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りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

古町の歩き方 飲食店系はがんばっていると思うんですけど…。

2013-01-21 02:48:33 | まち歩き

 土曜日、新潟ジャズストリート&茂木大輔のオーケストラ・コンサート徹底解説シリーズの合間、ぶらりと古町を町歩き。

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 まずは老舗書店 萬松堂。最近は駅南のジュンク堂に足を運ぶことが多くなったが、やはり行き慣れた書店はどこに何があるか分かるので安心感がある。いつものようにBGMにモーツァルトが流れ、これは数十年前から変わらず。(ちなみに 萬松堂は私が最も足を運んでいる店でおそらく数千回行っているハズ。)

 お昼はこれまた老舗とんかつ店「とんかつ太郎」で定番たれカツ丼を食す。(私は数十年間タレカツ丼って全国メニューだと思っていた。)

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 そしてお隣、ナジーラに移動して、新潟地酒きき酒セットで一杯。

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  なんだかんだ言っても古町、飲食店系は(閉店した店も多いけど)強いというか、それになりに魅力のある店は多いと思うのだが、如何せん、エンターティメント系が弱いというか、悲しいかなほとんど壊滅状態…。

 かつては東堀を中心に映画館が軒を連ね、名画座としての「ライフ」があって、CDショップなどは過当競争と言えるほど乱立し、オーディオショップもあって…という状態だったのだが、今やCDショップはコンチェルトさんとキングコングさんを残すのみ(その他あるかも知れないけど)だし、正直、りゅーとぴあやだいしホール、それにジャズ系のライブハウスなど、コンサート系以外優位性がないと言うか、立ち寄るべきところがない…という状態。(古本屋さんも全部なくなってしまったし…。)

 飲食店系はがんばっていると言っても、わざわざ食べるだけに足を運ぶ…ということはあんまりない訳で、ここあたり町としてのバランスを失しているんだよなぁ…という感じ。

 またグチ話になってしまい恐縮だが、飲食店系以外の店にもがんばって欲しい(…って、正直もう既存店には期待していないけど。)と思う次第である。


旧斎藤家別邸訪問。格差社会を感じて…。

2012-08-06 17:19:51 | まち歩き

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   新潟まつり最終日、花火見物の為に古町へ。

 カミさんが「三越に寄りたい…。」というので、カミさんと子供を三越前に下ろし、実家に車を止めて、自分は前から行きたかった実家から歩いて3分程のところにある旧齋藤家別邸を訪問。

 旧齋藤家別邸は、海運、金融、化学工業などで財をなした豪商齋藤家の四代齋藤喜十郎が、大正7年に別荘として造った建物。(本邸は本町通7番町にあったが、今は取り壊され、イタリアン・レストラン、ジョイアミーアに。一部が白山公園の燕喜館として活用されている。)
 戦後、農地改革、莫大な相続税などにより斎藤家は没落。本別邸は進駐軍による接収を経て、加賀田家のものとなったが、五年ほど前、解体の可能性などの話題が聞こえてくると、保存を願う運動が市民有志によって起こされ、新潟市が公有化、この6月から一般に公開されるようになった…と言うのがこれまでの経緯らしい。

 …と言うことで、私はこの地に長く住んでいた訳だが、中に入ったのは今回が初めて。正直、日本庭園には疎く、本別邸の庭がどの位のレベルにあるか正直分からないのだが、砂丘地形を利用した回遊式の庭園と近代和風建築は開放的で、港町・商都新潟の繁栄ぶりを物語る文化遺産として残す価値はあったのかな…と思った次第。

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   しかし、この斎藤家別邸の周辺、隣は高級料亭である行形亭があった一方、今、西大畑公園になっているところは監獄だった訳だし、今は整理されてなくなってしまったが、私が小さかった40年ほど前までは、裸電球1つ、当然風呂なしの長屋がズラーッ…と残っていたので、「格差社会というか、貧富の差が激しい場所だったんだなぁ、さぞやシュールな空間だったんじゃないかな。」と思ってしまった。まぁ、後世に残る建築物…というのは、当時は格差社会の象徴だったのかもしれない…、そんなことを思った旧斎藤家別邸訪問、地元民としては、せっかくなので、多くに方に訪問してもらいたいと思う次第である。

 旧斎藤家別邸HP→ http://saitouke.jp/


新潟シティガイド えんでこで行こう。古町花街を歩く。

2012-07-22 09:01:33 | まち歩き

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 郊外生活を初めて10年余り…、すっかり車オンリーのプチLA生活となった私だが、最近になって地元、古町に郷愁を感じ始めた今日この頃。(つまり歳ってことか。) 

 そんなおり、新潟シティガイドなるものがあるということを聞き、今回「地元がどんな風に紹介されているのか…。」という(意地悪な)興味もあって、予約不要なワンコイン500円のコースに参加してみた。 

 コースはNEXT21をスタートした後、花街(はなまち)である鍋茶屋通りを通った後、海の方に向い、齋藤邸、どっぺり坂、カトリック教会、オギノ公園などの西大畑地区を廻り、NEXT21に戻ってくる2時間ほどのコース。 

 はっきり言って、子供の頃の遊び場を廻った訳であるが、ガイドさんの解説を聞くと「へぇ…、そうだったんだ。」という発見もあって、なかなか楽しかった。

 中でも新潟の花街(はながい)は子供の頃は全く感じなかったが、それなりに風情があってなかなかのもの。実際、最近になって保存・活用の気運が高まっているようで、地元民としてはやはり嬉しい。 

 新潟シティガイドは全17コースもあるそうだが、私が歩いた予約のいらないワンコイン500円のコースは土日祝日、西堀ローサ出会いの広場に行くと誰でも参加可能。多くの方にシティガイドに参加してもらって新潟の魅力に触れて欲しい…と思う次第である。(なお、えんでことは新潟弁で「歩いていこう」という意味らしいのだが、私、知りませんでした。)

 新潟シティガイドHP→ http://www.niigata-cityguide.com/


万代橋を観ながらビール。もっとリバーサイドを活用して欲しいね。

2012-07-16 08:42:59 | まち歩き

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 今回、ジャズストリート古町会場から万代、駅南会場へは歩いて移動。数年ぶりに万代橋を歩いて渡る。橋を渡りきると目についたのが、万代橋近くにある小さなビアガーデン。お昼時だったので、メニューにあった沼垂コロッケとサッポロが出した「新潟限定ビイル 風味爽快ニシテ」を万代橋を眺めつついただく。(沼垂コロッケは普通のコロッケと何が違うのか認識できなかったけど…。) 

 「やはり万代橋は新潟のシンボルだよね…。」などと思いつつビールを飲む、これは良いな…という感じ。ここでは、夏、ジャズライヴなどを聴きながら食事を楽しめるのだが、綺麗に整備されたので、このリバーサイド、もっともっと活用されて欲しい…と改めて思った次第である。


中野ブロードウェイ訪問。結局、街には新陳代謝が必要なんだよね…。

2012-06-19 21:31:40 | まち歩き

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 今回、UKコンサートの前に定番、新宿とともに中野まで足を伸ばし、(UK初来日の舞台、サンプラザ中野もあるし…。)久々に「中野ブロードウェイ」を訪れる。

 この「中野ブロードウェイ」、オタクの巣窟として有名な訳だが、まんだらけや中古時計ショップ、中古CDショップ、中古オーディオショップ、ミリタリーショップ…と自分的にジャストフィットで何時間いても飽きない…という感じ。まぁ、私はオタクなんだな…ということを再認識。(アニメ系、コスプレ系の店にはさすがに興味はないけど…。)

 今回、3階奥のCDショップが閉店セール。贔屓にしていただけにちょっとショック。あと、数店舗、改装が行われていて、結構、新陳代謝があるんだな…という感じ。

 ネットで改めて調べてみるとこの中野ブロードウェイ、今でこそオタクの巣窟みたいな感じになっているが、最初は高級マンションとして建てられた後、一時、閉店が相次ぎシャッター通りに…、その後、まんだらけが入ってきてオタクの聖地エルサレムとして復活!現在に至っている…という歴史があるらしい…。一時、シャッター通りになっていた…というのは、ちょっと意外だった。

 オタクの巣窟と言われる中野ブロードウェイだが、地下にジモティーの為の食料品売り場などが残っていて、おばちゃん、おばあちゃんの姿も数多く見られる。新潟にもシャッター通りは多いわけだが、外部から人が入ってきているカミフルなんかは元気な訳で、結局、街って新陳代謝が必要なんだよね…というところだろうか。そんなことを思った浮き沈みしながらの中野ブロードウェイ訪問だった。