土曜日、新潟ジャズストリート&茂木大輔のオーケストラ・コンサート徹底解説シリーズの合間、ぶらりと古町を町歩き。
まずは老舗書店 萬松堂。最近は駅南のジュンク堂に足を運ぶことが多くなったが、やはり行き慣れた書店はどこに何があるか分かるので安心感がある。いつものようにBGMにモーツァルトが流れ、これは数十年前から変わらず。(ちなみに 萬松堂は私が最も足を運んでいる店でおそらく数千回行っているハズ。)
お昼はこれまた老舗とんかつ店「とんかつ太郎」で定番たれカツ丼を食す。(私は数十年間タレカツ丼って全国メニューだと思っていた。)
そしてお隣、ナジーラに移動して、新潟地酒きき酒セットで一杯。
なんだかんだ言っても古町、飲食店系は(閉店した店も多いけど)強いというか、それになりに魅力のある店は多いと思うのだが、如何せん、エンターティメント系が弱いというか、悲しいかなほとんど壊滅状態…。
かつては東堀を中心に映画館が軒を連ね、名画座としての「ライフ」があって、CDショップなどは過当競争と言えるほど乱立し、オーディオショップもあって…という状態だったのだが、今やCDショップはコンチェルトさんとキングコングさんを残すのみ(その他あるかも知れないけど)だし、正直、りゅーとぴあやだいしホール、それにジャズ系のライブハウスなど、コンサート系以外優位性がないと言うか、立ち寄るべきところがない…という状態。(古本屋さんも全部なくなってしまったし…。)
飲食店系はがんばっていると言っても、わざわざ食べるだけに足を運ぶ…ということはあんまりない訳で、ここあたり町としてのバランスを失しているんだよなぁ…という感じ。
またグチ話になってしまい恐縮だが、飲食店系以外の店にもがんばって欲しい(…って、正直もう既存店には期待していないけど。)と思う次第である。