りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

シネ・ウインド 入会キャンペーン開始! ターゲットは若者でしょ、やっぱり。

2013-05-29 21:30:01 | 映画

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 一応、新潟市唯一のミニシアター シネ・ウインドの会員の私、シネ・ウインド発文化フォーラムマガジン(凄い謳い文句だな…。)「ウインド」最新号が届きパラパラ。 

 シネ・ウインドと言えば、昨年11月~今年3月にかけて、「シネ・ウインド デジタルシネマ設備募金プロジェクト」なるものを展開、2000万円を目標に募金活動を行っていて、私も微力ながら1口寄付させていただいたのだが、目標額には達しなかったものの、1900万円以上もの募金が集まり、設備工事にとりかかることが可能となり、6月29日から上映開始!という事になったらしい。(まずはめでたい。) 

 正直言って、私がシネ・ウインドに行くと、観客はほとんど一桁、時には私一人だけ…という事もあったので、「はぁ? 目標額2000万円?、何夢見ているのでしょうか?そんなに集まるハズないでしょ!」と思っていたのだが、ほとんど目標額を達成した…という今回の結果にはビックリ。

 まぁ、今回は「新潟のミニシアターの灯を消すな!」と言うことで、瞬間的に盛り上がった…とも言える訳で(アルビレックスがJ1から落ちるかもしれない。We are Oneプロジェクトみたいなものか。)、一時力というか、問題はこれから、どれだけ継続的に映画ファンを増やしていくことができるか…ということではないだろうか? 

 HPによると「シネ・ウインド」のウインドとは映画の『窓口』(WINDOW)という意味と、新潟に新しい『風』(WIND)を起こそうという思いが込められています…とのこと。(凄いな…。)

 新潟の地にしっかり根をはり、それでいて外から来る風(映画・演劇・音楽などあらゆる文化)に対して、常に開かれた空間でありたいと考えています…謳っていることを、ちゃんと実践してもらいたい…と思う。

 今回、シネ・ウインドでは「デジタルシネマ上映スタート記念」として、入会手数料無料…の入会キャンペーンをやるらしいのだが、はっきり言って、東京交響楽団新潟定期演奏会にように、ターゲットを次世代を担う若者に絞っても良いのではないだろうか?

 現在、シネ・ウインドはシニア(60歳以上)1000円に対して、学生(高校生以上)1500円…と1.5倍の格差があるのだが、(まぁ、シネ・ウインドに限らず、だいたいの映画館ってやたらシニア料金が安いんだよなぁ…。個人的にはなんで学生よりも安いのか理解不可能。)、まずは、高齢者割引を廃止してでも、若年者割引を強化して欲しい…というか、今回、入会キャンペーンをやるなら、若年者を圧倒的に優遇して、若い人を映画に引きつけて欲しい…と思うのである。 

 いずれにしても、多くの方がシネ・ウインドなり、映画館に足を運ぶ様になって欲しい…と思う次第である。