内野…。かつて新潟の奥座敷と呼ばれ、JR内野駅周辺に発展、それはそれは華やかだったと言う。今は人の流れも郊外の西大通りに移り…と、他の商店街と同じく空洞化が進んでいるように見える…。
そんな内野に新しい動きが…。近くの新潟砂丘で作られるようになったさつまいもを使い、内野にある各お菓子店が「いもジェンヌ」と名付けられたお菓子を提供、かなり話題になっているらしい。
カミさんと子供がこの情報をキャッチ、「買ってこい!」との指令を受けて、お店の情報が掲載れている「お菓子めぐりMAP」を入手、それを片手に内野を町歩き。
まず、向かったのはいつも愛用している「月刊にいがた新潟 町歩き」でもトップで紹介されていた「うちの大阪屋菓子店」。ここの売りは新川煎餅らしい(なにしろのぼりには日本一って書いてあるし。)のだが、今回の目的はいもジェンヌ…ということで芋きんつばを購入。
さらに職場のジモティーがプッシュしていた松月堂へ。昭和30年代テイスト漂う店舗(ウチの実家みたい)に一瞬ひるむが、「味は太鼓判!」との話だったので、イチオシ壷焼いもを買って目的達成、帰還の途につく。
家族に食べさせると、食感が新鮮…とのことで評判は上々。(はっきり言って私はスイーツに疎いので、「あぁ、美味しいな…。」って位で良く分からなかったが…。)
この「いもジェンヌ・プロジェクト」、JAや商工会、お菓子屋さんだけでなく新潟大学教育学部の女子学生がMAP作成に絡んでいるらしい。最近、元気なカミフルにも言えることなのだが、やはり、町おこしには若い感性というか、女性視線とともに、参加感が重要だよな…と言うことを再認識。
町を活性化するのは「よそ者、若者、バカ者」とは良く言われるところ。まぁ、内野は新潟大学が至近…という地の利があるのは確かだが、他の地域も地元オンリーで完結するのではなく、他人の視点を入れて町づくりを進めて欲しい…と思った次第である。
いもジェンヌ・プロジェクトのこれからに期待したい。