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りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

良くできてるよなぁ、コレ。「新潟の町 小路めぐり」を手に下町歩き。

2012-05-14 21:52:32 | まち歩き

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   ラ・フォル・ジュルネ新潟の会場で配られていた新潟市企画・製作「新潟の町 小路めぐり古町界隈編」、「同 本町通界隈編」、「坂町めぐり 寺町あるき編」、「新潟下町あるき編」の4冊をぼんやりと眺める。
 
  先日、地元紙にも特集されていたが、新潟古町花街で景観保全の気運が高まってきているとのこと。地元、新潟島下町出身者としてはやはり喜しいニュースだ。

 この冊子、4年ほど前から逐次発行されているみたいだが、特徴的なイラスト、的確な建物・ポイント選定…と、なかなか素晴らしい出来になっていると思い、ネットで調べてみると、社団法人都市計画学会60周年記念事業「自治体優秀まちづくりグッズ賞」を受賞していたとのこと。↓なるほどね…という感じ。
http://www.cpij.or.jp/60th/goods.html

 
 ジモティーの贔屓目かもしれないが、新潟島下町界隈は味わい深いというか、独特の雰囲気があって、町歩きしているとそれなりに楽しいのも事実。ヘンに観光地化される事には抵抗感はあるが(そんなことは夢か…)、この「新潟の町 小路めぐり」をきっかけに、多くの方に新潟下町情緒を楽しんでいただきたい…と思う次第である。

※ 小路散策の際には、近隣の方や通行する方のご迷惑に節度ある行動をしましょう。


島研発祥の地、経堂再訪。商店街のがんばりに拍手。

2011-11-14 19:15:12 | まち歩き

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  小田急線、新宿から10駅のところに位置する経堂。(きょうどう)
 同じ沿線沿いの下北沢とは違って、一般的には特に人の話題になることのない地であるが、将棋ファンには今や伝説となった「島研究会(略して島研)発祥の地」として、知られるところである。ここにあった島九段宅で、羽生、森内、佐藤と言うトップ棋士が研鑽した…という訳。

 私も15年程前、雑誌(自由時間)でファンの島朗九段が街並み紹介していたのを見て、訪れたことがあるが、今回、東京交響楽団のコンサートが同じ小田急線の新百合ヶ駅、昭和音楽大学で行われたこともあって、せっかくだからと途中下車して再訪してみた次第。

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  まず向かったのが、島研のメンバーがランチをとる為、良く足を運んだという北口の「すずらん通り商店街」。
 さすがに15年もの歳月が流れ、前に訪れた時にあった島九段お薦めの店も幾つか消えていたりしていたが、喫茶店「いまぁじゅ」などはそのまま。シャッターを降ろして「廃業しました」という店はほとんど無し。商店街は入れ替わりながら元気にがんばっているようだ。新潟あたりでは車社会の影響で、新発田市を始め、「商店街」などはシャッターストリートというか壊滅状態…という惨状だが、東京あたりだと、商店街にまだまだ活気があって、下町育ちの私、嬉しく思えた。(経堂は世田谷区なので下町感はあんまりないけど…。)

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 東京農業大学に続く南口は北口に比べて人通りも多い。「東京農業大学 祝!箱根駅伝出場」の大弾幕を発見。今年は名物、大根踊りが観られそうで、ちょっと嬉しい。

 将棋界の若き獅子たちの研鑽であった経堂。いろいろ面白い店もあるし、将棋ファン意外にも一度は訪れてみても面白いのではないだろうか?


深まり行く秋の阿賀町。いにしえの道 会津街道を行く。

2011-10-23 08:51:46 | まち歩き

 会津街道…、と言ってもそんなにメジャーではないかもしれないが、新潟県側の新発田から赤谷、諏訪峠、津川、野沢を経て福島県会津に抜ける約92kmの街道で、かつては参勤交代、人馬の往来で賑わったと言う。また、脱藩した吉田松陰がこの街道を通って新潟入りしたことでも知られている。

 今回、いにしえの道、会津街道を石畳を見ながら、諏訪峠まで散策する。

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 最大の難所の諏訪峠。頂上には吉田松陰の詩が石碑として残っている。

 この会津街道、歩きやすく、これから紅葉も楽しめるし、歴史を感じながらトレッキングするのも良いのではないだろうか。新潟から高速を使えば1時間も掛らないし、郷土史に少しでも興味のあるか方にはオススメしたい隠れた観光地である。

※ 街道の一番下から諏訪峠まで登ると3時間近くかかるそうなので、街道を20~30分程歩いた後、諏訪峠までは車で上がることをオススメしたい。ただ、諏訪峠までの道を車で上がるのはちょっとしたスリルである。


シャッター通り新発田から街づくりを考える。

2011-08-13 07:35:44 | まち歩き

 新発田…、ハッキリ言って県下最大級のシャッター通りというイメージしかなく、「もはや新潟市のベットタウン」…と言うネガティヴな印象しかなかったのだが、実際に歩いてみると、いろいろ頑張っている店もあるんだな…と感じた次第。

 ただ、個店単位で頑張っていても、車社会に抗しきれない…という事実も感じたのも事実。

 前も書いたが、現在の車税制では保有税が高く、ガソリン税が低い為、公共機関を使おう…というインセンティヴが車を保有しているとほとんど働かない。もはや手遅れ…の感があるが、街中再生の観点からも自動車関連税制の改革を望みたい。


プチ・トリップ 第1弾 新発田市 噂どおりのシャッター通りぶりに「唖然…」

2011-08-13 06:53:07 | まち歩き

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  新潟のタウン誌の老舗、ジョイフルタウン。その別冊として昨年出され、ロングセラーとなっているのが「新潟町歩き」。(名著だと思います。)
 それにインスパイアされ、私も電車でぶらりとプチ・トリップを敢行。その第1弾として新発田市へと行く。

 目的は、「市島酒造」と蕎麦「しま」、それに新発田というよりも新潟のジャズ喫茶の老舗「バード」。それになんか面白いのがあればな~という感じ。

 新潟駅から新発田駅までは約40分程、料金は480円。
 普段、県内の移動はほとんど車。電車にのることは滅多にないので、新鮮と言えば新鮮。

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  新発田駅前に降り立つと整備されて綺麗なのは良いのだが、驚くのが人が本当に歩いていないということ。新潟市に隣接する新発田市は新ー新バイパスで車だと30分程、西新発田駅前に大きなジャスコが出来たし、郊外店舗はたくさんあるし…ということで新潟一のシャッター通りということで有名な訳だが、改めて降り立ってみると「唖然とする程、人が歩いていない…。」

 市役所と巨大な県立新発田病院という公共施設を街中に残し、さらに駅周辺を整備して、この閑散振り…。駅前から長く伸びる商店街は文字通りシャッター通りという感じで、開いている店の方が少ないのではないか…と思われる程。かつて県内有数の城下町として栄華を誇った新発田市。公共施設が残しても、廃れる時は廃れるんだな…、と失礼ながら思ってしまった。街づくりとは本当に難しい…と言うことを感じた新発田市ぶらりだった。(つづく)