エチュードの頃

思いつきを書きとめておくために。

大晦日によせて

2016-12-31 | 思考
いろいろ雑用を済ませて一息。

テレビをつけると第49回年忘れにっぽんの歌(テレビ東京)。

なんか自然に聴けると思ったら、流れていたのは1980年代以降の演歌。
子供の頃には、親がこういう懐メロ番組を喜んで観ていて甚だ迷惑に感じたものですが、今や自分が懐かしいと感じられる歌が流れるようになっていたわけで、それほどまでに時が流れたことを実感します。


で、1980年というと

少し前にツイッターで見つけた写真。



1980年の品々は全部ソニー製でしょうか?
ヘリコンポ懐かしい、とかの感想はともかく、今検索したら2010年頃話題になっていたらしい。

こうして見ると確かにすごいiPhone 1980年 vs. 2010年(DDN JAPAN)



これ、こう見せられるとまさしくそう、って感じで。


かつてはこれらひとつひとつのモノがそれぞれかけがえのない役割を担っていて、それぞれにいろんな思い入れを投影する余地が相当あったわけです。


それが今や、スマホひとつあればだいたい用が足りてしまうわけで。


昭和の頃はオーディオやヴィジュアルのガジェットを熱心に語る中高生男子はそんなに珍しくなかったと思うのですが、今はもっと細分化されたサブカルチャーというか重度オタク的な分野になってしまったような。

クルマにしても案外そんなもので、かつては自分の行きたい時に行きたい所へ、他人の介在なしに思うままクルマを駆るということがとてつもない憧れに感じられたわけですが、今はそういう欲求自体がさほどのことでもないような。


生活面の情報量も圧倒的に違う。
以前はテレビやラジオ、新聞や雑誌のマス情報でそこそこ満たされていた気がしていたのが、ネットでこんなに個人がつながれるなんて想像もしてなかったですもんね。



とにかくいろいろ変わったものだなあ、と。



とりとめもなくそんな感想を抱きながら、忙しくまた1年が終わろうとしています。
皆様どうぞよいお年をお迎えください。

コメント
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