トンボみっけ+

気になるムシを写しては適当につぶやいてます。(掲載した記事・写真等の無断複写・転載を禁じます。)

夜のトラ

2024-05-02 22:08:45 | カミキリムシ
夜間、コナラの枯れ枝の先にいたヒメクロトラカミキリ。
日中せわしなく動く姿と打って変わってじっとしている。
軽く光を当てカメラを近づけると何かを察知しているのか触角は動かすものの身はそのまま。

寝てるんだろうなぁ。

2024年5月2日 神奈川県

曾孫の代

2024-04-30 21:11:51 | カミキリムシ
ここでは1年おきにルリカミキリが発生する。

2020年に初めて現れ、22年、24年と続いている。
本種は1世代2年。

2018年にどこからかやって来たメスが始祖になるのだろう。

ピラカンサスの葉の主脈を後食。

2024年4月27日、29日 神奈川県

今頃

2023-11-11 21:44:23 | カミキリムシ
20時頃リビングの網戸にカミキリの影が見えた。
11月ともなるとほとんどのカミキリが姿を消し、越冬種以外で生き残っているのはキボシカミキリくらい。
大きさ的にもシルエット的にもそうかな思って捕まえてみるとセンノキカミキリだった。

本種は10月くらいまで生き残っているので、今年の暖かさを思えばいても不思議ではないのかもしれない。
近くの畑のタラノキからやって来たのだろう。

2023年11月10日 神奈川県

コナラの行く末

2023-07-13 22:22:16 | カミキリムシ
10年ぶりのシロスジカミキリ。
久々のご対面は我が家のコナラでとなった。

体長は55mm。
先日、ミヤマカミキリを見てでかいと思ったが、このメスはさらにでかい。

枝回り48cmの枝の樹皮を丸くかじり、

そこへ卵を1個産む。

それが13個も。
気持ち良く産めたんだろう。

2023年7月12日 神奈川県

定点観察

2023-07-11 21:03:41 | カミキリムシ
今週も信州遠征できず。
いつものところをいつものように歩く。
暑かったなぁ。

里山の農道で見つけたトゲバカミキリ。
体長は10mmほど。
6月から7月に見かける。

葉の陰に小型のハチっぽいのがいた。
モニターで拡大してみるとれっきとしたトラカミキリ。

初見のニイジマトラカミキリだった。
何年も通っている農道だけど、やっぱここはポテンシャルがある。

アキアカネ。
これから避暑に旅立つのだろう。

アカスジシロコケガ。
きれいだったので思わず写してしまった。

12時を過ぎ、涼しい所を求めて山地の渓流へ。
枯れ枝の高い所に見慣れぬカミキリがいた。


タテスジゴマフカミキリのよう。
2年前、初めて見たときはヤマビルの大群に襲われている最中で落ち着いて写せなかった。
今回も高所のため満足していないが、いつかは低い所で写せるだろう。

同じ枯れ枝にはニイジマトラカミキリのカップルが走り回っていた。
初見のカミキリを違う場所で続けて見るなんて。
他にも2頭いたので何かうれしさが減った気がした。

朽ちかけた倒木で産卵場所を探すヨツスジハナカミキリ。

渓流にはミヤマカワトンボ。
思ったほど涼しくなかったのは残念。

2023年7月10日 神奈川県

コナラ長期計画

2023-07-10 21:40:12 | カミキリムシ
コナラに産卵をするミヤマカミキリ。
すでにこの木の中には昨年生まれた幼虫が3頭育っている。(と思う。)


これが毎年繰り返されると幹が穴だらけになるだろう。
以前探りモードで来たウマノオバチが本気モードでやって来るかもしれない。

ぼろぼろになり倒れる心配が出てきたら伐採する。
切り株からひこばえが生えて、やがて洞ができ、そこには・・・
先は長いな。。

2023年7月8日 神奈川県

賑わうコナラ

2023-07-04 22:52:00 | カミキリムシ
夏季必須家電が故障したため信州遠征は取りやめに。
2週続けてはきついけど、しかたなく自宅待機。

夕方の雷雨はかすめた程度で上がり、コナラの伐採木ではニイニイゼミが羽化していた。
ん? 近くに何かいるぞ。

同じ伐採木にいたナガゴマフカミキリのカップル。
1週間くらい前から毎晩のように枯れた樹皮を後食しに来ている。

コナラの幹にはミヤマカミキリの雄。
昨年は雌雄でやって来た。


幹には3か所フラスが出ているところがあり、その内の1カ所は発酵臭こそないが樹液が出ている。
中に1年目のミヤマの幼虫がいると睨んでいるが、来年の今頃羽脱孔が開くかどうかだ。

キマダラミヤマカミキリもいた。
こちらは初登場。
産卵管を出しながら幹に残る枯れた切り口を歩き回っていた。

冒頭のニイニイゼミ。
カミキリを写している間に定位した場所から2mくらい枝を上っていた。

2023年7月4日 神奈川県

歩き回る

2023-06-30 22:14:09 | カミキリムシ
天気が悪そうなので信州遠征はやめて近場に変更。

まずはオニグルミのもとへ。
少々環境が変わっていたが健在のよう。

オニグルミノキモンカミキリ。
画像では存在感があるように見えるが、実際は小さくて華奢。
毎年見つけた時の第一声は「ちっちぇー」

山地の渓流に移動。
ヒグラシが羽化してた。
そう言えば、移動中ニイニイゼミの鳴き声が聞こえたっけ。
夏は目の前。


オス。
例年、この渓流に通うのはだいたい初夏まで。
この夏はカナカナを聞きながら虫探しをしてみるか。

そうそう先週のこいつ、まだいた。
獲物に飛び掛かるチャンスがなかったのか?
そう考えると自分はヤバかったかも。

またまた場所を変え山地の林道を歩く。
アシガラノノウサギ?
野生の哺乳類って偶然でしか見かけることはない。
危険な哺乳類には会いたくないが、安全な哺乳類には再会希望。

2023年6月28日 神奈川県

梅雨の中休み

2023-06-22 01:25:07 | カミキリムシ
山地の渓流へ。
目当てのサナエは来ず。

白く粉を吹いたアサヒナカワトンボ。
まるで白髪の老人ように思えた。

苔むした立ち枯れ木を上に移動するクスサンの幼虫。
上に行っても葉はないぞと伝えたが聞く耳持たず。

折れて枯れた枝にゴマダラモモブトカミキリのペアがいた。


別の枝に別のペアが。
出会う機会が少ないのでラッキーを思ったが・・

裏にはとんでもない奴が隠れていた。
こいつがいると気が萎える。

枯れたハンノキにいたクビアカトラカミキリ。
里山でしか見たことなく、山地にもいるんだと少しテンション回復。

近くの衰弱したハンノキにはニンフホソハナカミキリがいた。
花に来たところしか見たことがない。
何しに来たんだろう。

妖精のように飛びながら枯れ枝に移り、歩き回っている。
産卵かな。
よく見ると頭部に黄色い花粉が付いている。

当たり。

里に下り、農道を歩く。
ラミーカミキリ多数、キボシカミキリ1頭。
今更ながら勢力図が変わったことを実感する。

目的のホオノキに到着。
食痕はあるが姿が見えず。
どこからかトビイロカミキリがやって来て、すぐに飛んで行った。


今日はダメだなと少し歩いたらトラフホソバネカミキリがいた。
滅多に見れないので感激。

凛々しい。

2023年6月19日 神奈川県

羽脱、悲喜こもごも

2023-06-04 22:53:40 | カミキリムシ
昨年、カミキリを呼び寄せるために置いたコナラの伐採木。


1年経って様々な大きさ、形の羽脱孔ができている。


この日はフタオビミドリトラカミキリが羽脱し、すぐに飛び立った。


フタオビミドリトラカミキリはもう1頭。
少し立ち止まった後、同じように飛び立っていった。
近くで小さなタマムシも脱出中だ。


ナガタマムシの仲間のよう。
小1時間待ったが、ここからなかなか出て来れない。


仕方なく手で引っぱり出してみるとかわいそうに羽化不全。
これでは飛べない。
厳しい世界だ。

2023年6月4日 神奈川県