トンボみっけ+

気になるムシを写しては適当につぶやいてます。(掲載した記事・写真等の無断複写・転載を禁じます。)

地元にはいません

2006-07-30 19:03:44 | トンボ

 

湿原の池糖にいました。

初めてお目にかかるトンボです。

Kiitotonbo1570

淡い緑と黄色の体色は池糖を飛んでいる時は目立ちますが、草むらに止まっている時は保護色になり、

「あれ?こんなところにいた!」ってことがしばしばでした。

 

手前の枯れ草がじゃまですね・・・

Kiitotonbo1548

 

キイトトンボ 2006年7月30日 静岡県


大事にしなきゃね

2006-07-29 18:28:16 | トンボ

 

もしかしたら最も素手で捕まえやすいトンボかもしれません。

ほとんど静止していますし、飛んでも、とても緩やかで素早く遠くへ逃げることもあまりありません。

抜き足、差し足、忍び足で近づき、さっと捕まえます。

子どもの頃はどこにでもいました。

捕まえてもちっともうれしくないんだけど、たくさん捕まえた思い出があります。

Miyamaakane1516

今年発表された神奈川県のRDでは準絶滅危惧種となっていました。

県西部ではまだ普通に見ることができますが、これからは少し気にして見ようと思っています。

Miyamaakane1499

 

ミヤマアカネ メス 未熟 2006年7月29日 神奈川県 


愚かな行為

2006-07-27 17:10:35 | 虫たち

 

お気に入りの河原にあるヤナギの木が無残な姿になっていました。

枝にチェーンソーで切り目を入れ、体重をかけてへし折られています。

Yanagi0015

目的は何でしょう? カミキリムシの採集でしょうか?

Yanagi0023

木に与えるダメージが大きすぎます。

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根元に多くの甲虫の死骸が落ちていました。

Koucyuushigai0020

こんなにたくさん見つけたのは初めてです。

鳥の仕業だと思いますが、この木を取り巻く生き物のバランスは間違いなく崩れてしまいました。

そして新たな環境が作られて行くのでしょう。

もう元のあの姿に戻ることはありません。

 

無残なヤナギと屍 2006年7月27日 神奈川県


みごとだね!

2006-07-13 19:10:00 | 虫たち

 

堂々たる大きさです。

耳元近くを飛んでいったときは「バタバタ」と翅音が聞こえたくらい。

樹液を吸っている時はずっとこの体勢です。

Oomurasaki1286

「大紫」たる翅の表面はなかなか見せてくれません。

時たま風が吹いたり、カナブンなどのじゃまが入るとさっと翅を広げます。

その時がシャッターチャンスなのです。

 

半開に近いです。

Oomurasaki1207

 

全開とはいきませんが・・・

Oomurasaki1236

これらはすべてオスです。 メスは一回り大きいそうですよ。

 

同じ木の枯れ枝にルリボシカミキリがいました。

実物は初めて。

何年か前、チョコエッグでルリボシを当てたときはもううれしくて1時間くらいじっと眺めていました。

写真では鮮やかなルリ色ですが、実際は少しくすみ気味のルリ色です。

Ruriboshikamikiri1256

 

もう1頭と鉢合わせ。 決闘!です。(雌雄?縄張り争い?)

Ruriboshikamikiri1220

 

今日はまだ続きます。

対岸の水際を何気なく見ていたら、突然、ツチガエルがポンポンと次々に水の中へ飛び込み始めました。

何かに驚いているようです。 はて?? 

 

・・・な、なんと草陰からイタチが現れました。

野生の哺乳類ですよ!

体長は意外に小さく20cmほどです。

すぐにこちらに気付き、また元の草陰に入ってしまいました。

Itachi1304

いろんな出会いがあった1日でした。 満足です。(*^。^*)

あれ? トンボは?

 

1~3枚目 オオムラサキ、 4・5枚目 ルリボシカミキリ、 6枚目 イタチ

2006年7月13日 神奈川県


水難は辛く悲しいのだ

2006-07-03 16:55:56 | トンボ

 

川歩きの時はひざ下ゴム長を愛用してます。

本当はウエーダーがほしくて、春先になると毎年のように購入計画を立てているのですが、未だ実現せずです。

あぁ~買っておけばよかった。

 

流れからポツンと頭を出している岩にヒメサナエを見つけました。

Himesanae1098

広角(GX8)で背景を入れて写したかったのですが、周りはそこそこの深みで近づくにはゴム長では無理、ならば望遠(D70S)でと(↑)。

・・・でも、どうしても近づきたくて、大きく足を広げ、そっと片足をその岩の端に乗せ、身を屈ませパチリ。

その瞬間、片足は水の中へ沈み、サナエは何処へ・・・。

 

断っておきますが、これがタイトルで言う水難ではありません。

ゴム長を脱いで乾かそうと思い、手に持っていたGX8を胸のポケット入れ、肩にかけていたD70Sをバッグにしまおうと屈んだ時、そう、またその瞬間です。

ぽっちゃん!と音をたてGX8はぶくぶくと気泡を出しながら川の中へ沈んでいきました。

あぁ~~~やっぱ買っておけばよかった!

 

どうにかSDカードは救えましたが、本体の復旧は・・・わかりません。

この写真が遺作にならないことを祈ります。

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ヒメサナエ オス 縄張り占有 2006年7月3日 神奈川県