UKのコンサートから10日余りが経ったが、興奮冷めやらぬ…という感じで、UKのCDを聴きまくる。ファースト・アルバムについてはリリース当初、「ジャズ的要素とロック的要素がちょっと分離した感じだなぁ」という印象があって、その後ロック派のウエットン&ジョブソンとジャズ派のブラフォード&ホールズワースに分離して「スッキリして良かった、良かった…」と思ったものだが、ファーストもロック・フィーリングとジャズ的要素のせめぎ合いが絶妙のバランス。個人的にはジョブソン、ウエットン、ボジオの3人UK派だったのだが、改めて繰り返しファースト・アルバムを聴くくうちに、「やはりファーストも名盤だな」と強く感じた次第。
これは、私個人もジャズやいろいろな音楽を聴くようになって経験値が高くなったこともあるかもしれない。
ただ、実際にライヴを体験してしまうと、やはりスタジオ・アルバムが物足りなく感じてしまうのも事実。やはり、UKはライヴ映えするというか、真のライヴ・バンドだったということに改めて気がつかされた思いだ。