以前Gimpで頑張ってみるを書いてからもう1年が過ぎていました。
年賀状作成を契機に使い始めたわけですが、「全ての操作は右クリックから」というクセのある操作体系にもすっかり慣れました。
これに慣れさえすれば、レタッチソフトはこのフリーソフトで十分用が足りてしまいます。
(もっとも「慣れた」とか言ってる割には、カメラ付携帯で撮った写真のサイズ変更程度にしか使ってないのが実態ではありますが)
導入当時、操作方法等の情報はTheGimpのページを当てにしておりました。
当時すでに(次期バージョンの)GIMP2が紹介されていましたが、その頃はまだ不安定との評価で、自分などはまだ手を出すに至りませんでした。
それで安定するのを待っていたら、そちらのサイトはその後あまり更新されなくなってしまったようで。
(GIMPの使い方を分かりやすく教えてくれるサイトが少ないのです)
GIMP2の近況や如何?と久々に思いついて検索してみたら
GIMP2を使おう
というサイトに出くわしました。
最新版はもう2.2.9にまでなっているようです。
ざっとナナメ読みしたところでは結構良さそうだったので早速インストール。
WinXPではちょこっとファイルを入れ替える必要があるようですが、それさえ済めば…なかなか良いじゃないですか。
とりあえず起動すると開くウィンドウが2つ。
操作用アイコン等のグループと、レイヤー・ブラシ・チャンネル等のグループ。
前バージョンに比べると格段にスッキリ。
それと前のはパレットの配置が記憶されず、せっかく並べ替えても起動するたびに初期状態に戻されてしまいましたが、今回のは大丈夫。
また前のGIMPは画像ファイルをダブルクリックするたびに別にGIMPが起動してしまうという実に残念な動作がありましたが、今度はちゃんと、すでに起動しているGIMPが対応してくれます。
自分は右クリック操作法に慣れてしまったので、それがほぼそのまま使えるというのも良い点。
でもいきなり他ソフトから移行したとしてもGIMP2ならそう強い違和感はないのではないでしょうか。
テキストを入力するのにフォント表示が英文になってしまう(文字化けではない)のは少々困りますが…
何しろタダです。
というかここまで来ると正当にタダで使えている事が奇妙な気すらしてきます。
一体ソフト業界に未来はあるのだろうか。
などと余計な心配をしてしまいます。
(2005-12-18追記)
GIMP2.2では日本語縦書き入力に対応していないそうです。
親の年賀状が縦書きで、昨年は何とか旧Macで作ったのですが今年はそうもいかず。
他ソフトで縦書きファイルを作って…とか思案し始めてふと気付いたのが
「そうか年賀状ソフトを使えばいいのか」
あまりにも基本過ぎて気付くのが遅れました。
年賀状ソフトの裏面作成機能なんて…と今の今まで馬鹿にし切っていたのを反省。
宛名管理・印刷用に先日、書店でCD-ROM付のその手の本を買ってあったのです。
以前Mac使いでしたので、何となく親近感の持てる「宛名職人」付きのヤツ。
(わずか580円…今はフリーウェアも結構ありますから決して破格とも言えないのでしょうが、ほんの5年前に宛名職人Ver.8を何千円も出して買ったのがウソのよう)
何はともあれ、とりあえずGIMPで絵柄を完成させれば。
あとは宛名職人で取り込み、文字を適当に配置して一件落着ですね。