流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

梅小路蒸気機関車館 扇形車庫など

2014-03-31 | 博物館・資料館等
先日、京都市下京区に所在する「梅小路蒸気機関車館」へ行ってきました。
旧二条駅舎の資料展示館を見学した後、扇形車庫に移動しました。

梅小路蒸気機関車館の扇形車庫は、大正3年に建設された現存する最古の鉄筋コンクリート造りの重要文化財です。
内部は、機関車駐留場、整備などを行う器械場や職場等に分かれており、20線の引き込み線を持っています。


「C51形239号機」(昭和2年製造)
昭和5年に運転が始まった特急「つばめ」を牽引しました。
お召し列車の専用指定機として104回運行しました。


「C53形45号機」(昭和3年製造)
国産で唯一の3シリンダーを持つ大型の旅客用機関車です。


「C59形164号機」(昭和21年製造)
つばめ、かもめ、富士、さくら等の特急列車を牽引しました。


「D52形468号機」(昭和21年製造)
日本最大の貨物用機関車です。


「D50形140号機」(大正15年製造)
大正期を代表する大型の貨物用機関車です。


「C58形1号機」(昭和13年製造)
中型の客貨兼用の機関車です。
お召し列車を牽引した蒸気機関車に飾られる「菊の御紋」が装飾されています。


お召し列車を牽引した蒸気機関車に飾られる「鳳凰」です。


「D51形1号機」(昭和11年製造)
日本を代表する高性能の大型貨物機関車です。
『デゴイチ』の愛称は機関車の代名詞として親しまれています。


「C62形1号機」(昭和23年製造)
超大型の旅客用機関車として、特急「つばめ」を牽引しています。


「1070形1080号機」(明治34年製造)
明治34年にイギリスから輸入された機関車です。


「9600形9633号機」(大正3年製造)
日本初の本格的な標準型国産機として量産された貨物用機関車です。


「C11形64号機」(昭和10年製造)
小型のタンク機関車(炭水車を連結せず、機関車に石炭や水を積んだもの)です。


「B20形10号機」(昭和21年製造)
構内輸送用の小型機関車です。


「C57形1号機」(昭和17年製造)
美しいスタイルから「貴婦人」と呼ばれました。
正面は見れませんでした。(×_×;


リストア中の機関車でした。細部不明。


「C62形2号機」(昭和23年製造)
東海道本線や山陽本線等を運行しました。


C62形は、特急「つばめ」を牽引したことで有名な機関車です。


「8620形8630号機」(大正3年製造)
687両が製造された旅客用機関車です。


「C61形2号機」(昭和23年製造)
機関士の投炭作業を軽減するため、自動給炭装置が初めて採用されました。


「C55形1号機」(昭和10年製造)
62両が製造された中型の旅客用機関車です。


「オハ46形客車」
軽量形三等車として運行しました。


「DE10形ディーゼル機関車」
展示車両でありませんでした。
京都市右京区・トロッコ嵯峨駅から亀岡市・トロッコ亀岡駅までを結ぶ嵯峨野観光鉄道の機関車です。


「国鉄50系客車(オハフ50形)」
前位側を業務用室、後位側を専務車掌室、トイレを装備する緩急車です。


50系客車の車内です。


実際の蒸気機関車の牽引する客車「SLスチーム号」です。


館内展示運転線の往復1キロを約10分間にわたり運行します。


蒸気機関車の旅の気分を満喫できますね。(^_^)


SLスチーム号は、4種類の機関車が運行します。
当日の機関車は「D51形200号機」(昭和13年製造)でした。


「転車台」
本線を走った蒸気機関車の向きを変えて収容するために使われます。

現在でも扇形車庫内では、蒸気機関車の保守や修繕などを行われています。
勇壮に走る蒸気機関車を見れただけでも見に来た甲斐がありました。
貴重な交通文化財を見せて頂き、ありがとうございました。 <(_ _)>
コメント
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