エチュードの頃

思いつきを書きとめておくために。

大晦日によせてIII

2019-12-31 | 思考
ネタ不足のため何となくシリーズ化してしまった大晦日雑感記事。


予定通り紅白で
"AI美空ひばり"「あれから」
を観ました。

映像の方、やっぱり少し改善されてた感じ?
前の放送で不自然ぽかった表情が、ほとんど違和感がなくなってました。
こうなると歌声が余計すんなりと耳に入ってきます。
ボカロを本気で作り込むとこんな凄いことになるのね…


他の時間は大半を例年通り、テレ東の「年忘れにっぽんの歌」に依存してましたが。

こちらは相変わらず懐メロなわけですが、ビリー・バンバンが出てきた時は妙に「現在」を客観視させられましたね。
曲の発表当時には青春ど真ん中だった彼らが、今や立派な高齢者(失礼)なわけですよ。
時の流れは当然観ている自分にも適用されているわけで、少し前のつもりがもはや半世紀も前の話になっているという。

こんな話も、どうも繰り言のように書いている気もしなくもないですが。
以前、認知症の男性から暇さえあれば戦争で外地に行った話ばかり聞かされたことがあったけれども、今や自分もそれに近い状態になりつつあるようです。


今テレビに映っているのは「孤独のグルメ」。
こういう、静かに食に感動する番組で年を越すのも悪くないですね。


そんな感じで、年を追うごとに加速する1年をまたも終えようとしておりますが
皆さまにおかれましてはどうぞ良いお年をお迎えください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミクスペリア購入(その25)~反応速度改善策

2019-12-28 | ボカロ物
少し前に書いた記事の舌の根も乾かぬうちに、カメラの起動や仕事で使うラインワークス等で異常に動作が重く、実務に支障をきたす場面が増えてきました。
GmailやFirefoxとかはまだ大丈夫なんですが。


アプリをアップデートするたびに露骨に重くなっていくので、できればやりたくない。
しかし旧アプリでは正常に動作しないサービスもあったりして、ある程度はやらざるを得ない。


サブ機としてならともかく、メインであり続けるにはもはや限界なのだろうか?
永遠の生命を持つ機械としてではなく、いつか別れの時が来るペットとしてのお付き合い。
などと妄想した6年前の予見がついに現実となってしまうのか。


──そんな時にこんな記事を見つけました。
古いandroidスマホのモッサリ解消方法【ゲームもサックサク】 - NAVER まとめ


自分用備忘録として要点をまとめますと。

「開発者向けオプション」にて
1)「ウィンドウアニメスケール」を1x→0.5xに
2)「トランジションアニメスケール」を1x→0.5xに
3)「Animator再生時間スケール」を1x→0.5xに
4)「GPUレンダリングを使用」にチェック
5)「HWオーバーレイを無効」にチェック


1) 2) 3)はすでに実施済でしたが、引っかかり感やかなり長いプチ?フリーズは結局変わらなかったんですよ。
それが4) 5)で結構実用的(当社比)な改善を体感できるようになりました。


リンク先の文中にある
「画面に描画する際のスマホ側のコントロールのスピードを変えたり、「CPU君(脳)」任せにしている処理をあんまり働いていない「GPU君(お助けキャラ)」にも分散してあげようって話」
という説明に至極納得。
もうダメかと諦めかけた刹那、ここで隠し補助処理力を得て、いま少し延命が可能になったかな?


ちなみに再起動すると
「HWオーバーレイを無効」
のチェックが外れるとか。

やってみたら確かに外れてました。そこだけは注意ですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「よみがえる美空ひばり」

2019-12-17 | ボカロ物

【AI美空ひばり】紅白出場!
制作の舞台裏を描いたNHKスペシャルの拡大版を放送!



こういうプロジェクトが進行していたことはTwitter等で何となく見聞きしていたのですが、正直その時はそれほど興味はなくて。
ですが今日たまたまテレビをつけたら偶然にも再放送が始まって、流し見してたら想像を絶する凄さでとうとう最後まで観てしまいました。


あまり興味が持てなかったのは、やはりこれまでの「蘇る…」的な企画にどうしても付きまとってきた機械感というかツギハギ感からで、確かに再現といえば再現なんだけれども
「(その時点の技術で)精一杯作ってみた」
感が拭えず、今回もたぶんそんな感じなんだろうなと。


しかし科学技術に先入観を抱いてはいけないね。


[NHKスペシャル] AIでよみがえる美空ひばり | 新曲 あれから | NHK


実在の人物の歌声再現技術(しかも単なる過去の作品のトレースでなく「こう歌うだろう」という想像を裏切らないレベル)としては、セリフも含めてここまで来たら自分はもう何も文句ないです。
というか歌声がこんなに自然だと、3D映像の方がむしろ物足りなくなるようだ。


番組では試行錯誤の過程にもかなり時間が割かれていて、この1曲のためにヤマハの方を始め錚々たる方々が1年近くもの膨大な時間を費やしたとのことでした。
1曲をそこまでチューニングすればそれだけの完成度になるだろう…と思っても、それは過去のプロジェクトでも恐らく似たような条件だったわけで、時間を費やしたなりにこれほどの自然さが実現できたということはやはり技術の進歩に他ならないわけですね。


「歌声合成技術」ということで当然、ミクさんの事もチラッと触れられていました。
そこは今回のテーマではないんだけれど、ミクさんに端を発するボカロムーヴメントでみんなが面白がって遊んできたからこそ技術的な進展もあってここに至ったんだ(生演奏とのシンクロ等、舞台の演出手法はミクさんのライヴで培われてきたものですよね)と思うと、サブカルもなかなか捨てたもんじゃないよねとちょっと楽しい気がします。



今年の紅白が楽しみになってきたな…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする