御崎公園

神戸市兵庫区御崎町に「御崎公園」（みさきこうえん）があります。

当地は、戦前において鐘淵紡績（現在：クラシエホールディングス）の工場がありましたが、第二次世界大戦における空襲被害により損壊。
戦後、当地を神戸市が買い取り競輪場が建設されたが昭和３５年（１９６０年）に閉鎖。
その後、神戸レガッタアンドアスレチッククラブでのサッカー人気の影響を受け、昭和４４年（１９６９年）跡地に神戸中央球技場が建設されました。


同園には、神戸市交通局がかつて所有していた神戸市電の路面電車が静態保存されています。


「神戸市交通局１１００形電車」


同電車は昭和４６年３月の神戸市電全廃まで使用され、廃止翌日から順次広島電鉄に輸送されました。
整備終了した車両から広島電鉄1100形電車として順次使用開始します。
その後、広島電鉄で最後まで残った本車両（１１０３号）は、平成１５年３月に神戸市へ里帰りし、御崎公園で保存されました。


製造所：神戸市交通局長田工場／川崎車輌
軌間：１，４３５ｍｍ
電気方式：直流６００Ｖ
台車：ＦＳ６２形
駆動方式：吊り掛け駆動方式


「運転台」


「車内」


「台車」


「パンタグラフ」


穏やかに余生を過ごしている路面電車でした。

貴重な神戸市電に出会えた事に感激でした。
ありがとうございました。
ヾ(●´□｀●)ﾉ【ﾟ+｡･oｱﾘｶﾞﾄｳo･｡+ﾟ】ヾ(○´□｀○)ﾉ