トンボみっけ+

気になるムシを写しては適当につぶやいてます。(掲載した記事・写真等の無断複写・転載を禁じます。)

よくあること2題

2007-05-24 22:08:28 | トンボ

 

縄張中のシオヤトンボのオスを見つけました。

Shioyatonbo_3743

 

脇の水田ではメスが産卵をしています。

Shioyatonbo_3751

 

縄張中のオスが産卵中のメスを見つけ、こうなりました。

トンボ界ではよくあることです。

Shioyatonbo_3764

 

少し歩いた先では別のメスがシオヤらしくとまっていました。

Shioyatonbo_3884

 

こちらのメスはこんな風にとまっています。

シオヤらしくありませんね。

Shioyatonbo_3886

 

ハラビロトンボ オス

昨年までたくさんハラビロトンボがいた休耕田が菜の花畑になっていました。

人間界ではよくあることです。

見つけたのはこの半成熟個体1頭だけでした。

Harabirotonbo_3780

 

2007年5月24日 神奈川県


感が鈍っているかも

2007-05-24 22:07:47 | 虫たち

 

最近、目当てのトンボが見つからないのでチョウを写す機会が多くなっています。

 

アサマイチモンジ

昨年も同じ場所で見つけました。

貴重な産地かもしれません。

Asamaichimonji_3621

 

隠れているのはメス?  ・・・って言う前に雌雄の区別ができません。

Asamaichimonji_3627

 

イチモンジチョウ

上の種とそっくりですが、こちらは普通種です。

Ichimonjicyou3825

 

キタテハ

また見かけることが多くなりました。

Kitateha_3691

 

ダイミョウセセリ

飛び始めるとすばしっこくて目が追いつきません・・・。

Daimyouseseri_6268

 

ヒメキマダラセセリ

セセリチョウの区別は難しいです。

Himekimagaraseseri_4170

 

ジャコウアゲハ

・・・です。(のさんぽさんありがとう。)

Jakouageha_3814

 

ナガサキアゲハ

うわさのチョウを初ゲット!

Nagasakiageha_3713

 

キアゲハ

ずいぶん白っぽいです。

それと後翅のシッポ状のもの?が切れているので、見つけたときに違和感を感じました。

Kiageha_3880

 

ウスバシロチョウ

Usubashirocyou_6276

 

おまけ

シロスジカミキリ

体長が5cmもある日本で最も大きいカミキリムシです。

こんなのが木の中で育つのですから木もたまったもんじゃありません。

Shirosujikamikiri_3811

 

2007年5月23日、24日 神奈川県


山から里へ

2007-05-23 11:34:46 | トンボ

 

とても下流で見つけたミヤマ(深山)カワトンボのオスです。

この1頭だけいました。

Miyamakawatonbo_3580

 

ここでは2~3年おきに見つけています。

Miyamakawatonbo_3565

 

ハグロトンボ

まだ、数は少ないですが、いずれこの川はこのトンボの天下になります。(ちょっと心配なことがありますが・・・)

Hagurotonbo_3597

 

2007年5月23日 神奈川県


下見のような

2007-05-20 20:37:56 | 虫たち

 

まだゼフィルスとやらを見たことがありません。

今年こそ1頭でもいいから見てみたいと思っています。

今日は天気も良く絶好のトンボ日和だったのですが、そんな想いが強かったせいか近くの里山を歩いてきました。

まあ下見ということです。

 

栗畑です。

奥はクヌギやコナラの雑木林です。

こんなところにいるのかな?

Kuribatake_3433

 

あぜ道にナキイナゴがいました。

Nakiinago_3434

 

こちらはツチイナゴ。 何を想っているのでしょう?

Tuchiinago_3452

 

スジグロシロチョウです。

真新しく見えるので最近羽化した個体かな?・・・ってことはよくわからないけど夏型?

Sujiguroshirocyou_3495

 

アサギマダラがいました。

Asagimadara_3543

 

旅の終着点はどこかな?

Asagimadara_3550

 

こんなのがありました。 ・・・いたらいいのにな~。

Kanaoi_3514

ゼフィルスの下見と言いながら、目の前に現れるムシやチョウに気がいってしまい、単なる散歩で終わってしまいました・・・。

 

2007年5月20日 神奈川県


ちょいといっぷく・・・

2007-05-19 20:37:03 | 虫たち

 

サラサヤンマとクロスジギンヤンマを探しに行ったときに出会ったチョウです。

チョウは勉強不足なので、見つけたその場で種の特定ができるのはわずかしかいません。

ほとんどの場合は画像をPCに移して図鑑と格闘しています。

そんなわけなんで違っていたら教えてくださいね。

 

♯1 コジャノメ

薄暗い雑木林にいました。

目玉マークの大きさと翅の裏の白っぽい模様の色合いでコジャノメにしましたが、ヒメジャノメの線もあるかな?

Kojanome_2869

 

♯2 クロヒカゲ

上の種と同じ場所にいました。

たぶんそうだろうと思います。

Kurohikagemodoki_2849

 

♯3 セセリチョウの仲間(その1)

上の2種と同じ場所です。

・・・う~ん、わからん。

パス1。

Sesericyou_6150

 

♯4 セセリチョウの仲間(その2)

日当たりの良い草地にいました。

・・・う~ん、こちらもわからん。

パス2。

Sesericyou_3161

 

♯5 コミスジ

ミスジチョウかと思ったんですが、どうもコミスジのようですね。

Misujicyou_6231

 

♯6 ムラサキシジミ

これは間違いないと思います。

Murasakishijimi_3038

 

2007年5月14日 神奈川県


池にて

2007-05-18 11:41:46 | トンボ

 

先日、ミヤマサナエの羽化を観察した池の真ん中あたりにスイレンが咲いていました。

スイレンの葉にはクロイトトンボがとまっています。

Hasu_3359

 

カップルですね。

Kuroitotonbo_3421

 

こちらはオスです。

Kuroitotonbo_3382

 

池にスイレンはここだけですので時折り集まってきます。

Kuroitotonbo_3286

 

産卵です。

Kuroitotonbo_3370

 

花にも産卵するのでしょうか?

Kuroitotonbo_3353

メスはすべて青色型でした。

 

クロイトトンボ 2007年5月18日 神奈川県 


コツはつかんだ・・・と思う。

2007-05-14 21:55:36 | トンボ

 

今シーズン初めての飛翔ものです。

実は先週、ムカシトンボに挑んだのですが、自由奔放に飛び回るムカシトンボに手も足も出ず、

一度もシャッターを切ることなく終わってしまったので再チャレンジです。

 

小さな池でクロスジギンヤンマを狙います。

Kurosujiginyanma_3093

 

レンズは70-300mm、初めの内は望遠端の300mmで狙っていたのですが、失敗の連続でした。

クロギンをファインダーに入れてからピントを微調整する時間がないのです。

Kurosujiginyanma_2965

 

小さな池なのでもっと短くても良いと思い、170~200mm域を使うようにしたところ、何とかピントを合わせられるようになりました。

あとはシャッターを切りまくるだけです。

Kurosujiginyanma_3094

 

ほとんどがボツ写真でしたが、何枚かは使えそうなものがありました。

もっとも一番上の写真以外はかなりトリミングしてますが・・・。

Kurosujiginyanma_3056

 

ピントが外れています。

まあ、見ようによっては見れると思いますのでご容赦を。

Kurosujiginyanma_3092

 

クロスジギンヤンマ オス 2007年5月14日 神奈川県 


何となくグレイっぽい?

2007-05-09 22:00:06 | トンボ

 

Q) なんだなんだ?頭はトンボだけど腹も翅もないぞ! さて、これは何?

Mukashitonbo_6065

 

A) こんな体勢で葉に掴まっているムカシトンボを真下から写しましたものでした。

いっしょに写っている細長いものはガガンボの肢、ムカシトンボの食べ残しです。

Mukashitonbo_6088

 

同じ個体です。

ガガンボを食べた後、近くの枝に移りました。

写しやすい枝に来てくれてラッキーです。

Mukashitonbo_6091

 

すぐに翅をとじて、いつもの体勢に戻ってしまいました。

複眼の色が独特ですね。

Mukashitonbo_6109

 

ムカシトンボ オス 2007年5月9日 神奈川県


いいねぇ~。

2007-05-09 21:16:19 | トンボ

 

初夏を代表するトンボです。

新緑にこの翅の橙がとても映えるんです。

Kawatonbo_2771

 

凛としてます。

美しい・・・。

Kawatonbo_2795

Kawatonbo_1_2795

2007年12月18日追記:DNA解析に基づく新仮説により和名を変更しました。

 

アサヒナカワトンボ(雑種由来群) オス 2007年5月9日 神奈川県 


渓流のサナエ

2007-05-09 17:58:06 | トンボ

 

神奈川の初夏の渓流で見ることができるサナエ3種です。

 

ダビドサナエ メスの羽化。

まさに初夏ですね。

Dabidosanae0011231

 

メス。

産卵の候補地をホバリングしながら探しています。

気に入った場所があるとホバリングしながら卵を撒き散らします。

Dabidosanae_2803

 

クロサナエ

オスの羽化です。

Kurosanae_2763_1

 

交尾です。

前がオス後がメスです。

高い木の上で行っていたのでPCで確認するまで種の特定ができず、現地ではムカシトンボだったらいいなと思っていました。

Kurosanae_6001

 

ヒメクロサナエ

羽化直後のメスです。

しっかり写そうと思い、足場を確認している間にいなくなっていました。

Himekurosanae_2808

 

2007年5月9日 神奈川県


箱根or丹沢?

2007-05-08 22:34:50 | トンボ

 

このトンボを見つけて思ったこと2つ・・・。

まず、羽化。

通常6月初旬です。

ひと月は早いですね。

あまり早すぎると恋をするチャンスが少なくなるのでは?なんて心配してしまいます。

次に場所。

ここは池です。

通常ミヤマサナエの幼虫は河川の中下流に生息しています。

止水域にはいないと思っていました。

 

この池の水源は湧水が中心です。

水は北西から湧き出し南東に溜まっています。

その東の岸で見つけました。

産卵したメスはこの池の一部を流水域と感じたのでしょうか?

 

正面から写そうと動いたとき、飛び立ってしまいました。

Miyamasanae_2704

 

弱々しく羽ばたきながら、遠くの草にとまりました。

望遠300mm(450mm相当)で写し、ピクセル等倍でこの程度です。

未熟のうちは山地の尾根すじなどで過ごします。

ここあたりの山地と言えば丹沢か箱根ですが、ここからは同じくらいの距離なんでどっちへ向かうのかな?

Miyamasanae_5977

 

抜け殻は記念に持ち帰りました。

Miyamasanae_kaku_2706

 

ミヤマサナエ メス 羽化 2007年5月8日 神奈川県


厳しさを実感

2007-05-03 21:28:19 | トンボ

 

6時35分、昨日紹介した貯水槽に到着。

・・・が、遅かったようで既に飛び立っていました。

Kurosujiginyanma_2596

 

もう1頭枯れ茎の根元にいたヤゴは妙な格好で沈んでいました。

引き上げてみると腹部を食われて死んでいます。

犯人は肉食の水棲昆虫だと思いますが、皮を残して中だけを食べるヤツって何でしょうか?

まさかゲンゴロウ? まさかね。

Kurosujiginyanma0011202

 

別の貯水槽に移動しました。

ここは道路に面しているので危険防止のネットで覆われています。

Kankyou0011215

 

脇の草に抜け殻がいくつかついています。

この貯水槽全体では20を超える抜け殻がありました。

見かけと違いヤゴが暮らすにはいい環境なのでしょう。

ところで、メスはどこに産卵するのでしょうか?

クロスジギンヤンマは水中に産卵はせず、浮葉植物などの組織内に産み付けます。

そのようなものにたどり着くにはネットの中に入らねばなりません。

自ら潜り込むのでしょうか?

・・・産卵の件はひとまず保留しましょう。

Kankyou0011209

 

ここでの羽化は容易くはないようです。

試練というか運というか・・・。

ネットの中に羽化後1~2日経過していると思われる個体が2頭いました。

メス

Kurosujiginyanma_2605

 

ネットの中から取り出すと・・・あらら、後翅がありません。

伸びなかったのでしょうか?

Kurosijiginyanma_2630

 

こちらはオス。

ぱっと見、なんでもないように思えますが・・・

Kurosujiginyanma_2647

 

実は翅がよじれています。(濡れているのはネットの中から取り出す時、貯水槽に落としてしまったからです。)

Kurosujiginyanma_2665

 

そばの草には別のオスがとまっていました。

こちらも羽化後1~2日経っているようです。

Kurosujiginyanma_2603

 

横から見ると・・・翅が伸びきらないまま乾いています。

Kurosujiginyanma_2621

残念ながら3頭とも羽化不全でした。(ネット内の不全個体がネットの影響を受けているかどうかはわかりません。)

無事羽化した個体を見つけられなかったのは既に飛び立ってしまったからでしょう。

 

クロスジギンヤンマ 2007年5月3日 神奈川県 


明日は早起きしなきゃ

2007-05-02 22:31:57 | トンボ

 

ミカン畑や梅畑にはこのようなコンクリート製の貯水槽があります。

農薬を散布する際に原液を薄めるための水を確保するものです。

野池がまったくないこのあたりではこのような貯水槽でクロスジギヤンマが発生します。

Kankyou_2585

 

右側の貯水槽を覗くと・・・おっ、底の隅に今夜にでも羽化するだろうヤゴがいました。

複眼が透けて見えてます。

Kurosujiginyanma_2552

 

底から生えていた植物の枯れ茎には抜け殻がありました。

Kurosujiginyanma_2563

 

その枯れ茎の根元にも別のヤゴがいます。

Kurosujiginyanma_2570

 

このヤゴも羽化の準備が整い、夜を待っています。

Kurosujiginyanma_2565

明日の早朝、ここに来ればキレイな羽化個体を見ることができますよ~~~

でも、ここって何処? 

 

クロスジギンヤンマ 2007年5月2日 神奈川県


師走まで頑張ろうぜ!

2007-05-02 11:20:53 | トンボ

 

早くもハグロトンボが現れました。

未熟のオスです。

胸のメタリックグリーンのラインがあまりにも印象的だったので、「ハグロの胸ってこんなだっけ?」と思ってしまいました。

Hagurotonbo_2520

 

同じ個体を別の角度から。 

この角度からは普通のハグロですね。

Hagurotonbo_2531

 

頭と胸をアップで。 脛毛が長い!

Hagurotonbo_2537

この他にメスを1頭見ました。

この辺りでは12月近くまで見ることができますよ。

 

ハグロトンボ 2007年5月2日 神奈川県