エチュードの頃

思いつきを書きとめておくために。

最後の「間違いだらけ」

2006-01-31 | 
昨年から待っていた「間違いだらけのクルマ選び」、ついに出ました。
今回は最終版。
著者の体調不良その他の理由から最終回となった模様。
これでもうクルマの本を買うこともなくなるかなぁ~…


…が本屋でパラパラっと立ち読みすると、何ですかコレは。
ただの総集編じゃないですか。
頭から終わりまで、以前読んだ内容ばかり。

これではいくら何でも買えませんよ…
前の版を全然読んだことのない人ならともかく。


多少でも新型車の評論があって、その後に過去を振り返るとか。
そういうパターンなら歓迎できたんですが…

少しも試乗レポートできないほど衰えたのなら、前回で一旦完結としてですね。
今回のような本は懐かしの総集編、みたいな出し方なら良かった。


まぁ、ひとつの時代の終わりですな。
クルマ趣味というものがサブカルチャーの一ジャンルに過ぎなくなってしまった現在、「間違いだらけ~」も当初の一般人向け啓蒙書という趣旨から外れ、単にマニア向けの本でしかなくなってしまったわけですし。


徳大寺氏には、余生をゆったり楽しんで頂きたいと感謝の意を込めつつ願うばかりです。
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百均クオリティ(その2)

2006-01-29 | PC・小物
以前買った時計はどうやら今でも動いております。
ところが…
1~2ヶ月毎に5分は遅れるという、もはやクオーツとは言えない精度ぶり。
まぁ昔のゼンマイ時計と比べれば…って、やっぱり百均の時計は買わないに越したことはないようです。


で今回は性懲りもなく「温度計ならどうか?」ということで買ってみました。


なかなか良好なデザインではないでしょうか。
このカタチで105円は結構嬉しい。

しかし…
早速精度に問題あり…
他の温度計と比べると1℃ほど高く表示されております。
ただ取説には

「製品仕様」として「精度:±2℃」(!)とあったり、
「これより精度を要する温度管理には精密温度計をお買い求めください」

とキッチリ予防線が張ってあります。

仕様です、の一言で片付けてしまうあたり、まるでコンピュータソフトの世界。

予防線を張られているのでそのへんは諦め、普通に使い始めてみました。


翌日、意表を突いて表示が消えておりました。
よくある電池の接触不良を疑ってみましたが、そうでもなさそう。
で電池を強く押さえ付けるとフワッと表示が現れたり、また消えたり。
回路自体が壊れている訳ではなさそうなのですが、これでは役に立ちません。

100円なら「ジュース飲んだつもり」で捨ててしまっても良いわけですが、折角なので修理に挑んでみました。


電池の両側にあるビスを外すと構造体が分離します。
電池用の端子板が外れかかってるのか?とハンダ付けし直してみたりしても状態変わらず。

でも基盤むき出しの状態で電池を押さえ付けると表示が点くんですねぇ。

もしや?と基盤の裏側を見てみると、指で支えていたあたりにチップ抵抗があります。
その片方のハンダがろくに付いてなかったというオチ。
ハンダを盛ってやったら平穏無事に動作し始めました。


今回はうまいこと直ったので良かったけど。
百均の電子機器はスリルを味わいたい時のみ買うことにした方が良さそうです。
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喪失感

2006-01-25 | 思考
今回の堀江氏の逮捕劇で、奇妙な喪失感を覚えております。

各局の報道を切り替えつつ、貪るように見ている自分。
事件発覚前、ライブドアオートのCMは「何だありゃ」と軽く笑い流していたのですが…

意に介さなかったつもりでも、知らず知らずホリエモンに情が移ってたりしたわけです。


1986年、岡田有希子氏の自殺の時は。
あの時もさほど関心がないはずなのに、気が付くとテレビにかじりついてました。
その日、NHKの昼のニュースでちょこっと出た(自殺未遂との報道だったか)だけで、その後どの局も何事もなく進行。
2時になって、梨元氏が例の調子でいち早くサンミュージック本社に突撃をかます場面が流れて、その時には未遂が自殺になっていたというのが強烈な印象だったっけ。


今だったら若手歌手なんて全然判らないから、「誰だそりゃ」と当時の中高年と同じく極めて無関心でしかいられないでしょうけど。


要するに多少なりとも関心があって、しかも憎からず思ってたりすればつい影響を受けてしまうわけで。
早い話がイメージ戦略にごく弱いたちなんですな。


まあ今回は自殺とは違うので、またすぐ現れて人を騒がすことでしょう。
政治家なんぞは何度でも復活してくるし…
堀江氏なんかまだ全然若いしなぁ。


バッシングの嵐の中、ムネヲ氏が独房の生活ぶりについて語らされていたのが唯一笑えるネタだったり。

「私は貧乏な生活でしたから“此処の方がずっとマシなんだ”と思って耐えておりましたけどね」
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ライブドア祭り

2006-01-21 | 思考
なんつーかですな。

ホリエモン氏のキャラクターは決して嫌いではありません。
テレビでの露出過多でトクしている面もあると思われますが、まあちょっと真面目な部分も垣間見えたりしてそれなりに人間味を表現できてます。

一方ライブドア自体は、果たして「IT企業」かと言うとただポータルサイトを持ってるだけじゃんかという程度の会社。

てなわけで、今取り沙汰されている事件そのものは「ホリエモンは今後どうするか」という点以外にさほど興味はないのです。


しかしですね。
まだ逮捕もされてないうちから
「関係ない」だの「ミスった」だの
「提携解消を検討」だの。


一応あれだけの急成長を遂げて、諸々の批判を浴びながらも現実問題として一目は置かれていた訳です。
(カネだけに、かも知れませんが)
だからこそ自民党も担ぎ上げようとした、経団連入りもした、フジテレビは(嫌々ながら)提携もした。

それがそういう手の平の返し方というのは、何ともイヤラしくないですか。
あまりに青臭いかも知れないけれど。

錬金術も褒められたものではないですが、その程度の世間もどうと言う事もないのでは。

かえって小泉総理の
「会社が面接して採用した人間が悪い事したら、採用が悪いと言えるのか」
と開き直った言い分の方がよほど清清しく聞こえます。
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依然としてムネオハウス

2006-01-20 | TV・音楽
久々に記事が出たと思ったらまたソレかよ…と思われそう。


しかしこれほど特定アーティスト?のアルバムを聴き込んだのは、最近では(でもないが)直訳ロックで名を馳せた王様以来でしょうか。

王様、今どうしているんだろうと思ったら立派に活躍されているようです。


さてムネオハウスで今猛烈に気に入っているのは、13th「君に、宗キュン。」の「tokyo yabai」
ムネオネタというほどではありませんがとにかく曲として気持ち良い。
この1週間ほど通勤途上で聴きまくっております。

アルバムのタイトルとジャケットが今ひとつと思えたために手を出すのが遅れたものですが、外見が中身を表しているわけでもないのは成り立ちからして当たり前なのでした。


普通のアルバムで焼いてないのは残り2枚となり、さすがに「こんなもんかな」と落ち着き出したところではあります。
半導体オーディオの購入予定は当面ないので、次はベストCDでもちまちま作成する予定です。(ぉぃ
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日本酒(゜д゜)ウマー

2006-01-09 | その他
最近日本酒が美味くて大変です。


前は独特の臭いが気持ち悪く、もっぱらビール党でした。
が、減量作戦で断ビール(作戦成功の後は一部復活させましたが)した時に体質が変わったのか。

ふとしたことでとある純米酒を試してみたら、これが実にイケる。
何だか水のようにスイスイ入っていくではないですか。
それまで、飲んだ直後に胸にカーッと来てオエ~となっていたあの感覚が全然来ない。

慣れてくると純米酒でなくてもそこそこ飲めるようになってきたりして。


しかも結構酔う程度(3合ぐらいですが)に飲んでも翌日に後を引かない。
ビールでそれだけ酔ったら、次の日は仕事に若干支障が出ます。
胃に圧迫感もなく、安心して酔える気持ち良さ。

その上安い。
ビールあたりが常に増税と戦っているのと比べると、日本酒は需要が伸びないこともあってか税体系議論の俎上に乗ってきませんよね。


(それで正月も調子づいて飲んでたら、少々血を吐く羽目に陥りましたが)


問題は「日本酒は太る」という通説ですが、これはもう少し経ってみないと分かりません。
自分としては、日本酒はとりあえずつまみを必要としないところがビールよりも太る要因を減じていると思えるのですが。
ビールだけで晩酌、というのは少々無理がありますが日本酒ならそれだけでチビチビやれますので。


しかし、40歳を目前にしてようやく日本酒が分かったという…
相当スローペースで人生を送ってますな。
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電気の家庭科学

2006-01-04 | 思い出
だらけた正月、デスクトップに設定した内外無線の写真を眺めていてふと思い出す。


そういえば仙川にも似た感じの名前の電気屋があったなぁ…


何度も書きますがネット時代の便利さです。
ヤフーで地図を探してみたり地域情報をたどってみたり、でも割合簡単に見付かりました。


それは電気の家庭科学 仙川店

利用の際は「家庭科学」と呼んでおりました。
「内外無線」と一字も合ってませんけど…何となく語呂が似ていた気がして(無理矢理~

店舗の規模は内外ほどではありませんでしたが、案外奥行きがあってオーディオコーナーなんかもあったり。
80年代当時、周辺にそんなに目玉なお店がない中で、いろんなものが比較的良心的な値付けだった記憶があります。
小物中心でしたがよく利用させて頂きました。


ただそれだけなのですが。
ネットで見る限り今も健在のようです。
というかそのこと自体がむしろ意外で。
(失礼で済みません)

いつ撤退していてもおかしくないような規模のお店がきちんと残っている。
それに比べて拡大路線でものの見事にコケた内外無線。



新年早々、どうでもいい物思いに耽るひととき。
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至福の正月

2006-01-03 | 思考
今年の正月は久々に元旦・2日の連休、しかも来客もなし。
お陰で10年振り位でちょいヒッキーな寝正月を満喫しました。

いい加減な頃にノロノロ起き出してきたら、さあテレビをつけっ放し。
例年どうなのか判りませんが、今年はお笑いブームらしく芸人さん本来の芸がストレートに楽しめる番組が多くて良かった。
コタツでぬくぬくしつつ適当に腹を満たし、雑誌を傍らにテレビにうつつを抜かす。

いつしかうたた寝。
目が覚めても同じ体勢で自堕落。


日頃の疲れが一気に飛んだ気がしましたね。


そもそも親父が寝正月を決め込むタイプでしたので、知らず知らず継承してしまいました。
寝正月というと子供の教育面ではどうかと思いますが、自分が育った環境に籠もるのは麻薬的な快感があります。
まぁ今回はあまりに久しぶりだったので余計体にしみ渡った気がしたのでしょう。




子供の頃はそんな正月の退屈さが結構嫌だったんですが。

高校時代あたりから食事以外は自室で好きな事をするようになります。
大学~社会人(独身)の頃は、友人と大晦日に集まって元旦解散、家では寝通しというパターン。


…今書いてみて気付いた。
「自室で好きなこと」って要するにテレビだったし…
騒ぐのはあくまで外で、家でダラクしてる状態に変わりはなかった…と。

結局退屈かどうかの判定は、
そこに映されているテレビ番組が他者にイニシアティブを取られているか否かにかかっていたと。


…己の反骨?精神ときたら高々そんなもん…
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謹賀新年

2006-01-01 | PC・小物
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

-さて。
このところご無沙汰しております。
何しろ公私共にトピックがない上、最近は脳も活動を止めてしまったかのように何も考え付かない状態が続いているのです。

ま、思えばそういう時これまでは「何とかシリーズ」でつないだわけですが。
とりあえず今のところそういうものすら繰り出すパワーがない。

そんな訳で極めて安易ですが面白作品紹介でブログ存続の証としておきます。

最近のお気に入りは
「日本の形」シリーズ。
ラーメンズという人達が出ているそうです。

土下座のお作法

寿司のお作法

真面目な教育ビデオの形を借りたお笑い作品。
こういうのって意外と目にできないので嬉しいです。
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