古楽の小路

30余年住んだ杜の都から東京へ。両親の介護も終了、気が付けば高齢者に。介護される身になるまで音楽生活を楽しみたいものです

懐かしのリバティプリント

2011-08-15 19:36:00 | その他
今日は暑い終戦記念日だった。今年は震災があったので、今までにも増して
人間の起こす戦争はいかに馬鹿らしいことかということを痛感する。
社会的関心を私よりはずっと持っている娘が原発の入門ガイドの小冊子を
持ってきてくれた。まずはこれを読んでみるといいという。
知ることからはじめよう。無知と言うのは何より恐ろしい。


娘が遠慮がちに「これ直せるかな」と麻のカーディガンを持ってきた。
あちこちひっかけ跡があり、編み目が歪んでいる。こうなるまで着ていたかと思うと
同性としては情けないが、よくみると糸は切れてなかったので「任せとき!」と
根気よく一目一目糸の具合を調整していった。予想以上に見苦しくないまでになった。
やってみるものだ。

これに気をよくして、はけなくなった巻きスカートを娘に着てもらおうと
サイズ直し。娘と洋服の好みあまり似てないのだが、このスカートは
着てもいい、というのでよかった。

25年前にロンドンのリバティで買ったもので4m位あったのではないかと思う。
今ほどリバティプリントが手に入る時代ではなかったので目移りしてしまい、
店であれこれ楽しく悩んだのも懐かしい思い出。
上等な綿ローンで柄も派手すぎず地味すぎず。自分で仕立ててせっかくの布を
台無にしてはと思い、洋裁の上手な母の知り合いに頼んだ。
ブラウスと巻きスカートが出来た。以来夏になるとたまに着ていたが、殆ど
傷んでいない。
ゆったり目に作られてあったのに、近年の激太りで着られなくなってしまった。
スカートは巻きスカートのため、直しやすい。直すといってもスナップ
数か所を○CMずらしたら完成。

母からよく洋服のお下がりをもらい、母は嬉しそうなのだが(私はまあまあ)
私は嬉しいが娘はまあまあかもしれない。



コメント
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