流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

遊就館

2013-01-28 | 博物館・資料館等
靖国神社拝殿での参拝後、「遊就館」に入りました。
遊就館は、靖国神社境内に併設された同社の祭神ゆかりの資料を集めた宝物館
との事。
幕末維新期の動乱から大東亜戦争(太平洋戦争)に至る戦没者、国事殉難者を
祭神とする靖国神社の施設として、戦没者や軍事関係の資料などが収蔵・展示
されています。
明治15年に開館した日本における「最初で最古の軍事博物館」だそうです。


遊就館の入口です。
写真撮影は、1階玄関ホールのみ可能でした。


「国鉄C56形蒸気機関車」


展示されている蒸気機関車は、大戦中に泰緬鉄道で鉄道連隊将兵の手により
従軍しました。


泰緬鉄道は、第二次世界大戦中にタイとビルマ(ミャンマー)を結んでいた鉄道です。


戦後は、タイ国有鉄道で運行されました。


「運転席」


「国鉄C56形蒸気機関車・31号機関車」の銘板
“昭和11年 日本車輌製造株式会社 名古屋”などが刻まれています。


車輪などを見ると、綺麗に静態保存されているのが感じられますね。


昭和54年、2両のC56形蒸気機関車が日本への帰還を果たし、内1両が当館
にて静態保存されました。


「八九式十五糎加農砲」


沖縄戦を2ヶ月以上にわたり戦った独立重砲兵第百大隊の重砲です。


「九六式十五糎榴弾砲」


沖縄戦にて戦った野戦重砲兵第一連隊第四中隊の火砲です。


「零式艦上戦闘機五二型(A6M5)」


同機は、昭和15年(紀元2600年)に正式採用されています。


展示されている五二型は、初期型より主翼の両端を短く整形されているとの事。


プロペラの回転と機銃の発射間隔との同調装置を装備しています。


発動機「栄二一型エンジン」に推力式単排気管を採用し、速度が向上したとの事。


「海軍零式艦上戦闘機二一型搭載 二十粍機銃」
“九九式二十粍機銃”と呼ばれ、零式艦上戦闘機に搭載された固定機関銃です。

展示室は、時系列順に古代、近世、明治維新、戊辰戦争、西南戦争、日清戦争、
義和団の乱、日露戦争、満州事変、支那事変(日中戦争)、大東亜戦争(太平洋
戦争)関連の資料が展示されています。
画像で紹介できないのは残念ですが、沢山の貴重な資料や展示品が見れました。

大切な何かを学ぶことができる遊就館でした。
ありがとうございました。<(_ _)>
コメント
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