エチュードの頃

思いつきを書きとめておくために。

トイレの消臭剤

2005-01-31 | その他
少し前、たまたま某ホームセンターのトイレに入ったら、置かれていたのが「消臭元」

普通こんなのはどうという感想を持つこともなく忘れてしまうものですが、その時は違った。

ブルーの「ウォーターマリン」という香りが、自分にとってはとてつもなくインパクトがあったのです。


だいたいトイレの芳香剤なんて、昔からラベンダーとかキンモクセイとか、定番モノしか選択肢がなくて当たり前でした。
しかも「いかにもトイレ臭いニオイだね」等とけなしながら使うのが常でした。


それが!
トイレにこんなキャンデーのような甘美な香りを持ち込んで良いのだろうか!
(甘党なんです)


と、いささか興奮気味になってしまい(←馬鹿?)トイレを済ませたすぐ後にその「ウォーターマリン」を衝動買いしてしまいました。

その後数ヶ月というもの、我が家のトイレに入るのが楽しみで楽しみで(w
香りひとつでこんなに世界観が変わるとは…


いったん空になったので、今度はオーソドックスにいってみるか、と「ラベンダー」を買ってみたもののこれは大失敗。
昔ながらのあの臭い…あぁツマランつまらん。
何のヒネリもないじゃんか。

といって捨てるのも勿体無く、空になるのを待ちわびて今度は間違いなくウォーターマリンを選択。


やっぱコレだよコレ…あぁめくるめく官能のひととき(変態か?


このシリーズは他にも「白桃」「青りんご」「ワイルドストロベリー」等と、およそトイレ関連製品らしからぬラインナップを揃えてきているのです。
この製品がある限り、楽しみな時間が増えそうです。
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Plamo Linuxで苦労してみる(その12)

2005-01-29 | linux(plamo)
使っていた間に気になった点のうち、最大の問題点を挙げますと。



それは「掲示板の表示が突然消えてしまうことがある」ということ。
もっとも掲示板のデータそのものが消えるわけではなく、消えるのはあくまでその表示順序等を管理しているファイルですが…

これはBBSでも時々取り上げられていましたが、どうもプログラム上の問題のよう。


/var/GSDATA/bulletin/group/0/index(共通掲示板の場合)というファイルに掲示板を管理するデータが入ってまして、これの更新タイミングがたまたま悪かったりすると内容が消えてしまうことがあるようなのです。

頻度としては月1程度でしたが、このソフトの性格上、ある意味致命的(笑)な問題ではあります。


まぁオープンソースなのでソースコードの読める方はご自身で改良されると良いと思うのですが、自分は当然?判らないので専ら対症療法を取っておりました。

具体的には、このindexをcrontabで定期的にバックアップでも取っておき、障害が発生したら手作業で書き戻す、というのが最も手っ取り早い。
ただバックアップのタイミングによっては、すでに内容の消えたindexファイルを知らぬ間に上書きしてバックアップファイル自体が無意味になってしまう、という事態もあり得ます。(実際ありましたがw)


それでやむなく手修正をする時のために、その方法をざっと記しておきます。
(できれば正常に動いている時に一度確認されておくと良いと思います)
中身は単純なテキストファイルなので、viでも何でも好きなエディタで作れます。


/var/GSDATA/bulletin/group/0/に、indexの他に例えば「15」「22」「23」というファイルがあったとします。

この数字名のファイルが掲示データの入ったファイルです。
数字は投稿のつど加算して付番されるようです。
従って数字が大きいほど新しいデータということになります。

中身を見るとタイトル、本文等の他に「limit=」の行があるので、その数値をそれぞれメモしておきます。

このlimitが掲示の有効期限で、見ればすぐ判りますが「yyyymmddhhmmss」の形式になっています。
なお「無期限」を指定した場合は「-1」になります。


ここでは例えば下のようだったとします。

ファイル名  有効期限
15    20050120000000
22    -1
23    20050128000000

これらを把握した上で、indexの編集に入るわけです。
まずはindexのコピーを取って

# cp index index.new

わざわざコピーを取るのは、indexをじかに編集すると保存する時に怒られて保存できない場合があるからです。
よって、コピー先の名前は任意です。

そしてコピーしたファイルに、把握した内容を踏まえて下記のように記述します。

23,0,23,20050128000000
22,0,22,-1
15,0,15,20050120000000

行の並び順は掲示板での表示順です。
これは基本的に新しい順ですので、データファイル番号の大きい順となります。

「xx,0,xx,」の部分は、左から順に「表示データ名,親子関係,親データ名」。
レスが付いていなければ左と右が一致します。
そして中央の数字は、そのデータが掲示板での親データならば「0」、レスデータなら「1」。

例えば「25」の親データに「27」「29」のレスが付いていた場合は

25,0,25,20050128000000
27,1,25,20050128000000
29,1,25,20050128000000

といった具合。

他に添付ファイルがある場合等、いろいろ試しておくといざという時に困りません。


…で、最後にこのファイルをindexファイルとして上書きして完了。

掲示板を見てみると、無事に復活できたことがわかります。
もし変なエラーが出た時は、ゼロが1個足りなかったとか親子関係を間違えていた等のケアレスミスが必ずあるはずです。



…と、まあこんな欠点はありましたが素性は良いソフトで、およそ1年にわたって大いに活用させて頂いたというわけです。
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Plamo Linuxで苦労してみる(その11)

2005-01-28 | linux(plamo)
いよいよGroupSessionの本体。


GroupSessionのHPからgsession-class-*.*.***.tar.gzを入手してから…

# tar zxfv gsession-class-*.*.***.tar.gz
# mv gsession /opt/jakarta-tomcat/webapps  ←出来上がったgsessionディレクトリごと移動


できればここで、HELPファイルもインストールしてしまう方が良いでしょう。
これをインストールしないと、HELPを見ようとするとJTSのオンラインヘルプに飛んでいってしまう上に、後でインストールした場合には後述するweb.xmlの設定が元に戻ってしまい、設定作業が二度手間になってしまいます。

ですから本体と同時にgsession-help-*.*.***.tar.gzを入手しておくのが賢明です。
ここでは/tmpへDLしたものとして…

# tar zxfv gsession-help-*.*.***.tar.gz
# cd /tmp/gsession
# mv help /opt/jakarta-tomcat/webapps/gsession/.


これから設定作業です。

# cd /opt/jakarta-tomcat/webapps/gsession
# /opt/java/bin/java -jar Install.jar

いくつか指示が出ますが、サーバ名をxxxxx(自ホスト名)と入力し、他はデフォルトのまま進めます。
この場合、他機からのアクセス先は「http://xxxxx/gsession/servlet/gsession」となります。
(デフォルトだからと気楽にポンポン進めてしまうと、後でどこにアクセスすればいいのか判らなくなったりします。←自分ですが…)

次に、/opt/jakarta-tomcat/webapps/gsession/WEB-INF/web.xmlの編集。
最終行</web-app>の前に下記を追加。(Tomcatバージョンが4.1.xの場合)

<servlet-mapping>
<servlet-name>invoker</servlet-name>
<url-pattern>/servlet/*</url-pattern>
</servlet-mapping>


終わりましたら、試しに起動してみます。

# $TOMCAT_HOME/bin/startup.sh
# /opt/apache/bin/apachectl startssl

念のため、終了はこのように。

# $TOMCAT_HOME/bin/shutdown.sh
# /opt/apache/bin/apachectl stop

ちなみに起動でも終了でも「$TOMCAT_HOMEが判りません」と怒られることがありますが、その時は$TOMCAT_HOMEに設定したディレクトリをフルパスで打ち込めば大丈夫。


自機及び他機のブラウザにてhttp://xxxxx(←サーバホスト名)/gsession/servlet/gsession/と入力してみると、正しく作業できていれば無事、ログイン画面が表示されるのですが…

もし画像が×印になっていたりする時はどこかがおかしい。
自分の場合、上述のweb.xmlのことをBBSで知り、何とか脱出できたわけですが。
Tomcatのバージョン等の要因で、いろいろ手直しする個所が発生するようです。


無事に表示されたら、スーパーユーザ(UserID = admin Password = admin)でログイン。
後は一般ユーザなり管理者なりを好きに登録して、やっとこさ社内公開と相成ります。


さて、インストールに苦労した割に使い方は実に簡単で、ヘルプをさほど見ることもなく使えるようになります。
何しろ掲示板がでっかくて、掲示効果は抜群。
バーンとみんなに伝えたい!という目的にはこれ以外にないのではないか?とも思えるグループウェアです。


…が、何にでも欠点はあるもの。
次回は問題点をひとつ挙げてみます。
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Plamo Linuxで苦労してみる(その10)

2005-01-27 | linux(plamo)
準備その3 Tomcat(アプリケーションサーバ)


ApacheのサイトよりTomcatバイナリ版を入手。

バージョンによってGroupSessionの動作に影響するようですので要注意。
自分はTomcat4を使っていますが、違うバージョンをお使いになる場合はBBSをくまなく読んで(または質問して)情報を得ると良いと思います。


で、例によってインストール。(/optにDLした場合)

# cd /opt
# tar zxfv jakarta-tomcat-4.1.x.tar.gz
# mv jakarta-tomcat-4.1.x jakarta-tomcat

続いて、環境変数の設定。(Tomcatの起動に必要)

# export JAVA_HOME=/opt/java
# export TOMCAT_HOME=/opt/jakarta-tomcat

Tomcatを起動してみます。

# $TOMCAT_HOME/bin/startup.sh

ちなみにこれら3行(環境変数の設定と起動)は/etc/rc.d/rc.Mにあるhttpd起動用記述の直前に追記しておくと、自動起動できて便利です。


起動したら、まずは自機からアクセステスト。
webブラウザにてhttp://xxxxx(←自ホスト名):8080/と入力。
正常に起動できていればTomcatのページが表示されます。

確認できたら、ひとまずTomcatを停止します。

# $TOMCAT_HOME/bin/shutdown.sh



準備その4 ApacheとTomcatの連携設定。


手始めに「http://jakarta.apache.org/builds/jakarta-tomcat-connectors/jk/release/v1.2.2/bin/linux/i386/」より
mod_jk-1.3.eapi.so(Apache1.3のSSL対応モジュール)を入手、

と、書いてはみましたが、今はこのページが見当たらない…

Apacheのサイトで「Tomcat Web Server Connectors」の近辺を探してみましたが、そこにもそれらしいモノがない…

どうすれば良いのでしょう?教えてエロい人!

って感じですが、実はこのあたり、当時も悩んだところなんですよね~。
まずGroupSessionの説明には「mod_jk-01.so」とありますが、2003年8月の時点でそれが存在しない。
これが「mod_jk*.so」という名前なら何でも?良いのだ、ということに気付くまでさんざん彷徨ったのですが。


もし今やるとしたら、ApacheとTomcatの連携はどうすれば良いんですかね。
ヒントになりそうなのはこのあたり?とも思いますが、ざっと見ただけなので何とも…
もしかすると今では全然違うやり方になっているのかも知れません。


仕方がないのでここでは当時のやり方のみ記しておきます。

1)入手したモジュールの移動および名称変更。

# mv mod_jk-1.3.eapi.so /opt/apache/libexec/
# cd /opt/apache/libexec
# mv mod_jk-1.3.eapi.so mod_jk.so

2)/opt/apache/conf/httpd.confの編集

最終行に下記の記述を追加しておきます。

include /opt/jakarta-tomcat/conf/mod_jk.conf

3)GroupSessionのHPから「mod_jk.conf」「workers.properties」を/opt/jakarta-tomcat/conf内にコピー。
※両方とも、解説文の中に微妙にリンクが張ってありますので(笑)よく見てください。

4)mod_jk.confの編集

「(TOMCAT_HOME)」とある記述を全て「/opt/jakarta-tomcat」に修正。


今になって他のサイトをいろいろ見てみると、これだけでは何か足りない作業があるようにも思えるのですが(8080ポートを使わないようにする、とか?)まぁ自分の時はこれで無事に動いたので良しとします。



次回はいよいよGroupSessionの導入です。
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Plamo Linuxで苦労してみる(その9)

2005-01-26 | linux(plamo)
準備その1 Apache(Webサーバ)。


まずはPostgreSQL on Plamo Linuxから、以下のファイルを入手。
(以下、自分が入手した時点でのバージョンです)

WWW/apache_mod_ssl-2.8.15-1.3.28-i386-1.tgz

以下のファイルも全部…
それぞれ何らかの形で相関していて、ひとつでも欠けるとうまく行かないようなので、初心者としてはとにかく全部入れてしまいます。

WWW/mm-1.3.0-i386-1.tgz
WWW/curl-7.10.4-i386.tgz
Network/imap-2002b-i386-1.tgz
Network/net-snmp-5.0.8-i386.tgz
Network/openldap-2.1.22-i386-1.tgz
Database/db-4.1.25-i386-1.tgz
Database/postgresql-7.3.4-i386-2.tgz
Develop/expat-1.95.6-i386-1.tgz

いずれもinstallpkgだけで簡単にインストールできます。

すべてインストールし終わったら、/opt/apache/conf/httpd.confを各自の環境に合わせて編集。

1)サーバ名の記述
「#ServerName=localhost」のコメントを外し「ServerName=XXXXX(自ホスト名)」に書き換える。

2)セキュリティ設定行の追加(Apacheバージョン等表示を抑制するため)
ServerTokens Prod
ServerSignature Off

3)アクセスログ出力の抑制(ローカルからのアクセス分)のための修正
※ローカルからのアクセス頻度等をチェックする必要がある場合は変更しません。
SetEnvIf Remote_Addr xxx.xxx.xxx.(←ローカルのネットワークアドレス) local_zone
CustomLog /opt/apache/logs/access_log common env=!local_zone(←「env=!」以降が追加部分)


以上が完了したら、httpdを起動。

# /opt/apache/bin/apachectl startssl

起動できたら、自機及び他機からアクセスしてみます。
ブラウザからhttp://xxx.xxx.xxx.xxx/(←サーバ機のIPアドレス)を入力。
正常ならばApacheのページが表示されます。



準備その2 Java(J2SDK:Java開発環境)

SunのJ2SEのページよりJ2SE SDKを入手(自己解凍バイナリ)。
ちなみにJavaについてGroupSessionのインストールガイドでは単に「jdk1.3」としか記載されていませんが、これが全然見つからないのですよね。
結局Javaの歴史を勉強して「JDK」がバージョンアップして?「J2SDK」と呼ばれるに至ったと判り、やっと上記サイトを探し当てたという次第です。

無事入手できましたら、早速インストール。

# chmod +x /tmp/j2sdk-1_4_2_<version>-linux-i586.bin ←実行アクセス権の設定
# cd /opt                       ←/optにインストールする
# /tmp/j2sdk-1_4_2_<version>-linux-i586.bin
# mv j2sdk-1_4_2_<version>-linux-i586 java


次はTomcatになりますが、次回に続けます。
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Plamo Linuxで苦労してみる(その8)

2005-01-25 | linux(plamo)
Sambaが使えるようになったところで一安心したいところですが、休む間もなくグループウェアに挑戦とばかり、いろいろ調査してみました。



当時の職場の問題点は、会社や部署からの情報が社員全体にうまく行き渡らないこと。
シフト勤務で全員が一堂に集まる機会がほとんどない、ということもあるし、社員自身も噂話以外は他の人に広めない(笑)ようなところもあったりして。

それで「昔ながらの掲示板を作って、紙で掲示するか」とか「社員全員分の書類トレイを用意して、連絡事項を入れておいて各自出勤時に見てもらうか」とか検討したこともあったのですが、やっぱり紙ベースでは作業的にも資源的にも無駄が多い。

そこでグループウェアを使ってみたいと考えましたが、費用的にNTサーバとかを買う許可が降りるはずもなく、かといってWin98ばかりではサーバとして連続稼動させるわけにもいかず。


そんなときにLinuxがどうにか動く状況になったので、いよいよこれを活用してみることにしたわけです。
(なお、Linuxの安定度はさすがで、通常の稼動状況(←試行錯誤中でない、という意味)でフリーズなどしたことは一度もありません。半年や1年の連続運転は全く問題なしですが、これは案外PC-9821の頑丈さのお陰もあるかも)


サーバができたとはいえ、グループウェア導入自体はあくまで「その有効性を確かめるための実験」という位置付けであり、いずれにせよ現金支出は許されません。(笑

幸い、Linux向けフリーのグループウェアはいくつか出ております。
それらを比較検討した結果、自分のところにはGroupSessionが良いという結論になりました。

理由としては、まずwebアプリであったこと。クライアント側の構成に手を付けなくて良いというのは結構魅力。
そして当方の目的が「掲示板」メインでしたので、GroupSessionのレイアウト(トップページ一杯に掲示板が来ている)が最適であったこと。
他のは大体が個人情報管理のためのレイアウトになっていまして、勿論その方が一般的だし、一人一台の環境なら確かに使いやすいのですが、自分達の職場では「クライアントPCを部署単位に1台」という完全なる「紙の掲示板代わり」を想定していましたので、トップページにいろいろ並んでいるとむしろ本当に伝えたいことがボケてしまう恐れがありました。


問題は動作環境が「PII400MHz以上、256MB以上推薦」という部分ですが、まぁクライアント数も10台程度だし大丈夫じゃない?というノリでやってみました。
実際P120MHz、80MBでも決して落ちることはありませんでしたよ。
(レスポンスに影響が出ていたかもしれませんが、ISDN64kと同等の感覚だった、というとやっぱり遅いのでしょうか?)


それでもとにかく所期の目的は十分達成できまして、1年ほど使う間にその有用性が認められ、今度は業務全般に渡る管理システムの導入(これはXPサーバ+Oracleによる、それなりの価格のパッケージです)が決まったところでその役割を終えたのです。

もし「業務改善やってみたいが金が無い」と悩む方がいらっしゃいましたら、粗大ゴミPC+Linux+フリーウェアで業務への活用状況をひとまずざっくり検証してみる、というのもひとつの手かと思いますよ。
勿論やってみて無駄だったと分かるケースもありますが、もともとタダなんだから惜しげもなく捨て去れます。
(実は導入に苦労し過ぎて、それゆえに却って愛着が湧いて捨てられなくなったりするのですがw)



さて、GroupSessionの動作には他にJava,Tomcat,Apacheが必要だということですので、それらも準備することにします。
(インストールは次回に…)
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ダイシン百貨店、リニューアル後

2005-01-23 | 大田区

内外無線のことがあったのと、また、ダイシンへは改装直前に行ったきりになっていたこともあって、今回久しぶりに大森に出掛けてみました。
(まあそれだけが目的ではなかったのですが、しかしそのためにはるばる高速乗ってくるなんて、我ながら馬鹿だよなぁ)

ことダイシンに関しては、まちBBSのダイシンスレで「改装後、いろんな意味でダイシンらしさが失われた」という趣旨の書き込みが結構あって、ちょっと気になっていたのです。



着いたのは22日の夕方。

…うむ、外観はさほど変わってないな…
最初、少し手前にあるブック館が目立っていて「おお、変わった?!」と勘違いしましたが本館はご覧の通り。

入口自体のレイアウトは変わらず。
(まぁそう変えられるものでもないか…)
そして何より、入口前歩道の自転車群は相変わらず。

中に入ってみると、とにかく驚くのが1階の大変な混雑ぶり。
改装よりも何よりも、まずそれに驚きました。
「年に一度の決算セール!」中のようで、余計に混んでいたようです。


で、改装の様子は?…たぶんいろいろと変わっているのでしょうが、しかし根本的な建物の構造が変わったわけではないので、トータルで受ける印象はまるで変わらない。
噂のタンデムレジは、改装、というよりもその混雑への苦肉の策、といった趣き。


人の波をやり過ごして、エスカレータまでたどり着くのに一苦労。
そして2階、3階、4階…と上ってみましたが、ウーンやっぱり変わってないなぁ。
もちろん売り場のレイアウトは大きく変わりましたが、醸し出る雰囲気はどこからどう見てもダイシン。
うぅ良かった!(嬉し涙


5階はエスカレータを降り立つといきなりおもちゃコーナーになっていて、その奥にはゲームコーナーと、まさに子供の衝動を誘うレイアウトに変身。(笑
そして残り半分を家電売り場としたのはなかなか大胆ですね。
そういえば他の階も同様の手法によるものか、前に比べるとどことなくスッキリ感が出てました。


気になる6階は幸いにも手付かずのよう(笑
昭和ノスタルジー度抜群の食堂で、子供とカツ丼を食べました。
冷水用コップの透明度がぐんと上がっていて、これは明らかにリニューアルされたようです…

前回来た時に気になっていた「ダイシンメール」ですが、面白そうなので空メール送って入会してしまいました。
自分にとっては全国どこでもリアルタイムで「ダイシンの」お買い得情報、ていうのが、とても無意味で何だか楽しい。
(遊びで加入してスミマセン…でも何だかんだ言って買いに来るよきっと)
そういえばダイシンのクレジットカードって、別に近所在住でなくても作れるんだそうです。
(尋ねたその後も、結局作ってませんが…)


あとサビサビで崩れそう、と恐れられている非常階段は、ブック館への連絡通路ができたためかその近辺については奇麗な塗装が施されていましたね。


ついでにその連絡通路でもってブック館まで行ってみましたが、本の品揃えはそこそこという感じ。
郊外のブックチェーン店のような品揃え。あくまで可もなく不可もなく。
まあ、なかなか見つからないような本を探しに行く所ではないのは確かです。
それでも記念に「るるぶ大田区」買いましたが。w



今回はあまり時間が無かったので、ほんとにザザッと、こんな流し見で終わってしまったのですが、結論としては「昭和テーマパーク」の面目躍如といったところでしょうか。
(こういう評価って、ダイシンサイドとしては全然嬉しくないんだろうなぁ…)


しかし、どうして全体的にそういう印象なんだろう?と考えると、自分が思うにやっぱり「天井の低さ」。
最近の店舗はたいてい天井高を結構高く取っていますから、天井が低いだけで古さを感じてしまいます。
しかも横方向の視界がなぜか妙に開けているので、なおさら縦方向に狭く感じるんです。
奥までよく見通せるからこそ、余計に上からの圧迫を感じるというか。

ただ、これははっきり言ってどうでもいいことでしょう。
ツボを押さえた品揃えと庶民的な価格さえ維持できれば、無理に新築する必要はさらさら無い。


他には店員さんの態度というか応対が、良い意味で昔風なのではないか、ということも感じました。
マニュアルを超越したところでの個人的裁量ですが、あるいは下町的、と表現した方が良いのか。
客が何かの段取りを間違えても「あ、それは本当はこうなっているんですよ~、でも今回はこれで受け付けときますからね~」みたいなやりとりが案外多い。
言わば個人商店の空気に似てるのですね。

ま、ここんところは、若い店員さんが増えると共に薄れていく部分かも知れませんが…


そんなわけで、ごく短い滞在時間ではありましたが、懐かしのダイシンを堪能して帰ってきました。





#内外無線はシャッター閉ざしたまま、例の張り紙がありました。
つくづく、あの目立つ場所での倒産て厳しいなぁと思いましたね。
夕暮れの寒さが実に身にしみました。

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Plamo Linuxで苦労してみる(その7)

2005-01-20 | linux(plamo)
Sambaによるプリンタ共有の設定。


Linuxでのプリンタ操作を一切考えず、あくまでWinからの出力を前提とするならば設定はそう難しくありません。
何しろSambaを通すだけで全部やってくれちゃうんですから。
(というか、印刷データ的には何も加工されずそのまま流れていくようです)
とはいえ、Plamo3.2ではプリンタ関係の設定がされていないようなので、Sambaの前にいくつかやることがあります。


(1)プリンタポートの認識

デフォルトではパラレルポートが認識されてません。
幸いモジュールはすでにあるので、これを組み込みます。

# /sbin/depmod -a
# /sbin/modprobe parport
# /sbin/modprobe lp

lsmodでparport,parport-pc,lpの3つが組込まれたことを確認。
この組込みコマンドはそのまま/etc/rc.d/rc.localに放り込んでおけば、OS起動時に勝手に組込んでくれます。
(こんな安直さでいいのだろうか?)

(2)/etc/printcapの修正

以下の行を追加。

lp:
  :sh:
  :sd=/var/spool/lpd/lp:
  :mx#0:
  :lp=/dev/lp0:

(2行目以下の行頭にはタブを使ってくださいとのこと)

それと、ここで指定した/var/spool/lpd/lpディレクトリはchmod 777しておきます。
ここまでできたら、いったんlpdを再起動します。

# lpc restart all


(3)プリンタの接続

まぁこれはいつでもいいのですが、パラレルポートにWindowsで普通に使えるプリンタを接続します。
Win側にこのプリンタのドライバがすでに入っていれば、後の作業が少し楽。
ちなみに自分の所ではEPSON PM-3300Cをつないでいます。


(4)Sambaのスプール出力先の設定

Linuxのディレクトリ毎の性格がよく分かってないまま、自分は増設HDDに/kyoyu/tmp(ひどい名前だなぁ)を作り、これもchmod 777してあります。


※※※ところでHDDの追加はこんな感じで行いました。※※※

もらい物の、素性の良く判らないHDD(4GB)をとりあえずIDEプライマリのスレーブ側に接続してPCを再起動。

# dmesg | more

として、システムからHDDが正常に認識されていることを確認。
確認できたら、

# fdisk /dev/hdb

で適当にパーティションを作成。今回は1個だけ作りました。

# mkfs -t ext3 /dev/hdb1

これでそのパーティションをフォーマット。
フォーマット後、マウントするポイント(ここでは/kyoyu)を作ります。

# mkdir /kyoyu

一応自動マウントのために、/etc/fstabに以下の行を追加しておきます。

/dev/hdb1 /kyoyu ext3 defaults 1 1

※※※


…さて、ここからSWATでSamba設定です。

・全体設定

load printers = yes
printcap name = /etc/printcap
printing = bsd

・プリンタ設定

「lp」を新規作成した上で

path = /kyoyu/tmp

としておきます。


上記以外は一切触らない方がいいみたいです。
最初「print command」「lpq command」「lprm command」を勝手に削除して登録したら、いくらデータを送ってもウンともスンとも…
あれこれ情報を探し回っても全く状況が変わらず、結構長い逡巡の後、いったんデフォルトに戻して改めて上の設定を行ったら、今度はすんなりOKでした。

まったくもって、生兵法は大怪我の元。


他に、もしかしたらadduserでsmbprint(ホームディレクトリ:/kyoyu/tmp、所属:root)を作る必要があるかも知れません。
(これを作業したかどうか忘れてしまったので)


SWAT設定が終わったら、nmbdとsmbdの再起動をかけます。
これでWin側からプリンタが見えるはずなので、最後にWin側のプリンタ設定。


Win側のプリンタ設定は、すでにドライバが入っていればそのプロパティで「ポート追加」し、無ければネットワークコンピュータからSambaプリンタを探してダブルクリック、あとは流れでドライバをインストールするだけ。
これまでのLinux上の設定に比べると、涙が出るほど気楽な作業です。


印字テストのプリントがちゃんと出れば万々歳。
これで自由自在にネットワークプリンタとして使えます。


ただ唯一の難点は、双方向通信ができないためインク残量等、プリンタ独自の情報は全く得られないことですが…
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Plamo Linuxで苦労してみる(その6)

2005-01-19 | linux(plamo)
さて、いよいよSWATを使ってSambaを設定します。

設定内容は/opt/lib/smb.confに反映されます。
ということは、このファイルを直接編集しても設定できるのですが、やっぱりGUIの方が何となくユーザーフレンドリーwですよね。



webブラウザのアドレス欄にhttp://xxx.xxx.xxx.xxx(←サーバ機のアドレス):901/と入力するとユーザ名、パスワードを聞かれるので、Linuxのスーパーユーザ(root)のものを入力します。

以下、設定内容(変更点のみ)を列挙。


・全体設定

coding system = EUC
client code page = 932
workgroup = XXXXX     ←既存のWindowsネットワークのワークグループ名に合わせる
netbios name = YYYYY    ←サーバ機のホスト名と一致させる(一致させないとDNS設定が不良となる?らしい)
encrypt passwords = Yes


・共有設定

(1)全員で共有するフォルダの作成例

※予め共有フォルダ(例:/home/kyoyu)を作成しておきます。
共有名等を適当に指定したら、下記の項目を設定。

writeable = yes
case sensitive = no   ←yesは不可(Windowsと不整合を起こすらしい)
preserve case = yes
short preserve case = yes
veto files =/*.eml/*.nws/riched20.dll/nttpodbc.dll/*.{*}/ ←ウィルスをばらまかないための対策、らしい

他に「write list = user001,user002」とすれば、この2つのユーザだけが書き込みできる、等の設定も可能です。

もしwin側に対して「.」で始まるファイルを見せたくない場合、仮に「hide unreadable = yes」と設定しても、Windows側で「隠しファイルを表示する」設定にしてあると見えてしまいます。
といって「veto files =/.*/」(ドットファイルを非表示にする目的で)とやってしまうと、win側では「.」「..」も見えなくなり不都合を起こす可能性が出るためNG。
結局、Sambaで公開するディレクトリはユーザのホームディレクトリを避ける(ドットファイルがそもそも存在しないディレクトリを指定する)ようにするのが良い、とのことです。


(2)ログインユーザ名により自動的にフォルダを振り分ける場合の作成例

共有名は何も考えず、ただ「homes」とします。
自分は当初違う名前にしましたがうまくアクセスできず、随分時間を無駄にしました。
ネット上を探し回った挙句「これ以外の名前ではうまく動作しない」との報告を見つけて納得した次第。

フォルダ指定は「%H」とするとログインユーザ名のホームディレクトリ(例:/home/user001/)、「%u」でログインユーザ名のついた任意のディレクトリ(「/mo/%u」とすれば/mo/user001/となる)の指定が可能。
また「フォルダの可視設定」をnoにすることで、各ユーザが自分のフォルダしか見えない状態になります。



なお、ごく普通の設定(変にアクセス権などをいじってない状態)でもWin側から書き込みできないという時は、共有指定したディレクトリの属性をチェックしてみます。
大抵はWinユーザに対して書き込み許可がされてない状態になっているので、一発

# chmod 777 ディレクトリ名

とすることでたぶん書き込み可能になります。
(いきなり777指定するところがいかにも乱暴ですが…)


これらの機能を利用して、全体の共有フォルダとは別に、指定ユーザのみアクセスできるフォルダや、ユーザ別の専用フォルダを用意することなどがいとも簡単にできてしまうわけです。

まったく、こんな凄いことがタダでできるんだから大変な時代になったものです。



ちなみに、その後行ったプリンタサーバの設定方法は次回に。
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Plamo Linuxで苦労してみる(その5)

2005-01-17 | linux(plamo)
Windows機のためのファイルサーバやプリンタサーバを手軽に構築できるソフトとして、Sambaがあります。
これについてはもう、実に多くの情報が出回ってますね。


インストールについて書こうとして、
「まずはPlamoのダウンロードページにある、Plamo/contrib/Networkからsamba2xx.tgzを入手します。」
…と始めようとしたら、今はもう3.x用のsambaパッケージは置かれていないようです。
isoイメージは置かれていますが、その中にsambaパッケージが入っているかどうかはよく分かりません。


というわけで、以下はそれがあった当時の記述、ということになります。ご容赦ください。



インストール自体は、そのパッケージをinstallpkgするだけで終わってしまいます。
ただし、自分が入れた時の「samba228パッケージ」はログファイル用ディレクトリ(/opt/var)が作られないバグがあるそうなので、それをmkdirする手作業は必要。

続いて「SWAT(Samba Web Administration Tool)」を使えるようにするための設定。

まずは/etc/inetd.confの編集。

#swat stream tcp nowait.400 root /usr/sbin/swat swat

という行のコメントを外し、「/usr/sbin/swat」を「/opt/sbin/swat」に修正します。

次に/etc/servicesの編集。
最終行に下記の行を追加します。

swat  901/tcp  #Samba Web Administration Tool

ちなみにセキュリティ的見地から、SWATの設定が終わったらいずれもコメントにしておく方が良いそうです。
(自分は今でも放ったらかしですが…)


それから、OS起動時にSambaも起動するよう、/etc/rc.d/rc.localの最後に以下の記述を追加。

if [ -f /opt/sbin/nmbd ]; then
  echo "Starting samba:"
  /opt/sbin/smbd -D
  /opt/sbin/nmbd -D
fi

なお、ネットで探しているとSambaの起動設定として、/etc/inetd.conf中のnetbios-ssnとnetbios-ns行を有効にする方法(Plamo3.2の場合は、さらに行中のディレクトリ記述を/opt/sbin/smbd(nmbd)に修正)も出てくるのですが、rc.localでデーモンとして起動するかinetdで起動するか、いずれか一方だけやっとけばOK。
両方書いておくと、すでにデーモンが起動しているにもかかわらず、sambaアクセスの都度nmbdを起動しようとして「already running」のエラーログが大量発生してしまいます。
(自分は何故毎度毎度エラーが出るのか分からず、しばらく悩んでしまいました)


そして、Samba用のユーザ追加もやっておかねばなりません。

まず、win機のネットワークログオンユーザ名及びパスワードと同じセットでadduserします。
ただしwin側で大文字と小文字の混在した名前を使っていた場合は「間違ってないはずなのにアクセスできない」という事態になるので、この時点でwin側のユーザ名・パスワードを変更しておきます。
(例:○USER001,user001,testuser ×User001,TESTuser)
さらにLinuxの世界では大文字はダサいらしいということと、実際にトラブルの元にもなるようなので、できればこの際全部小文字にしておく方が後々宜しいようです。

続いて、Sambaパスワードファイルを「Windows暗号対応」で作成します。

# cat /etc/passwd | /opt/mksmbpasswd.sh > /opt/private/smbpasswd

自分の場合、いきなりこの「mksmbpasswd.sh」がなかったので日本Sambaユーザ会のHPからいったんソースをDLして、その中から「mksmbpasswd.sh」を探し、適当なディレクトリに移しました。(上記の例では/optに)

最後にSambaパスワードファイルへのユーザ登録を行います。

# /opt/bin/smbpasswd -a XXX(←adduserしたユーザについて全て登録する)



ここまでやってやっとSWATによるSamba設定となるのですが、長くなったので次回に続けます。
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計るだけダイエット(その12)

2005-01-16 | 減量
「減量」ネタはしばらく書いていませんでしたが、計測は毎日しっかりやっております。

一度は78kg台になりながらも、予想通り暮れ正月の食べ過ぎプラス、スキーでホテルに泊まった時の焼肉攻撃(サービスが大変良くて、一家4人をもってしても食べきれないほどの量が提供された)で瞬間値81.8kgまで戻ってしまいました。
その後は80kgラインを挟んで朝79.xkg、夜80.xkgという状態が続いています。

先月までの経過から考えて、要するに食事のペースを守ればさほど心配ないだろう、とあくまで楽観視の姿勢を維持。




一応75.0kgをマークするまでは続ける予定なので、今後も相当な長期に渡ってダラダラと投稿することになると思います(笑
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りんごアレルギーになってしまった!

2005-01-15 | その他
昨晩、食後にリンゴを食べました。
半個分ぐらい食べたところで、何だか胃が苦しくなってきた…

あれ?好きなもんだからつい食べ過ぎたか?(でも僅か半分なんだけど)
軽い吐き気まで催してきたのでとにかく食べるのを止める。

少ししたら今度は口の周りがバァーッと痒くなってきて。
もともと肌が弱いたちではありますが、ここしばらくはこんな妙な痒みが現れたことがないだけに「あっ、もしかしてこれが食物アレルギー???」と思い至り。


調べてみたら「口腔アレルギー症候群」。

そういえば2~3年位前から、リンゴを食べた後は何となく痒かったような…
無意識のうちにリンゴから遠ざかっていたフシはあります。
リンゴジュースが全く問題ないのでこれまで気付かなかったんですが、加熱したものは問題ないことが多いようです。

花粉症の人はなりやすいそうです。(自分は10年前から花粉症)


いやーまさか自分がかかるとは思いませんでしたが。
痒いのはともかく、吐き気がしてまで食べるわけにも行かず。
あああ、これでもう生涯リンゴを食べることはできないのか…orz

しかもその他の(同科の)果物類にもアレルギーを起こす可能性があるとか。
いずれ梨とか桃とか苺とかも食べられなくなるのか…orz



でもまぁこれまでの人生でも、諦めたものは無数にあるから気にしません(苦笑
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Plamo Linuxで苦労してみる(その4)

2005-01-14 | linux(plamo)
ここでモニタレス運用のため、リモート操作ができるtelnetとVNCの設定をしてみます。


telnetはセキュリティ上宜しくない、というのが定説です。
が「ま、大丈夫でしょう!社内で(自分も含めて)Linuxを乗っ取れるような人もいないし!」と、あまり深く考えないことにします。
外部に開放するサーバじゃないから…と言い訳しつつ。
そのくせインターネットを見られる設定にしてあったりしますが「でもダイヤルアップルータがファイアウォールになってるはず…」

こういう人間はホント、鯖管理なんかしちゃいかんですね。
2ちゃんの世界なら絶対、怒られるか無視されるかのどちらかでしょう。


さて。
telnetについては「設定」といっても、これといって何もなかったかと。
使わない場合は/etc/servicesの該当行をコメントにすべし、という指南は見かけましたが、使う場合は…
LANまわりの設定がうまくいっていれば大丈夫だったはず。


で、唯一クライアント(Win機)での設定が、DOS窓から「telnet」と打ち込んでtelnetを起動し、

ポート:telnet
ターミナルの種類:vt100
エミュレーション:VT-100/漢字
漢字コードセット:日本語EUC

とするくらいか。

あとは正しくログイン画面が表示されれば、Linux機はもうモニタもキーボードもなしで立派に運用できることになります。



しかしテキストだけのtelnetでは、実用上は何ら問題ないもののやはり寂しさは否めず、X Windowのあの感動をもう一度!というわけで探したのがVNCです。
これはデスクトップ画面を提供する「VNCサーバ」と、ネットワーク経由でそこにアクセスする「VNCビューワ」から成り、擬似的にXサーバを成立させてしまう優れた(しかもフリーの)ソフトウェアです。

具体的な解説はVNCのページが大変詳しいです。

使うには、まず「XVNC」(Linux用)と「VNCViewer」(Win用)をダウンロード。
サーバとなるLinuxには、以下のようにインストールします。(/etcにダウンロードした場合)

# cd /etc
# tar zxvf vnc-3.3.xxx...tar.gz
# cd vnc-3.3.xxx
# cp vncviewer vncserver vncpasswd Xvnc /usr/local/bin
# mkdir -p /usr/local/vnc/classes
# cp classes/* /usr/local/vnc/classes

それで一般ユーザに戻ってから

$ vncserver

と打ち込めばVNCが起動します。
初回の起動時にパスワードを聞かれるので適当に入力(これはクライアントからの接続時に使います)。


一方クライアントのWin側は、ごく普通にインストール操作をすれば造作なく入ります。
出来上がった「VNCViewer」のアイコンをダブルクリックすると入力窓が現れるので「xxx.xxx.xxx.xxx(←サーバのIPアドレス):1」と入力。
うまくいけば次の入力窓が現れます。
ここで、先ほど決めたパスワードを入力。
これでめでたくX画面が表示されれば、1円も掛けずにX端末の出来上がり。

ちなみにViewerを入れたくない場合は、IEなどのブラウザでも表示はできます。
アドレスに「http://xxx.xxx.xxx.xxx(←サーバのIPアドレス):5801」と打ち込むとパスワードが要求され、合っていれば無事X画面が登場。
しかし使い勝手があまり良くないので、本格的に使うならやはりViewerを入れた方が良いでしょう。


…いずれにしても、このままではX環境が非常に簡素なので、Plamoで起動に成功した時のX環境を使ってみることにします。

先ほどVNCを起動したユーザのホームディレクトリに.vncディレクトリが生成されていますので、その中の「xstartup」にホームの「.xinitrc」の内容をそっくりコピーしてやればOK。
vncserverを再起動しますと、苦労して起動したあのX画面をまた拝むことができるというわけです。
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設計上の工夫に気付く

2005-01-13 | 
またも軽トラネタで失礼します。


夜、ドアを閉めると室内灯が直ちに消えるのが不便で、だいぶ前に買ってあった「室内灯が徐々に消える装置」を付けることにしました。
(初代デミオに乗っていた頃付けてみたのですが、半ドアブザーも連動してしまい完全消灯するまでピーピーうるさいので、外したまま残っていたものです)


取り付け自体は至極簡単。室内灯基部を外して配線を割り込ませるだけです。
動作確認して元通りに取り付けます。


ところがこの基部を止めているネジがプラスチック製で、ちょっと強く締めたら頭がパキッと取れてしまった…
何で金属ネジ使わないの?こんなの経年変化で脆くなることぐらい分かりそうなもんなのに…

腹を立てながらも取り急ぎ最寄りのDIY店で同サイズのめっきネジを購入し、無事取り付いて一件落着。


…と思ったのですが、実はこの室内灯はルームミラーと一体型になっている。
運転しながらふと気付いたのは、もしこのミラーに頭をぶつけたら…と。

そう、ミラーが凶器にならないようにいざという時には基部ごと外れるよう、あのプラネジがヒューズになっていたようです。
安直と思えた設計に実は深い配慮が隠されていたのですね。


もっとも軽トラ運転しててミラーに頭ぶつけるような事態になった時は、両足挟まれる事の方が一大事な気がしますけどね(笑
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Plamo Linuxで苦労してみる(その3)

2005-01-10 | linux(plamo)
今度はPCIスロットに挿したボード類の認識です。


LANボードはBUFFALOのLGY-PCI-TXCが挿してあります。
Win98の時は「PC-9800対応」ということで何も苦労はなかったのですが、Linuxとなるとよく判らない。

インストール時にIPアドレスなどの設定をしますが、立ち上がってみると案の定というか、全く通信ができていません。
lspciで確かめると、ハード的には一応認識されているようです。


あちこち調べると、このボードは「sis900」というドライバを組み込めば動くらしい。
メルコの情報ではこれをモジュールとして組み込む方法が紹介されています。
これによるとsis900用モジュールを単体でコンパイル・インストールして、depmodしてやればOKというわけなのですが、これをいくらやってもうまくいかない。
さらに調べてみると、/usr/src/linux/.configを見ればモジュールの設定状況が判るという。
早速見てみたらPlamo3.2/98では、標準カーネルにsis900ドライバが入っていないだけでなく、モジュールとして組み込む用意すらされていないことが判りました。
これでは、いずれにしてもmake menuconfig(カーネルのコンフィグレーション)から始めなければならないことになります。


というわけで、渋々準備。

まずは、カーネルソースのインストールから(OSのインストール時には入らないので)。
雑誌付録CDを使って…

# mount /dev/cdrom /cdrom
# cd /cdrom/plamo/k1
# installpkg kernsrc.tgz

これで自動的に/usr/src/linuxが作成され、そこにソースが入ります。
次に、忘れちゃいけない98用パッチの適用。

# cd /usr/src/linux
# bzcat /usr/src/linux98-2.4.20-20030302-diffs.bz2 | patch -p1

これが無事に終わったら、いよいよmake menuconfigするわけです。

/boot/configからオリジナルの設定を読み込んでいろいろいじります。
この際、明らかに使わないようなドライバは外してしまっていいかも知れません。
自分はsis900に関しては「それなしにはサーバ機の存在価値がない」ということで、標準組込の設定にしてしまいました。

設定が終わったらmake dep…から始まる儀式を行い、新しいカーネルを作ります。
古いパソコンのせいか大変時間がかかりますね。(1時間ぐらいはかかったような)


で、このカーネルでもってリブート。
エラーメッセージが続々と出てきますが、これはバージョンの合ったモジュール類が未コンパイルのためで、あとでモジュールをきちんと作れば出なくなるので気にしないで良いらしい。

起動完了したらおもむろに

# make modules
# make modules_install
# depmod -a

として一気にモジュール類を作って組み込む。

これでどうやらLANボードが動きました。
ついでにカーネルバージョンも2.4.20に上がって一件落着。

しかし、この一連の作業って、Linuxでドライバが用意されてるボードならいわゆる「98用」でなくても使用可能、ってことですよね。
Winの世界では結構厳しい扱いを受けるPC-9821ですが、Linuxでは平等に扱われて何だか良い気分。


一方、SCSIボード(BUFFALO IFC-USP)はどうか。

実は、これは後からMOを使いたくなってカーネル再構築後に挿したのですが、こちらは幸いにも標準設定されているadvansysでそのまま認識、動作OKでした。

MOはWin用のファイルシステム(FAT)のまま使うこととして、/etc/fstabに次の記述を追加。

/dev/sda  /mo  vfat  user,umask=000,noauto,codepage=932,iocharset=euc-jp 0 0

こうしておけばmount /moとやるだけで簡単にマウントできます。


恥ずかしながらLinuxをいじっていて初めて分かったのですが、SCSIボードさえドライバで動いてれば、MOドライブ自体はどこのものをつないでも構わないんですね。

…などと、多少はパソコン知ってたつもりが実は何にも知らなかったことを思い知らされる試練が続きます。
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