クリの幹のところどころ開いた直径2cmほどの丸い孔。
木を一周して数えると14個ありました。
すべてが新しく、最近できたもののようです。
木のそばで耳を澄ますと幹の中から「ガリガリ」と木を削る音が時折り聞こえます。
大顎を使い、孔を広げている音です。(左下と右上)
別の孔では脱出できる大きさまで広がり、中から出ようとしています。
こちらでも。
もひとつこちらでも。
そう、この孔はシロスジカミキリの脱出孔。
このクリの木からこの日だけで4頭、前日までの分も合わせると18頭もが羽化脱出したことになります。
ちなみに隣のクリの木でも同じ営みが繰り広げられていました。
シロスジカミキリ 羽脱 2012年5月24日 神奈川県