古楽の小路

30余年住んだ杜の都から東京へ。両親の介護も終了、気が付けば高齢者に。介護される身になるまで音楽生活を楽しみたいものです

5ケ月たっても

2011-08-18 21:03:20 | 東日本大震災
すっかり咲き終わっていたとばかり思っていた、「のうぜんかつら」が
また少し咲いてくれた。今、庭は槿は咲いているが他の花は盛を過ぎ、
手入れも怠ってしまい荒れてきたので、やはり少しでも華やかになって嬉しい。

震災後5ケ月以上経ってもボランティアの仕事はまだ沢山あるようだ。
娘のボランティアの仕事は瓦礫の片づけや分別。見えるものはまだしも
一見表面は綺麗な土を少し掘るといろいろなものが出て来るという。

娘のように実家が被災地で別のところに住んでいるという九州の学校の先生と
知り合いになり、今日はその方の車に便乗させてもらった。七ヶ浜まで
電車+電車+バスの乗り継ぎより大幅に時間短縮出来て喜んでいた。
夏休みということもあって全国各地から毎日100人ほど集まってきているようだ。
年齢層は男性はいろいろで女性は若い人が多いとか。高台にあり浸水を免れた
建物がボランティアセンターになっていて、そこの人の指示に従い、めいめい
決められた場所で作業する。

ボランティアが熱中症になられては大変というので頻繁に休憩もあり、
思ったほどハードでないという。でも被災地を自分の目でみて大分ショックだった
ようだ。場所の高低差により被害が激しく違い、土台以外流された家の跡、
流されて来た船がそのままになっていたり、と新聞雑誌やテレビの報道でみては
いたものの目の当たりにし、ただ呆然とするばかりという。大分時間が経って
しまったので草も生い茂り、散乱したガラスに気をつけながら草取りもした
そうだ。まだまだ人手が足りないようなので、娘はまた休みがとれたら来たいと
言っていたので私にとっても嬉しい。





コメント
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