexをDLしてこれで変換したら見事正常にできた次第。



こんな事は書くだけ野暮とは思いましたが、ムネオハウスを揃えるにあたり意外と右往左往しているので折角の経験と一応記しておくことにしました。

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ハローキティとマイメロディ

2005-10-16 | TV・音楽
ハローキティのアニメというものがあります。
レンタル屋でも揃えてあります。

しかし、あの静的なキャラクターを動かして一体どうするのか?

と普通に思う通り、まず見たいとは思わないシロモノですが、子供のお陰で?目にする機会ができました。


案の定、というか。
制作サイドでイメージを大切にしたがったのか、登場するのがキティ周辺の善人ばかりで何ともメリハリがありません。
しかも表情にあまり変化がない。
そういう善人だけなら平和かというと、それはまあ平和なのですが。
ほのぼのとした平和というよりも、語弊はありますがどこか新興宗教ぽい「この世のものではない」平和。

止まっている姿は愛らしいものですが、その世界観のままでアニメを作るのは少々苦しいようです。
子供に見せるのに心配なシーンは1秒とてありませんが、その前にとにかく退屈。
(純粋に子供向け、と言えば言えるのかも?)


まあキティはそれ自体すでに一大ブランドで、アニメがどうあれあまり関係ないようですが…

他のキャラクターを展開するにあたり、さすがにそれでは一般受けしないとサンリオが反省したのかどうか。
マイメロディのアニメは一転してそのイメージからかなり離れた設定になっています。
これもあまり表情が出せないキャラクターのためかクロミなるライバルを新規に用意し、活動場所は身近な人間界に置く。
これならハム太郎同様、いくらでも話を作れそうです。(笑)


しかしこれはまた極端にドタバタ過ぎないか。
ていうか主役は誰なのか…
マイメロディをダシに他のキャラクターを売り上げようとしているように見えなくもありません。
全部売れれば大成功でしょうが。


こうした販売戦略を採るようになったのは、やはりこれまでの手法では立ち行かなくなってきたからなのでしょう。
サンリオあっての(世界的)ハローキティですからこれからも頑張って頂きたいものですが、くれぐれも妙な方向には行かれぬようお願いしたいものです。


経済産業省 産業活力再生特別措置法認定事業~株式会社サンリオ(PDF)
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0100111

2005-10-15 | 思い出
何だと思いますか?
ただの2進数のようですが。


正解は。
かつて電電公社が提供していたプッシュホン計算サービスの接続番号です。
この番号をプッシュすると「プップップップッ…」とスタンバイOK音が出るので
それから#や*を使っておもむろに計算を始めるわけです。
もちろん現在では提供されておりません。


未だにこの番号をわけもなく思い出してしまう時があるので書いてみました。
しかし「1100111」※でググってみても何も出てきませんね。
(記憶が変質してしまったのだろうか)


その代わり「計算センター」等では結構情報が出てきます。
DIALS(Dendenkosha Immediate Arithmetic and Library System)と言ったんだそうです(@ITより)

>1970年代、電卓は1台10万円もして、とても個人で買える代物ではなかった。
>そこで、まだ電電公社と呼ばれていたNTTデータが、メインフレームと電話を使ってその機能を提供したのである。


自分がこの機能を知ったのは70年代も末で、家庭用電卓はそこそこ普及していた頃ですから
「何でわざわざプッシュホンで?」
という疑問はあったのですが、背景はそういうことだったんですね。
もっとも当時の家庭用電卓ではできないような複雑な計算機能もいろいろ提供されていたようです。


当時の電話帳でもあれば詳しい計算方法がご紹介できるのですが…
まあ紹介したところでトリビアにしかなりませんけどw


(2008-01-30追記)
※正しくは「0100111」のようです。
ふと思い出して検索してみたらAlex's Diary様のブログに計算例まで載っていました。素晴らしい記憶力です。

それより何より、いい加減な記事をアップしてしまった事をお詫び申し上げます。
(表題も間違えていましたが、こちらは混乱を避けるため訂正しました)
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思いがけず

2005-10-14 | 

家に辿り着いてみたら嫌なゾロ目だったので早速ネタに。


ま「だから何」と言われると困る程度の写真ではあります。


依然としてエアコン等の修理に手を着けてません。
基盤が腐らないうちに早く片付けた方が絶対良いのですが…
しかし動作上は全く正常であるが故、精神的にダレてしまっております。


いっそ真冬の深夜に必死こいて直すというシチュエーションを待つか?
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天才。

2005-10-13 | TV・音楽
花王リセッシュのCMで耳にした矢野顕子さんの歌声。

懐かしい…
というか思い切り現役なんですがw

自分にとってはYMOファミリーとしての存在が全てなので、どうしても懐かしさが先に立ってしまいます。
「天才少女」の頃から認識している人々にとってはどう感じられるのでしょう?

とにかくこの人は声だけでその人と知れてしまうところが凄い。


久しぶりに「ごはんができたよ」とか引っ張り出してみました。
いやもう良いです。何もかもが懐かしい。
「また会おね」は相変わらず泣けます。
まあ当時の思い入れやら何やらが多分に入ってるのですけれど。


こういうのを聴き始めると芋づる式にいろいろ思い出します。
アルバム「愛がなくちゃね。」は当時無地のボール紙ジャケットで1,800円で発売されたのでした。
多くの人に聴いてもらえるように、との話でしたがそういう試み自体大変珍しく、いかにも先端な人達だなぁと感心させられたり。
普通の仕様にしたい人向けに?後から写真集付のジャケット単体が1,000円で出されて、それもまた面白かった。


「春咲小紅」が大ヒットしていた頃。
あの「コーセー歌謡ベストテン」でエアチェックしようと何週も待っていたのについに一度もかかる事がなかった事件、とか。
もちろんカネボウのCMソングだったがために完全無視されたわけです。
そんな事も何だか古き良き時代に思えるから不思議。




ちょっと記事の主旨からそれますが思い出しついで。
坂本龍一・糸井重里の手になる演歌「雪列車」(前川清)が妙に嬉しい。
当時最強のコンビが遊びで作ったという感じが何ともカッコ良かった。
冬場カラオケに行くと必ず一回は入れる曲です。
(今では知る人も少なくなりました…)
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国勢調査

2005-10-08 | 思考
前の時も問題提起はされたと思うのですが、今回はプライバシー疑義からトラブルが俄然増えたようです。


調査項目自体は、もし役所で尋ねられたとしたらさして抵抗もなく答えられるものばかり。

だからここでの問題点は「調査員」と称する「非常勤の国家公務員」と称する素人の介在なのですね。
まあ引き受ける方々も決して好きでやってる訳ではないのでしょうが…
ですが実際調査票を書く身としては、その場限りの「公務員」に勤務先とか知られるのはあまり気持ちの良いものではありません。


そもそも氏名も床面積も勤務先も、公的機関で既に把握されている筈の事柄です。
そんな項目をわざわざ調査すること自体、縦割行政の弊害とか言う以前にいかに無駄な仕事を重ねているかの象徴のよう。

で国勢調査独自の調査項目といえば
「この1週間に仕事をしたかどうか」
「仕事をした場合、何時間働いたか」
ぐらいなもの。

それなら企業宛てに調査票を出すとか、自営業なら確定申告のタイミングで調査するとか、それで大方用は足りるのではないかと。
元々5年に1度なんていう呑気な調査でもあることだし。
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百均クオリティ

2005-10-06 | PC・小物

風呂場で使っていた時計が遂に動かなくなりました。
もう十年近くも前になりますか、漠然と欲しいと思っていたところへちょうど頂き物をして長らく重宝していたものです。

当時は1,980円とか、確かそんな感じの値段で売られていたと思います。



元々無かった物でも、一度置いた物が使えなくなると案外不便を感じるものです。
そんな中、いわゆる百円ショップで同じような時計を見つけたので購入してみました。


百均の時計というと粗品でしばしば遭遇します。
しかし電池を入れてみてものっけから動かなかったり、1ヶ月もしないうちに止まってしまったりとロクな目に遭ったことがありません。

でもこれは使っていたものと同型に見えたのと、売場の他の時計に比べて丈夫そうに見えたのでつい手を出してしまいました。



古い方の写真と比べてください。
針の配色以外同じに見えます。
模倣品といって良いほどよく似ています。


ですが、ためつすがめつ見比べてみると。


下部タオル掛けのデザインの微妙な差異とか、上部の紐のわずかな違い(百円の方が若干細い)とかいったあたりは言われなければ気付かない程度。

しかし一番気になったのは、いざ動かしてみた時の秒針中央部。


写真では判りにくいですが、妙にデコボコしてるのです。
動くと凹凸がチラチラ反射して目立ちます。
なんだか使い古しのアルミのやかんのよう。


一方、古い方はどうということもないプラスチック。
無難すぎて今まで何の感慨もわかなかったくらい。


これが(まだ時計としての信頼性が未知数wなのですが)
百円の品物としては面白い方向性だと思ったのです。

百均と聞いてイメージするのは
「実用性重視、見た目も一応気を配るも安っぽさ歴然」
でしたが、小賢しく気配りしてもどうせ安物にしか見えないのならいっそ
「部分的に不良ですが何か?」
みたいな割り切りの方がかえって嬉しかったりするのではないかと。

新品でありながらこのような「不良品感」が垣間見えるテイストは、現代日本ではむしろ新鮮です。
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