なぜ、ここにいるのだろう???
成虫で越冬するトンボです。
夏に羽化した個体は褐色ですが、冬を越し春になると成熟し、このようなあざやかな青色になります。(越冬型の場合)
縄張り中のオス
別の縄張り中のオス。(縄張り中のオスは3頭いました。)
上と同じ個体。 複眼が縞模様です。
1ペアが産卵をしていました。
5月1日追記
県内では稀な種と思い、県立生命の星・地球博物館に連絡したところ、次のようなコメントをいただきました。
「おととしあたりから、神奈川県西部で記録が出ています。 今後かなり広がっていくものと考えています。 温暖化の影響がかなり出てきているのだろうと考えられます。」
ホソミイトトンボの仲間は熱帯・亜熱帯を中心に分布しています。 仲間のうち最も北寄りの地域に生息しているのがこのホソミイトトンボですが、温暖化と共に生息域をさらに北上させているのですね。
それにしてもこんな小さな体でどこからやってきたのでしょうか?
ホソミイトトンボ 2007年4月30日 神奈川県