流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

阪堺電気軌道・天王寺駅前停留場

2021-09-22 | 南海電気鉄道
天王寺駅前停留場は、大阪市阿倍野区阿倍野筋にある阪堺電気軌道が保有する駅です。

阪堺(はんかい)電気軌道は、大阪市内と堺市内で2路線の路面電車を運行している会社です。
南海電気鉄道の完全子会社です。
通称として「阪堺電車」または「阪堺電軌」と呼ばれています。


同停留場は、あべの筋の中央部(阿倍野区)に位置し、両側を車道で挟まれた位置にあります。
あべの筋は、大阪市阿倍野区及び住吉区内を南北に縦断する道路の一つです。


同停留場には窓口と改札口が設けられています。
窓口では定期乗車券の購入や一日乗車券等の購入が可能で、改札口では集札業務も実施しています。


当地を始発とする上町線は、天王寺駅前停留場から住吉停留場(大阪市住吉区)までを結ぶ路線です。


同線は、四天王寺と住吉大社への参詣客輸送を目的としての馬車鉄道が始まりだそうです。


<停留場沿革>
明治33年(1900年)09月20日、大阪馬車鉄道(天王寺-東天下茶屋)の開業と同時に『公園東門停留場』(現在の天王寺駅前交差点付近に位置していた停留場)として開業
明治40年(1907年)03月29日、大阪馬車鉄道が大阪電車鉄道と改称し、大阪電車鉄道の停留場となる。
明治40年(1907年)10月29日、大阪電車鉄道が浪速電車軌道と改称し、浪速電車軌道の停留場となる。
明治42年(1909年)12月24日、浪速電車軌道が南海鉄道に合併され、南海鉄道上町線の停留場となる。
大正10年(1921年)12月24日、南海鉄道上町線の天王寺-公園東門間の路線が大阪市電気鉄道部に買収され、公園東門駅は南海鉄道上町線の始発停留場となる。
大正10年(1921年)~昭和27年(1952年)の間、停留場名を『天王寺駅前』に改称され、停留場が移設される。
昭和22年(1947年)06月01日、路線譲渡により南海電気鉄道の停留場となる。
昭和55年(1980年)12月01日、路線譲渡により阪堺電気軌道の停留場となる。
平成28年(2016年)12月03日、現在の新停留場に移設


相対式2面1線のホームを有する停留場です。


東側(画像左側)のホームを乗車用、西側(画像右側)のホームを降車用として使用されています。


「阪堺電気軌道351形電車」(モ351)


「阪堺電気軌道601形電車」(モ604)(画像左側)
「阪堺電気軌道1101形電車」     (画像右側)

開業から100年を超える伝統ある路面電車の停留所でした。
今後ともお世話になります。
よろしくお願いします
ヾ(●´□`●)ノ【゚+。・oアリガトウo・。+゚】ヾ(○´□`○)ノ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする