トンボみっけ+

気になるムシを写しては適当につぶやいてます。(掲載した記事・写真等の無断複写・転載を禁じます。)

今夜も

2007-10-29 22:51:25 | 彗星

 

17P/Holmes

  

昨日より空の透明度が落ちたためか、やや肉眼では見にくくなった気がしますが、10cm×20の双眼ではさほど明るさは変わっていないと思います。

2等級はキープしているでしょう。

17p_7935

2007年10月29日 21:40 露出15s D70s 70-300mm(300mm) F5.6(ISO800) スカイメモR 神奈川県

 

昨日と同じ条件で写したものをピクセル等倍にしました。

明らかにコマが広がったのがわかります。広がると暗くなると思うのですが、まだまだバーストが続いているのでしょうか?

17p_7932

2007年10月29日 21:38 露出10s D70s 70-300mm(300mm) F5.6(ISO800) スカイメモR 神奈川県


どうしたんだろう?

2007-10-28 23:24:30 | 彗星

 

17P/Holmes

  

大増光しているとの情報を得てから4日目の晩にようやく見ることができました。

月が煌々と輝いている中でも肉眼でもわかります。

2等級もしかしたら1等級かもしれません。

画像の上の明るい星がペルセウス座のα星で1.8等です。

肉眼ではこの星の方が明るかったのですが、写して見ると彗星の方が明るく写っています。

月がなく、郊外の暗い空だったらどんな風に見えるのでしょうね。

17p_7890

2007年10月28日 20:44 露出10s D70s 180mm F2.8開放(ISO400) スカイメモR 神奈川県

 

ピクセル等倍で切り出しました。

10cm×20の双眼鏡ではこんな感じで見えました。

画像では核らしいものもわかりますね。

17p_7913

2007年10月28日 20:58 露出10s D70s 70-300mm(300mm) F5.6(ISO800) スカイメモR 神奈川県


ちょこっとお隣へ

2007-10-25 18:54:34 | トンボ

 

初見です。

残念ながら神奈川県にはいません。

うわさどおりの本当にきれいなトンボです。

Kobaneaoitotonbo_0044

 

上から

Kobaneaoitotonbo_9915

 

少々ボケ気味ですね。

複眼から胸部にかけての淡いグリーンをしっかり写したかったです。

Kobaneaoitotonbo_0021

 

交尾  

草むらの中に入ってしまったので、上からしか写せませんでした。

Kobaneaoitotonbo_9923

 

ちょっとお気に入りの写真です。

Kobaneaoitotonbo_0065_2

 

オスの複眼の色はトルコブルーに例えられるそうです。(茶壺の夢さん、拝借しました。)

Kobaneaoitotonbo_9951

 

コバネアオイトトンボ 2007年10月25日 静岡県 


田んぼの懐

2007-10-19 17:15:03 | トンボ

 

里山の田園地帯を歩いていたら水が張ってある田んぼを見つけました。

最近、雨が降っていないので周りの田んぼは乾いているのに、ここだけこんな感じです。

晴れるとアカネ達の産卵大会が見れそうな田んぼですね。(笑)

Tanbo_9837

 

早速、何かいないかなと探すとイトトンボがフラフラと飛び出し、ひこばえにとまりました。

アオイトトンボです。

写せませんでしたが、産卵中のカップルもいました。

田んぼでアオイトは初めてです。

1~2km離れた池(多産地)か、もしかしたら近くの休耕田で発生した個体がやってきたのでしょう。

Aoitotonbo_7817

 

いつ見てもキレイな複眼です。

Aoitotonbo_7796

 

アオイトトンボ オス 2007年10月19日 神奈川県


ここにも!

2007-10-19 15:56:18 | トンボ

 

今日はいつもの山方面へ・・・あれれ、ここにもノシメがいますねぇ~

今年はどうしちゃったのかな?

 

ノシメトンボ

Noshimetonbo_7764

曇って気温が低いので、近寄り放題でした。

 

カメラバッグを見つめるオス

Noshimetonbo_9807

 

ネキトンボ

怪訝そうなオス

Nekitonbo_9785_2

 

アキアカネ

セミになりたかったオス 

Akiakane_9784_2

マユタテとコノシメは敏感で、早々に飛んでいってしまいました。

 

おまけ

平泳ぎするハラビロカマキリ・・・どうしたんだ?

Harabirokamakiri_7780

 

写真中央に何かが浮いてますよね。

それがハラビロカマキリです。

何でこういう状況になってしまったのでしょうね? 

やっぱ腹のムシのせい?

Harabirokamakiri_9792

 

2007年10月19日 神奈川県


平地のアカネ

2007-10-18 20:08:31 | トンボ

 

いつも山ばかり歩いているので、今日は平地に行ってきました。

 

アキアカネ

小1時間前までは晴れていたのに、すっかり雲に覆われてしまいました。

この時期、日が射さないと肌寒く感じます。

遊歩道脇の草むらに連結したまま動こうとはしないカップルがいました。

きっと産卵の途中だったんでしょうね。

Akiakane_7723

 

木の切り株風ベンチ(石製)にオスがいました。

これからはこんな体勢でぺたっとしているのをよく見かけるようになります。

Akiakane_7728

 

場所を移動しました。

天気も回復し日差しが戻ってきました。

オニヤンマのオスが数頭、まだ元気に縄張り飛翔していました。

そう言えば10月に入るとメスは見かけなくなるような気がしますが、どうなんでしょうね?

 

ミヤマアカネ メス

「う~ん・・・アカネのメスはどいつもこいつも地味だなぁ~」って現地で思ってました。(地味って言葉は否定ではないですからね。)

Miyamaakane_9665

 

ってことでオスも探したのですが見つかりません。

もともとここはミヤマアカネ自体が少ないところなので仕方ありませんね。

Miyamaakane_9732

 

またまた場所を移動し、田んぼへやってきました。

ここで大発見をしました。

何とノシメトンボがいっぱいいるのです。

田んぼ1面につき2~3頭もいるんですよ。

これを「いっぱい」と言わずして何と表現すればいいのでしょう!(笑) 

何度かこのブログでノシメは少ないと書いてきた立場から、今後どうなるか(増えるか、元に戻るか)来年以降も追ってみようと思います。

 

コノシメトンボ

昼過ぎの気温は20℃を超え、オスはこんな体勢になりました。

Konoshimetonbo_9768

 

メスは木陰で一休みってところでしょうか。

Konoshimetonbo_9733

 

おまけ

水辺のハラビロカマキリです。

何か場違いな感じがしますね。

腹のムシに誘導されてやってきたのでしょうか?

Harabirokamakiri_7734

 

2007年10月18日 神奈川県


別府ではまだまだ盛んです

2007-10-18 18:38:11 | トンボ

 

春早い頃から水辺にたくさんいたこのトンボも今日はわずか数頭だけでした。(少し肌寒かったからかもしれませんが・・・) 

あとひと月ほどで姿を消すと思います。

オス型です。

Aomonitotonbo_9610

 

同じ個体を横から

曇り空の下、身をすぼめるようにとまっていました。

Aomonitotonbo_9640

 

アオモンイトトンボ メス 2007年10月18日 神奈川県


夢中さ君に

2007-10-11 19:44:40 | トンボ

 

今日は別のポイントです。

民家と生活道路と丘の斜面に囲まれたわずか2面の田んぼです。

現地に着いたのは3時過ぎでした。

すでに太陽は山に隠れ、田んぼに差し込む日差しはありません。

やはりオスには出会いませんでした。

Katoriyanma_9599

 

ここのカトリは田んぼの中を自由に飛び回ります。

そして、どこでも気に入った場所があれば産卵しているようでした。

きのうのカトリは畔に沿ってのみゆっくり飛び、田んぼの中はほぼ素通りで、産卵場所としては眼中にないというような感じでした。

個体差なのか、環境の違いから来るものなのかはわかりませんが、少々興味を抱かさせる行動ですね。

Katoriyanma_9583

 

何やら産卵管のようなものが見えますね。

Katoriyanma_9566

 

画質が悪くなりますが、拡大してみました。

これを土に差し込んで産卵するのでしょうね?

Katoriyanma_9566_1

 

もう一枚

Katoriyanma_9556

 

カトリヤンマ メス 2007年10月11日 神奈川県 


気分しだいで飛ばないで

2007-10-10 20:26:32 | トンボ

 

いやいや・・・今日はダメでしたね。

オスは全くやって来ないし・・・、時間(3時過ぎ)や天候(曇り)が影響してたのかな?

そのかわりメスは結構いました。

30cm程の高さで畔(くろ)の横をゆっくり飛びながら産卵場所を探し、良さそうなところがあると降下し着地します。

頻繁にホバリングをしますので、そこを狙っていたのですが、なかなか近くに寄ってくれません。

こちらから近づくと敏感に察知して、微妙な距離を保ちながら遠ざかります。

さらに近づくと隣の田んぼや反対側の畔へ行ってしまいます。

今日はこの繰り返しでした。

産卵場所探しのホバリング(手前は咲き終わった彼岸花)

Katoriyanma_9529

 

稲のひこばえの間から、ちらっと産卵が写せました。

Katoriyanma_9526

 

こちらも産卵、これが今日のベストショットです・・・(泣)

Katoriyanma_9510

まあ、目的があって飛んでいるわけですので、こんなカトリでも背は向けません。

 

カトリヤンマ メス 2007年10月10日 神奈川県 


産卵日和

2007-10-06 00:11:13 | トンボ

 

前日の天気予報では小雨のち曇りだったのに、朝起きたらスカッと秋晴れです。

こんな外れ方だったら許してあげましょう!

7月にカトリヤンマのヤゴの抜け殻を見つけた田んぼです。

白の軽トラは地主のおばちゃんの愛車、名も知らぬ方ですが、時折りお邪魔させていただきありがとうございます。

Kumo_7669

 

ウラギンシジミを捕らえたジョロウグモもさわやかに見えてしまいそうな青空です。

こんな日はアカネたちの産卵があちらこちらで見られます。

Natsuakane_9258

 

ナツアカネの産卵は連結して飛び回り、ホバリングも交えながらメスが空中から卵を撒き散らします。

Natsuakane_9271

 

卵が見えますか?

Natsuakane_9230

 

小さな卵がくっつき、リング状になっているようですね。

ホントは撒き散らかしている場面を写せたらいいんだけど、難しいです・・・

Natsuakane_9200

田んぼに落ちた卵はそのまま冬を越し、来春、田植えの時期に孵化します。

 

ナツアカネ 2007年10月4日 神奈川県 


せんちめんたりずむ

2007-10-05 21:11:05 | トンボ

 

かなり出遅れてしまいましたが、ようやくタカネトンボを見に行ってきました。

そこでは1頭のオスが岸辺に沿って飛んでいました。

自分の縄張りの中でメスがやって来るのを待っているのです。

時折り、他のオスがやってくるとバトルをし、追い出していました。

お~まだ元気そうだなと思っていたのですが、その後30分間になんと2回も枝にとまったのです。

う~ん、やっぱり10月なんだなぁ~(目を閉じ、腕を組み、二三度頷く・・・)

Takanetonbo_9342

・・・この場合、季節は関係ないですね。

 

2007年10月4日 神奈川県 


ボツネタで夏を惜しむ(その弐)

2007-10-04 00:40:05 | トンボ

 

始めたばかりの企画なのにこんなことを言うのは何ですが、第2回目で早くもネタ切れの感ありありになってしまいました。

この夏はあまり出かけなかったので、写真そのものが少なく、その中で惜しいものなどほとんどないありさまなのです。(泣)

 

マルタンヤンマ メス 

2007年8月12日 神奈川県

黄昏飛翔です。

この日、マルタンメスとわかる個体だけでも7~10頭いました。

こりゃ~チャンスと構えていたのですが、いい塩梅なところにやってきません。

やがて暗くなり終了です。

ここは個体数が多いから、いずれは♂も・・・なんて思っていたのに・・・

Marutanyanma_7394

 

2007年8月13日 神奈川県

午前9時頃、小雨がぱらつく曇り空のもと、田んぼの稲に産卵してます。

できれば畦近くの稲を気に入ってくれるとうれしいのですが、こちらもいい塩梅のところに来てくれませんでした。

Marutanyanma_7421

オスとのご縁は今年もありませんでした。


ボツネタで夏を惜しむ

2007-10-03 00:30:39 | トンボ

 

秋の夜長に、この夏の惜しい写真を見ながら、過ぎた夏を惜しもうという企画です。(何のこっちゃ?)

 

オニヤンマ オス 

2007年9月3日 神奈川県

夏休みが終わり静かになった自然公園で、2時間粘って写したものです。

感覚的にはピントばっちりだと思っていたんですがね・・・ 

まあ、オニヤンマはいつでも写せるからまた今度、なぁ~んて思っていたら10月になっちゃいました。

Oniyanma_8255

 

ルリボシヤンマ オス 

2007年8月27日 神奈川県

このあたりではとても少ない仲間です。

一ヶ所で3頭以上見たことがありません。

田んぼの稲の上を飛んでましたので、まだ未熟なのかもしれませんね。

さあ本腰入れて・・・という時に飛んでいってしまいました・・・ 

これもオニと同じでまた今度、と思っていたんですが、結局、その後ルリボシには会っていません。

Ruriboshiyanma_8093

何となく教訓めいたものを感じてしまいます。(笑)