トンボみっけ+

気になるムシを写しては適当につぶやいてます。(掲載した記事・写真等の無断複写・転載を禁じます。)

オオカマキリ 4日目

2024-01-24 22:28:49 | 虫たち
19:15 気温3~4℃ 晴れ 北風が冷たい。
枝を探したが見つからず、もしやと思い地面を見たら落ちていた。


手で触れると微かに脚が動いた。
おそらく食べていない日が何日も続いているはず、寒さに耐えうる体力も限界か。。


例の仮説だが、近くに植わっているヒイラギナンテン(園芸種ver.)が怪しい気がする。
生い茂った葉が雨風冷気除けになり、花期が12月から1か月くらい続くため、
アブなどの小昆虫がやってくれば狩りの機会は継続的にありうる。

~~ある時ここにたどり着いたオオカマキリは寒さをしのぎつつ時折やって来る小昆虫を捕まえ生き延びてきた。
花期が終わりに近づき小昆虫が来なくなったため、新たな狩場を求めてここを離れた。~~

2024年1月24日 神奈川県

オオカマキリ 3日目

2024-01-23 22:55:06 | 虫たち
7:50 気温6~7℃ 晴れているが日は当たらない。
昨夜、枝の頂上付近で動けなくなっていたので、直接冷気が当たらないよう葉の下に動かした。

手で触れると微かに動く。
この体勢は跗節が葉や枝に引っ掛かって維持している感じ。

13:30 気温12~13℃
全身に日が当たっており、体勢が持ち直されていた。

鎌のクリーニングをした。
体も温まりさあ狩りへ・・・
となるところだが、もう狩りはできない気がする。
動きはとても緩慢、やっと動いているような状態では獲物は捕れない。
たとえ鎌で挟めたとしても押さえるだけの力がないと思う。
そうあってほしくないが1時間ほど眺めていたら悲しいかなそう考えてしまった。

さて、どこでどう過ごしていたかの仮説はまた後日。

2024年1月23日 神奈川県

オオカマキリ 2日目

2024-01-22 22:34:55 | 虫たち
7:30 気温5~6℃ 曇り
昨日の夕方と比べると少し移動していた。

手で触れたところ、微かに脚が動いたが、体を動かせるほどの力はない。
おそらく昨夜の夕方以降気温が下がる前に移動したと思う。

12:50 気温13~14℃ 薄曇り(時折日差しあり) 
直線で50cm近くも移動していた。
気温が上がり、体が温まれば本能として狩り(捕食)をする。
狩りの方法は待ち伏せだろう。
真冬に自らが動き獲物を探し回るとは考えにくい。
では、花もなく葉だけのこのピラカンサスに獲物はやって来るのか?
と思った時、どこでどう過ごしていたんだろうの仮説が浮かんだ。
それは次回に。

2024年1月22日 神奈川県

どこでどう過ごしていたんだろう

2024-01-21 21:15:39 | 虫たち
昨日1月20日は大寒。
雨上がりのピラカンサスにオオカマキリのメスがいた。

ナナフシのようにゆっくりとした動作で動く。
体に目立つような傷はない。
まだ生きているなんて恐れ入る。

この冬は比較的暖かく極端に気温が低くなることはなかった。
故に寒さをしのげたかもしれないし、餌になるムシも探しやすかったかもしれない。

それにしても自然下でこの時季まで生き延びるのは珍しいと思う。

2024年1月21日 神奈川県

越冬芋

2024-01-09 23:01:12 | 虫たち
シマトネリコの木の皮がめくれていたので剥がしたらシャクガの幼虫が付いていた。


めくれた皮から生えた枝に成りきっていたのだろうと想像するが、気が付かなかったのは非常に残念。


体長は4cmほど。
フタツメオオシロヒメシャクの幼虫だと思う。



顔面はなかなかのもんだ。

2024年1月9日 神奈川県

無知な罪

2024-01-08 23:25:24 | 虫たち
夜間、コンクリ壁にいたヒメツチハンミョウ。
特徴的な触角はオスの証。

本来なら土の中で春を待っているはずなのにどうしたものか。
このところの暖かさで出てきてしまったか。


手で触ると危ないので棒で突っついたら擬死をした。

明日からは例年並みの寒さとなる予報、つまり1年間で一番寒いってこと。
どこかに身を潜めないと擬死では済まない。

2024年1月8日 神奈川県

と書いたが、当地でのヒメツチハンミョウは寒さに強く、秋期から冬期は完全な夜行性とのこと。
詳しくは月刊むし2016年2月号、3月号に掲載された舘野氏を珠玉の報文をご一読あれ。

1月10日の晩の個体。
おそらく同じやつ、食べ物がある草地までもうすぐだ。

2024年1月16日