トンボみっけ+

気になるムシを写しては適当につぶやいてます。(掲載した記事・写真等の無断複写・転載を禁じます。)

与那国島でみっけ(8)

2007-06-30 21:30:02 | トンボ

 

このトンボはヒメというくらいですから小さいです。

アカネで一番小さなヒメアカネよりも更に小さい、とてもかわいいトンボです。

メス、未熟かな?(以下同じ個体) 

Himetonbo_5791

 

頭部前面の黒色条が特徴です。

オスは成熟するとシオカラトンボのような粉を吹きます。

Himetonbo_5799

 

ちょっと余裕があったので広角で狙ったのですが、何の意図も感じない写真になってしまいました・・・。

Himetonbo_6944

 

ヒメトンボ 2007年6月24日


与那国島でみっけ(6)

2007-06-30 20:59:11 | トンボ

 

40年ほど前までは四国、九州が北限でしたが、その後、北進を続け、今や関東の一部でも記録されているタイワンウチワヤンマです。

オス 2007年6月23日

Taiwanuchiwayanma_5626

 

ウチワヤンマと似ていますが、小ぶりな団扇で区別できます。

オス 2007年6月24日

Taiwanuchiwayanma_5674

 

中肢、後肢で体を支えていますね。

オス 2007年6月24日

Taiwanuchiwayanma_5681

 

成虫は似ているのに、幼虫はぜんぜん違います。

でも腹部のトゲトゲ感は共通のような気がしますね。

羽化殻 2007年6月23日

Taiwanuchiwayanma_ukakaku_5604_1


与那国島でみっけ(5)

2007-06-29 00:30:20 | トンボ

 

夢中でオキナワチョウトンボを写していたら、知らぬ間にやって来ていたリュウキュウギンヤンマです。

日本のギンヤンマ属中最も大きいそうですが、レンズを通して見てばかりいたせいか、あまり感じませんでした。

ヤブヤンマくらいはあるようです。

メス産卵(以下同じ個体) 2007年6月24日

Ryuukyuuginyanma_6025

 

単独で産卵します。

Ryuukyuuginyanma_6027

パトロールをするギンヤンマの仲間のオスを2度目撃しましたが、何ギンかはわかりません。

 

ツマベニチョウ 2007年6月24日

翅先のオレンジ色がとても美しくです。

青空の下、ハイビスカスの花の周りを飛んでいる姿を見たら、誰でも見とれてしまいますね。

Tumabenicyou_6045


与那国島でみっけ(4)

2007-06-28 23:51:22 | トンボ

  

いかにも南方のトンボって感じのオキナワチョウトンボです。

大きさはチョウトンボとほぼ同じくらいかな。

大きな池に流れ込む農業用水路?の注ぎ口にいました。

水路はほぼ渇水状態で、ところどころ水たまりがあるのみです。

運よく池からやって来てくれたのかもしれませんね。

オス(以下同じ個体) 2007年6月24日

Bekkoucyoutonbo_6012

 

滞在中、見たのはこの1頭のみでした。

Bekkoucyoutonbo_6035

 

「日本産トンボ幼虫・成虫検索図説」に載っているような群飛を期待していたのですが・・・

Bekkoucyoutonbo_6039

 

アオタテハモドキ 2007年6月24日

特に気にしていなかったけど、割と普通に飛んでいたチョウです。

Aotatehamodoki_5503


与那国島でみっけ(3)

2007-06-28 10:12:28 | トンボ

 

別府春木川でおなじみのハラボソトンボです。(笑)

与那国で一番見たトンボ、水辺から民家の庭まで、どこにでもいた気がします。

神奈川で言うとシオカラトンボみたいなものですね。

オス 2007年6月24日

Harabosotonbo_5782

 

成熟しても白粉を吹かない唯一の日本産シオカラトンボ属のトンボです。

交尾 2007年6月24日

Harabosotonbo_5717

 

初めて見たのはこのような状況でした。

時折り飛ぶので、何かがいるのはわかったんですが、岩肌と同化した感じでとても見にくかったです。

オス 2007年6月23日

Harabosotonbo_5536


与那国島でみっけ(2)

2007-06-28 10:10:38 | トンボ

 

タイリクショウジョウトンボです。

たくさんいました。

どうも1年中見られるようです。

普段目にするショウジョウトンボ(屋久島以北に分布)の原名亜種にあたります。

 

オス 2007年6月24日

Tairikusyoujoutonbo_5667

 

翅基部の橙色斑もショウジョウトンボと比べると狭いですね。

オス 2007年6月24日

Tairikusyoujoutonbo_5670

 

オス 2007年6月23日

Tairikusyoujoutonbo_5522

 

腹部の黒線が目立たない個体もいます。

オス 2007年6月23日

Tairikusyoujoutonbo_5508

 

メスは黒線がとても顕著に現れるそうです。(証拠写真はありませんが・・・。)

メス 2007年6月23日

Tairikusyoujoutonbo_5657_1

 

メス未熟 2007年6月23日

Tairikusyoujoutonbo_5614


与那国島でみっけ(1)

2007-06-27 23:15:40 | トンボ

 

富士に見送られ、いざ与那国島へ~~~ 

Fujisan_0011335

 

家を出てから6時間あまりで着いた~~~ 

Yonaguni_0011346

 

さあ、トンボみっけだ!!

と言いたいところですが、この旅行、トンボがメインではないのです。

とは言え、せっかくなんで1種でも多くのトンボを見つけられたらいいですね~。

 

アオナガイトトンボ

このトンボ、日本ではここ与那国島でしか見つかっていません。

そんな貴重な種がホントに見つかるかなと思っていたのですが、あっけなく見つかりました。

オス 2007年6月23日

Aonagaitotonbo_5621_1

 

かなり遠いところにいたので、この画像の青さほどは感じませんでした。

ちなみに300mm(450mm相当)で写し、かなりトリミングしてあります。

初日はこの1頭のみでした。

上と同じ個体 

Aonagaitotonbo_5628

 

オス 2007年6月24日

2日目はオスを2頭見つけたのですが、この日もどうにもこうにも一向に近くに来る気配がなく、結局・・・う~ん・・・、ぼけぼけ(泣)

Aonagaitotonbo_5729


間色の妙

2007-06-19 17:18:35 | トンボ

 

体長わずか3cm程の小さなトンボです。

オス、何と表現したらいいんだろう? ・・・ご覧のとおり・・・です。

縁紋までお洒落ですな。

Moutonitotonbo_5198

 

メス、まるで別種のようですね。

パステルグリーンがやさしく感じさせてくれます。

Moutonitotonbo_5129

 

オスの頭部  

ハートマーク! これでメスの気を引いているとかいないとか・・・

Moutonitotonbo_5199

 

メスの頭部  

パステルグリーンのグラデーションがすばらしいです。

Moutonitotonbo_5350

 

メスは羽化後の期間によっても体色が変化します。

未熟のメス 

体色が羽化直後の色がないものから(この複眼のような色)、淡いオレンジに変わってきたところです。

Moutonitotonbo_5327

 

未熟のメス

やがて複眼がグリーンに変化します。

Moutonitotonbo_5103

 

成熟のメス

全体がパステルグリーンになり、背に黒いすじが入ります。

Moutonitotonbo_5119

 

オスはメスのような変化はありません。

徐々に濃くなっていくだけです。

やや淡いオス

Moutonitotonbo_5203

 

成熟のオス

Moutonitotonbo_5148

 

モートンイトトンボ 2007年6月19日 神奈川県


トンボデビュー

2007-06-18 00:03:27 | トンボ

 

夜、帰宅すると「ちっちゃい黄色いトンボが庭の菜園にいたから写したよ。」と妻がニコニコしながら買ったばかりのデジカメをよこしました。

どれどれと見てみるとハラビロトンボのメスの未熟が写ってます。

近くで羽化したのでしょうが、この辺りにはハラビロが住む環境はないのに、どこから来たんでしょう?

Harabirotonbo0010020

 

ハラビロのヤゴはとても乾燥に強いと言われていますので、仮定ですが、昨年どこからかやって来たメスが近くの田んぼで産卵し、孵化したヤゴが冬の乾燥を乗り切り、田んぼに水が入るとともに成長して羽化したのでしょうか。

それとも・・・???

Harabirotonbo0010015

 

「せっかくだからブログに載せるね。」

「じゃあ、これもお願い。」

にゃんこ =^_^=

Toraneko0001

妻はネコ好きであります。

 

ハラビロトンボ 2007年6月17日 神奈川県 


ふふふ(^_^)v

2007-06-13 20:40:29 | 虫たち

 

ミズイロオナガシジミ

2種目のゼフィルスです。

昨日、アカシジミがいた隣の木でじっとしていました。

この場所はアタリかもね。

Mizuiroonagashijimi_6531

Mizuiroogagashijimi_4822

 

首に下げるつながった手袋を思い出しました。

Mizuiroonagashijimi_4849

 

ウラナミアカシジミ

ふふふ・・・3種目です。

薄暗いクヌギ林の下草にいました。

見たかったチョウに出会えてサイコーです。

Uranamiakashijimi_4957

 

かなり興奮していたんで、足を滑らせ音を立ててしまい逃げられました。

写した枚数はたったの10枚だけでした。(しかもうち8枚はブレブレ・・・)

Uranamiakashijimi_4951

 

2007年6月13日 神奈川県


梅雨はまだか

2007-06-13 20:07:32 | トンボ

  

この時季、山地の渓流はミヤマカワトンボの天下です。

至る所でオスが縄張りを確保しています。

Miyamakawatonbo_6599

 

1頭がバランスを乱すとすぐに争いになります。

Miyamakawatonbo_6601

 

巻き添えは食いたくないと見守るアサヒナカワトンボ(雑種由来群) 

~~ホントかな?  

Kawatonbo_6715

2007年12月18日追記:DNA解析に基づく新仮説により、カワトンボ属の和名を変更しました。

 

2007年6月13日 神奈川県


♪うえをむういて~

2007-06-13 19:50:31 | トンボ

 

最近、樹上を見上げながら歩いています。

もしシジミチョウが舞っていようものなら、一撮入魂?気合を入れて写します。

まあ、ほとんどが「な~んだ・・・ルリシジミか」なんですがね・・・(笑)

そんなことをしていて見つけた未熟のメスです。

Nekitonbo_6743

 

このあたりには池が無いはずなのに・・・。

どこで発生しているのかな?

Nekitonbo_6765

 

もうひとつ。

このシルエットはあいつですよね?

Agehamodoki_6733

 

やっぱりね!

Agehamodoki_6737

 

ネキトンボ 2007年6月13日 神奈川県


家から30分

2007-06-13 08:40:31 | トンボ

 

箱根芦ノ湖です。

いや~サイコーのお天気ですね。

Mizuumi_6390

 

朝早く着いたのでこんなものが見れました。

温泉の湯気じゃないですよ。

Mizuumi_4604

 

しばらくすると目的のトンボがやってきました。

ホント、いい天気だよな。

Honsanae_6411

 

オスです。

横から見ると普通のサナエですが・・・

Honsanae_4632

 

上から見るととてもずんぐりとしています。

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午前中いっぱい粘りましたがメスは来ませんでした。

いつ産卵するのかな?

 

ホンサナエ 2007年6月12日 神奈川県 


色とりどり

2007-06-13 07:57:20 | 虫たち

 

アカシジミ

前回と同じ場所で見つけました。

まさか同じ個体ってことはないと思いますが・・・。

Akashijimi_4792

 

ミドリヒョウモン

初めて見たチョウなんですが、図鑑によるとヒョウモンチョウの仲間ではいちばん普通に見られるとあります。

今は何となくツマグロヒョウモンに取って代わられたような気がします。

初版が8年前なんでその当時はそうだったのでしょう。

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でも、どこがミドリなんでしょうか?

Midorihyoumon_6489

 

ヒカゲチョウ

ハルニレの樹液にスズメバチらとともに集まっていました。

対等の争いをしていたように思います。

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カラスアゲハ

実際より写真もほうがキレイです(笑)。

光の加減でしょうか青が鮮やかに写っています。

Karasuageha_4665

 

2007年6月12日 神奈川県