トンボみっけ+

気になるムシを写しては適当につぶやいてます。(掲載した記事・写真等の無断複写・転載を禁じます。)

歩き回る

2023-06-30 22:14:09 | カミキリムシ
天気が悪そうなので信州遠征はやめて近場に変更。

まずはオニグルミのもとへ。
少々環境が変わっていたが健在のよう。

オニグルミノキモンカミキリ。
画像では存在感があるように見えるが、実際は小さくて華奢。
毎年見つけた時の第一声は「ちっちぇー」

山地の渓流に移動。
ヒグラシが羽化してた。
そう言えば、移動中ニイニイゼミの鳴き声が聞こえたっけ。
夏は目の前。


オス。
例年、この渓流に通うのはだいたい初夏まで。
この夏はカナカナを聞きながら虫探しをしてみるか。

そうそう先週のこいつ、まだいた。
獲物に飛び掛かるチャンスがなかったのか?
そう考えると自分はヤバかったかも。

またまた場所を変え山地の林道を歩く。
アシガラノノウサギ?
野生の哺乳類って偶然でしか見かけることはない。
危険な哺乳類には会いたくないが、安全な哺乳類には再会希望。

2023年6月28日 神奈川県

梅雨の中休み

2023-06-22 01:25:07 | カミキリムシ
山地の渓流へ。
目当てのサナエは来ず。

白く粉を吹いたアサヒナカワトンボ。
まるで白髪の老人ように思えた。

苔むした立ち枯れ木を上に移動するクスサンの幼虫。
上に行っても葉はないぞと伝えたが聞く耳持たず。

折れて枯れた枝にゴマダラモモブトカミキリのペアがいた。


別の枝に別のペアが。
出会う機会が少ないのでラッキーを思ったが・・

裏にはとんでもない奴が隠れていた。
こいつがいると気が萎える。

枯れたハンノキにいたクビアカトラカミキリ。
里山でしか見たことなく、山地にもいるんだと少しテンション回復。

近くの衰弱したハンノキにはニンフホソハナカミキリがいた。
花に来たところしか見たことがない。
何しに来たんだろう。

妖精のように飛びながら枯れ枝に移り、歩き回っている。
産卵かな。
よく見ると頭部に黄色い花粉が付いている。

当たり。

里に下り、農道を歩く。
ラミーカミキリ多数、キボシカミキリ1頭。
今更ながら勢力図が変わったことを実感する。

目的のホオノキに到着。
食痕はあるが姿が見えず。
どこからかトビイロカミキリがやって来て、すぐに飛んで行った。


今日はダメだなと少し歩いたらトラフホソバネカミキリがいた。
滅多に見れないので感激。

凛々しい。

2023年6月19日 神奈川県

羽脱、悲喜こもごも

2023-06-04 22:53:40 | カミキリムシ
昨年、カミキリを呼び寄せるために置いたコナラの伐採木。


1年経って様々な大きさ、形の羽脱孔ができている。


この日はフタオビミドリトラカミキリが羽脱し、すぐに飛び立った。


フタオビミドリトラカミキリはもう1頭。
少し立ち止まった後、同じように飛び立っていった。
近くで小さなタマムシも脱出中だ。


ナガタマムシの仲間のよう。
小1時間待ったが、ここからなかなか出て来れない。


仕方なく手で引っぱり出してみるとかわいそうに羽化不全。
これでは飛べない。
厳しい世界だ。

2023年6月4日 神奈川県