武庫川線(むこがわせん)は、阪神電気鉄道・武庫川駅(西宮市武庫川町)から武庫川団地前駅(西宮市上田東町)までを結ぶ鉄道路線です。
阪神電気鉄道は、大阪と神戸を結ぶ鉄道を経営している大手私鉄です。
阪急阪神ホールディングスの子会社であり阪急阪神東宝グループに属します。
略称は、『阪神』となります。
武庫川駅「西改札口」
武庫川駅は、同線始発駅として武庫川西岸の築堤沿いに運行し、西宮市南東に位置する武庫川団地の通勤・通学路線です。
<武庫川線・沿革>
昭和18年(1943年)11月21日、武庫川駅-洲先駅間が開業
昭和19年(1944年)08月17日、武庫大橋駅-武庫川駅間が開業し国道線と接続
昭和19年(1944年)11月15日、国鉄東海道本線・西ノ宮駅-洲先駅間の貨物線が開業
昭和20年(1945年)06月09日、空襲により洲先駅が被災
昭和20年(1945年)08月23日、武庫大橋駅-洲先駅間の電車運転を停止
昭和21年(1946年)01月06日、武庫大橋駅-洲先駅間の旅客営業を休止
昭和23年(1948年)10月10日、武庫川駅-洲先駅間の旅客営業を再開
昭和33年(1958年)07月01日、国鉄東海道本線・西ノ宮駅- 洲先駅間の貨物線を休止
昭和45年(1970年)11月05日、国鉄東海道本線・西ノ宮駅- 洲先駅間の貨物線を廃止
昭和58年(1983年)01月31日、武庫川団地への延伸工事に着手
昭和59年(1984年)04月03日、洲先駅-武庫川団地前間が延伸開業
昭和60年(1985年)04月13日、休止中の武庫大橋駅-武庫川駅間が廃止
平成07年(1995年)01月17日、阪神・淡路大震災で不通となる。
平成07年(1995年)01月26日、全線で運行再開
令和02年(2020年)06月02日、7861形及び7890形の営業運転を終了
令和02年(2020年)06月03日、5500系電車が営業運転を開始
阪神本線(左側)、武庫川線への連絡線(右側)
武庫川駅北側にある武庫川線の引き上げ線、左に分岐しているのは連絡線です。
戦前は、西ノ宮駅(現在:JR西日本・西宮駅)から国有鉄道(鉄道省→日本国有鉄道)貨物列車の乗り入れのため、武庫大橋駅-洲先駅間は三線軌条化されていました。
国有鉄道の貨物列車のみが乗り入れる西ノ宮駅-武庫大橋駅間は阪神の路線としては未開業(未成線)扱いとされ、貨物列車は全線にわたって国有鉄道の管理下で運行されていました。
武庫川線・武庫川駅は、島式ホーム1面2線を有する駅です。
東側(左側)線路は、引き上げ線及び阪神本線への連絡線に続いています。
西側(右側)線路には、場内・出発信号機とも設置されていないため東側の線路のみ使用され、実質は単式ホーム1面1線となっています。
「阪神5500系電車」
本車両は武庫川線用として、ワンマン運転対応の改造を受けた車両です。
同線にて運行する4編成全て野球にちなんだ内外装(阪神タイガース、阪神甲子園球場、トラッキー、TORACO)としています。
それぞれ『タイガース号』、『甲子園号』、『トラッキー号』、『TORACO号』として運行されています。
停車中の車両は、『甲子園号』(5914F)です。
同線は全線単線ですが、武庫川駅-洲先駅間は複線分の用地が確保されています。
「東鳴尾駅」
西宮市東鳴尾町に位置する島式ホーム1面2線の無人駅です。
昭和59年(1984年)4月3日、洲先駅-武庫川団地前駅間の開業に伴い列車交換設備を新設し、平日ラッシュ時の上り・下り列車の交換を可能としました。
「洲先駅」
西宮市東鳴尾町に位置する単式ホーム1面1線を有する無人駅です。
開業当初は終着駅として、現在地より南側600メートルに位置し、川西航空機鳴尾製作所に隣接していました。
昭和23年(1948年)の運転再開時に現在の位置に移転しました。
武庫川団地前駅に到着しました。
路線距離(営業距離)1.7キロ、約5分の行程でした。
「武庫川団地前駅」
同駅は、相対式ホーム2面2線を持つ無人駅です。
西側(右側)のホームは場内・出発信号機が設置されておらず使用されていません。
改札口のある東側ホーム片面1面1線のみが使用されています。
上り側(武庫川駅方面)
武庫川線の終着駅として、昭和59年(1984年)4月3日、洲先駅-武庫川団地前間の延伸に伴い開業されました。
同駅は、自動券売機、自動改札機及び自動精算機を備えていますが、終日無人駅です。
同駅は、西宮市上田東町に位置する武庫川団地の最寄り駅です。
武庫川団地は、武庫川及び鳴尾川の河口にある約5,000戸を超える大規模団地です。
「阪神5500系電車/甲子園号」(5914F)
武庫川線には、阪神タイガース一軍の本拠地・阪神甲子園球場及び二軍の本拠地球場兼練習場・阪神鳴尾浜球場(タイガース・デン)が近接していることから車両の内外装のテーマを『野球』としています
様々な史実を経た歴史ある鉄道路線に出会えました。
ありがとうございました。
☆゚.+゚o(>Д<。*)ノ゚+.★ァリガトォ★゚+.ヽ(*。>Д<)o゚+.゚☆
阪神電気鉄道は、大阪と神戸を結ぶ鉄道を経営している大手私鉄です。
阪急阪神ホールディングスの子会社であり阪急阪神東宝グループに属します。
略称は、『阪神』となります。
武庫川駅「西改札口」
武庫川駅は、同線始発駅として武庫川西岸の築堤沿いに運行し、西宮市南東に位置する武庫川団地の通勤・通学路線です。
<武庫川線・沿革>
昭和18年(1943年)11月21日、武庫川駅-洲先駅間が開業
昭和19年(1944年)08月17日、武庫大橋駅-武庫川駅間が開業し国道線と接続
昭和19年(1944年)11月15日、国鉄東海道本線・西ノ宮駅-洲先駅間の貨物線が開業
昭和20年(1945年)06月09日、空襲により洲先駅が被災
昭和20年(1945年)08月23日、武庫大橋駅-洲先駅間の電車運転を停止
昭和21年(1946年)01月06日、武庫大橋駅-洲先駅間の旅客営業を休止
昭和23年(1948年)10月10日、武庫川駅-洲先駅間の旅客営業を再開
昭和33年(1958年)07月01日、国鉄東海道本線・西ノ宮駅- 洲先駅間の貨物線を休止
昭和45年(1970年)11月05日、国鉄東海道本線・西ノ宮駅- 洲先駅間の貨物線を廃止
昭和58年(1983年)01月31日、武庫川団地への延伸工事に着手
昭和59年(1984年)04月03日、洲先駅-武庫川団地前間が延伸開業
昭和60年(1985年)04月13日、休止中の武庫大橋駅-武庫川駅間が廃止
平成07年(1995年)01月17日、阪神・淡路大震災で不通となる。
平成07年(1995年)01月26日、全線で運行再開
令和02年(2020年)06月02日、7861形及び7890形の営業運転を終了
令和02年(2020年)06月03日、5500系電車が営業運転を開始
阪神本線(左側)、武庫川線への連絡線(右側)
武庫川駅北側にある武庫川線の引き上げ線、左に分岐しているのは連絡線です。
戦前は、西ノ宮駅(現在:JR西日本・西宮駅)から国有鉄道(鉄道省→日本国有鉄道)貨物列車の乗り入れのため、武庫大橋駅-洲先駅間は三線軌条化されていました。
国有鉄道の貨物列車のみが乗り入れる西ノ宮駅-武庫大橋駅間は阪神の路線としては未開業(未成線)扱いとされ、貨物列車は全線にわたって国有鉄道の管理下で運行されていました。
武庫川線・武庫川駅は、島式ホーム1面2線を有する駅です。
東側(左側)線路は、引き上げ線及び阪神本線への連絡線に続いています。
西側(右側)線路には、場内・出発信号機とも設置されていないため東側の線路のみ使用され、実質は単式ホーム1面1線となっています。
「阪神5500系電車」
本車両は武庫川線用として、ワンマン運転対応の改造を受けた車両です。
同線にて運行する4編成全て野球にちなんだ内外装(阪神タイガース、阪神甲子園球場、トラッキー、TORACO)としています。
それぞれ『タイガース号』、『甲子園号』、『トラッキー号』、『TORACO号』として運行されています。
停車中の車両は、『甲子園号』(5914F)です。
同線は全線単線ですが、武庫川駅-洲先駅間は複線分の用地が確保されています。
「東鳴尾駅」
西宮市東鳴尾町に位置する島式ホーム1面2線の無人駅です。
昭和59年(1984年)4月3日、洲先駅-武庫川団地前駅間の開業に伴い列車交換設備を新設し、平日ラッシュ時の上り・下り列車の交換を可能としました。
「洲先駅」
西宮市東鳴尾町に位置する単式ホーム1面1線を有する無人駅です。
開業当初は終着駅として、現在地より南側600メートルに位置し、川西航空機鳴尾製作所に隣接していました。
昭和23年(1948年)の運転再開時に現在の位置に移転しました。
武庫川団地前駅に到着しました。
路線距離(営業距離)1.7キロ、約5分の行程でした。
「武庫川団地前駅」
同駅は、相対式ホーム2面2線を持つ無人駅です。
西側(右側)のホームは場内・出発信号機が設置されておらず使用されていません。
改札口のある東側ホーム片面1面1線のみが使用されています。
上り側(武庫川駅方面)
武庫川線の終着駅として、昭和59年(1984年)4月3日、洲先駅-武庫川団地前間の延伸に伴い開業されました。
同駅は、自動券売機、自動改札機及び自動精算機を備えていますが、終日無人駅です。
同駅は、西宮市上田東町に位置する武庫川団地の最寄り駅です。
武庫川団地は、武庫川及び鳴尾川の河口にある約5,000戸を超える大規模団地です。
「阪神5500系電車/甲子園号」(5914F)
武庫川線には、阪神タイガース一軍の本拠地・阪神甲子園球場及び二軍の本拠地球場兼練習場・阪神鳴尾浜球場(タイガース・デン)が近接していることから車両の内外装のテーマを『野球』としています
様々な史実を経た歴史ある鉄道路線に出会えました。
ありがとうございました。
☆゚.+゚o(>Д<。*)ノ゚+.★ァリガトォ★゚+.ヽ(*。>Д<)o゚+.゚☆