トンボみっけ+

気になるムシを写しては適当につぶやいてます。(掲載した記事・写真等の無断複写・転載を禁じます。)

世代交代

2010-07-31 22:10:11 | トンボ

 

成虫で冬を越すトンボ、ホソミオツネントンボです。 

1枚目の羽化間もない個体は7/28、2枚目のひと冬越して成熟した個体は6/22に、同じ池で写しました。

その池でホソミオツネントンボを見たのはこの2回だけです。

ついつい、この両者の間柄が気になってしまいます。

Hosomiotsunentonbo_9457 

 

Hosomiotsunentonbo_7601

 

1枚目:ホソミオツネントンボ メス 羽化直後 2010年7月28日 神奈川県

2枚目: 同 オス 2010年6月22日 同   


夏の風物詩

2010-07-30 23:32:26 | トンボ

 

定例会の締めは夕方のヤンマ。 

やっぱ夏ですもん。

この日はヤブヤンマが多く、ヤブ7:他3の割合でした。

写してみると翅の破けている個体が多いです。 

大きな体の割にはごちゃごちゃしたところを生活の場としているからでしょうか。 

Yabuyanma_9567

 

これはきれいな翅のメス。 

オスも飛んでいるのですが、なかなかうまく写ってくれません。

Yabuyanma_9762

 

ヤブヤンマ メス(別の個体) 2010年7月28日 神奈川県


あ~真逆

2010-07-29 17:49:37 | トンボ

 

鬱蒼とした杉林の中で見つけた抜け殻。 

苔むした杉の横に小さな流れがあり、ここで育ったのでしょう。

この画像では明るい環境に見えてしまいますが、実際はとても薄暗いとこなんですよ。

Mirunyanma_9377

 

ミルンヤンマ 羽化殻 2010年7月28日 神奈川県


質より涼

2010-07-28 22:59:04 | トンボ

 

涼みを兼ねて山間部の渓流でサナエ探しをしてきました。

前回(7/16)訪れた時は水量が多く流れも早かったため早々に退散したのですが、今日は元に戻りいい感じです。

しかし肝心のサナエが見つかりません。 

いるのはコオニヤンマばかり、まさか食べちゃったわけじゃないよね?

場所を変えようかと林道を歩いていると前から見覚えのある車が・・・、「あっ!尾園さん」

ここで会うってことはたぶん目的は同じ、「もっと上流へ行きましょう」ということで急きょ定例会となりました。

向かった先はムカシトンボの羽化を観察した場所。 

ところが、到着して1時間もしないうちに2人で木陰に入り、せせらぎを聞きながら

「ここは涼しくていいですねぇ~」 

「あとはサナエがいれば最高のなんですよね。」とすっかり避暑モードに。

どこに行ってもいない時はいませんね。 

Kooniyanma_7419

 

コオニヤンマ オス 2010年7月28日 神奈川県


湿原の夏(7)

2010-07-25 20:56:47 | トンボ

 

湿原便りの最後は金属緑色が美しいエゾトンボ属の仲間です。

この仲間は皆よく似ています。 

しかも、そのほとんどと馴染みがありませんので飛んでいるのを見ても何だかわかりません。

とりあえず、飛んでた環境と写った上付属器の形で種を調べてみました。 

まずは湿原の日当たりの良い小さな水たまりでパトロールするオス。 

このようなパトロールはあちこちに点在する同じような環境の水たまりでも見ることができました。

Ezotonbo_8948

 

エゾトンボでしょう。 

時折りホバリングを交えながら概ね目の高さから上を飛んでました。 

日が当たると輝いて美しいです。

Ezotonbo_9173

 

次は木陰の小さな水たまりでパトロールするオス。 

これもエゾトンボのようです。

Ezotonbo_8670

 

最後は日が当たらない小さな池でパトロールするオス。 

池の縁に沿って低いところをホバリングを繰り返しながら飛んでいます。 

この環境でこの飛び方はタカネトンボでしょう。

Takanetonbo_7367

 

暗すぎる場所なのでスピードライトを使用しました。

Takanetonbo_7390

もう1種いるはずなんですがわかりません。 

どの辺を飛ぶのかな?

属は違いますが、オオヤマかコヤマらしき個体が上空を通過していきました。

 

1~3枚目:エゾトンボ オス 4・5枚目:タカネトンボ オス 

2010年7月22日 長野県


湿原の夏(6)

2010-07-25 20:02:04 | トンボ

 

この湿原で一番個体数が多かったのがこのオゼイトトンボ。 

初めて見るトンボです。

木陰から日向までいろんな場所にいました。 

日向では連結や交尾が多かったですね。

オスは一度飛ぶとなかなかとまらないように感じました。 

ゆったりと今にもとまりそうに飛ぶのですが、なかなかとまらないのです。 

でもイトトンボってそうゆうもんだったけな??

Ozeitotonbo_8711

 

たぶんオゼイトのメスだろうと思うのですが、決め手がわかりません。

Ito_8676

 

他にも北方種がいるようですが、見つかりませんでした。

あと、羽化間もないモノサシトンボのメスもいました。

Monosashitonbo_8702

  

1枚目:オゼイトトンボ オス 2枚目:イトトンボ科sp. メス 3枚目:モノサシトンボ メス 羽化直後

2010年7月22日 長野県


湿原の夏(5)

2010-07-25 20:01:17 | トンボ

 

「モイワでも残ってないかな~」なんて思ってましたので、小型のサナエを見つけるとそりゃ大変。 

追いかけ回してなんとか証拠をって感じです。

Kosanae_8725

 

遠くにとまられると本当に困りました。(笑) 

Kosanae_8861

 

結局、全部コサナエでしたが・・ 

大きいのもいました。 若そうです。

Kooniyanma_8843

そう言えば、駐車場にできた前日の雨の水たまりの横でオナガサナエらしきのオスがオベリスクしてました。 

そんなところで・・・ね?

 

1・2枚目:コサナエ メス 3枚目:コオニヤンマ オス

2010年7月22日 長野県


湿原の夏(4)

2010-07-24 20:38:13 | トンボ

 

アカネの仲間もちらほらいました。

Akiakane_8608

 

Miyamaakane_8836

そうそう、駐車場で体色が黒いオスとオレンジ色のメスが交尾態で飛んでいました。

ムツアカネっぽく見えたのですが、ちょっと早すぎますよね? 

ここにいるかどうかもわかりませんし・・・。 何だろう???

 

1枚目:アキアカネ オス 未熟 2枚目:ミヤマアカネ メス 未熟 

2010年7月22日 長野県 


湿原の夏(2)

2010-07-23 21:29:45 | トンボ

 

到着してすぐに見つけたのがこのサラサヤンマ。 

まるで出迎えてくれたかのように目の前でホバリングしてくれました。

幸先いいです。

帰り際にはメスの産卵場所探しも見ることができました。 

飛んでた場所は湿った陸地です。 

本当にそういうところに産むんですね。

Sarasayanma_8620

 

羽化殻はタカネトンボがパトロールしていた小さな池で見つけました。

たぶん、ルリボシヤンマでしょう。

Ruriboshiyanma_8705

途中、2度ほど大型のヤンマを目撃しました。

エゾトンボとバトルをしたのですが、エゾトンボが子どもに見えるくらいの大きさでした。

何でしょうね?

 

1枚目:サラサヤンマ オス 2枚目:ルリボシヤンマ 羽化殻

2010年7月22日 長野県


湿原の夏(1)

2010-07-23 20:41:32 | トンボ

 

「ハッチョウトンボが見たいんです!」

「じゃあ、ここがいいですよ」と教えてもらった場所へ行ってきました。

 

初めて見るハッチョウトンボは本当に小さかったです。

Haccyoutonbo_8752

 

体長は約20mm。 

よく比較されますが1円硬貨の直径とほぼ同じなんです。

でも、知識として小ささはわかっていても、実際見てみないとこの小ささは実感できないでしょう。

Haccyoutonbo_8817

 

こちらはメス。 やはり小さいです。(笑) 

Haccyoutonbo_8830

 

見慣れたトンボもいました。

Shiokaratonbo_8826

 

1・2枚目:ハッチョウトンボ オス 3枚目:同 メス 4枚目:シオカラトンボ オス

2010年7月22日 長野県