エチュードの頃

思いつきを書きとめておくために。

YMO Selfservice をVMware Player上で再生する

2020-11-28 | TV・音楽
懐かしネタの部類ですね。


昔何かの時に衝動買いして、当初少し再生したもののその後はほとんどしまいっ放しだったCD-ROM「YMO Selfservice」。

久しぶりに見てみようとPCにセットするも、さすがにWindows10ではエラーが出るだけで何ともならないんですね…

web情報を探ってみてもWin10で動かした人はいないようで。というかそれ以前にこのソフト自体がすでに骨董品ですし。
昔WinXPでどうにか再生できた覚えはあるんですが。

と言っても古いPCを引っ張り出してきてあれこれするほどでもなぁと思っていたら、VMware Playerで起動させてる方がいらっしゃいました。
【VMware Player】Y.M.O.結成20周年記念CD-ROM『YMO SELFSERVICE』を起動させたくて、Windows2000 Professional版をインストールしてみた - 日々平穏 

かつてのVMware Playerは仮想ディスクを作るのにちょっと裏技が必要でしたが、今は普通に新規作成でいけるようなので、XPのインストールディスクを探し出してチャレンジ。

いきなりインテルVT-dが有効になっていないと怒られたので、BIOSで有効にしたらどうにかインストールが進み、終盤でも何やらが見つからないとかメッセージは出たものの、何とか完了。
VMWare Playerからは物理ドライブに普通にアクセスできるので、CD-ROMから再生してもいいですがちょっと引っかかりが出たのと、いずれいろんな意味でディスクが読めなくなったりする恐れもあるので、バックアップの意味も込めて仮想ディスク内にデータを全コピしておきます。


それで再生した内容はというと…まあ…全てが懐かしい。
ただ、購入した当時でもコンテンツとしてはどこか物足りなさを感じてたんですよね。だからしまいっ放しになっていたとも言えるんですが。
ちょうど「マルチメディア」がもてはやされた頃のことで、いろいろと野心的な作りなんですが、入っている情報そのものは普通にDVDと書籍で構成してもらった方が見やすかったよなあと。
収録されている動画や音楽の品質も、当時のハードウェア基準なのでとてもチープだし、楽器をクリックすると音源が楽しめるとの触れ込みも、確かに画面上でクリックすれば音が出るのは本当なんだけど、そのレスポンスが良くないので一音一音「音を出してみる」というレベルでしたし(購入する前はちょっと演奏じみたことが体験できるのかなと想像してたんですが)。

まあ20年以上前のCD-ROMに今さら文句つけても仕方ないので。
今の技術で改めて企画してもらえたら、とてつもなく楽しめる作品になりますよ。きっと。
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117と177

2020-11-20 | 思い出
NTTが提供している電話サービスですね。
117が時報、177が天気予報。

旧名・日本電信電話公社の頃から提供されていましたが、今や知らない方は全く知らないでしょうね…
知っていても、スマホ全盛の現代ではもはや使う機会がないですし。
かく申す自分も、117へ通信確認にごくまれにかける程度で、177はたぶん30年以上のご無沙汰のはず。
(この記事を書くにあたって調べてみたら、今でも提供されてるんですよね。まだまだ需要はあるのかな?)
https://web116.jp/phone/telephone/#117_title
https://web116.jp/phone/telephone/#177_title



昭和50年代、どっちがどっちのサービスなのか紛らわしいと思っていた子供時代。
ある時、通りすがりの公衆電話の置き台に公式風の語呂合わせが書いてあり

117(ピッ ピッと 鳴る)
177(天気に なれ なれ)

…おおっ!
素晴らしい!
これなら間違いようがない。


というわけで、それを見つけて以来バッチリ区別ができるようになったという思い出。



昭和の当時は、前に書いた0100111もそうですが、固定電話機も結構立派な情報端末だったわけで。
自分にとっては電卓同様、日常生活における興味の対象のひとつでした。

時報サービスは時計合わせに必須でしたね。
まあテレビやラジオの時報で合わせてもいいんですが、クォーツ腕時計を買ってもらってからは月に数秒ずれるのも気になって、しばらくはわざわざ電話をかけてまでピッタリに合わせてみたかった、という個人的事情。

昔の普及型時計は2,3分くらいズレるのは当たり前だったですね。電池式だったりゼンマイ式だったり。
電源周波数同期型は別ですが。当時(1970年代)のヒカリサンデスクに付いていたシチズン製の時計や、ナショナルのパタパタ式デジタル時計は案外正確だったのを覚えています。
電力会社が電源周波数をしっかり管理しているからだと知ったのはもう少し後のこと。



天気予報サービスは、時報に比べると利用頻度はぐっと少なかったですが、何か楽しみな行事があるとテレビの情報だけでは不安であえて電話で確かめてみたり、たまに旅行に行くのに市外局番+177でその地方の天気を聞いてみたりとか。



どちらも今は本当、必要なくなったよなあ…スマホは言うに及ばず、テレビなんか結構詳しく説明してくれますし。
逆に、今ではどんな使い道があるのかを知りたい気がします。
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