えしぇ蔵日記

えしぇ蔵日記のブログ版です。

CTスキャン

2008年11月19日 | Weblog
水曜定番のお客さんをまわった後、「九大病院」へ。今日は腫瘍の血流を調査するためのCTスキャン。造影剤を身体に注射して機械の中に入る。MRIの時もそうだったが、こういう何かの中に入れられるっていうのはどうも苦手だ。基本的に閉所恐怖症だからな。検査はすぐに終わって会計へ。1万円也。うぉ~やっぱきますなぁ。保険適用前は3万3千円げな。あの機械いくらすんのかなぁ。
 
「薄化粧」
 
師走前
もはやしょうけの
薄化粧
 
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クレーム

2008年11月18日 | Weblog
自分で自分の思考の回路というか、感性の構造というか、そういうものが理解できない。Queenの「Brighton Rock」を聞きながら、寺田寅彦の「柿の種」を読むという人間は極めて稀だろうな。
どうでもいいけど、「Brighton Rock」のブライアン・メイのギターソロを聞いて津軽三味線を連想するのはワシだけではないはず。
 
住まいのイシダ」さんにいる時にちょうど勉強会が始まった。その横で作業しているから全部聞いてしまった。「なにか不都合があった場合、クレームを言ってくるのは全体の4%に過ぎない。それ以外の人は何も言わずに去って行く」らしい。クレームを言ってくるということはまだ見捨てられてはいないのだな。なるほど参考になるなぁ。
思い起こせば携帯電話の会社で営業をやってた頃、なぜかクレーム対応ばかりやらされてた時期があった。中には悪質なものもあった。やくざの親分の自宅に呼ばれたり、右翼系のチンピラ社長の社長室に監禁されそうになったりしたこともあった。今思えばいい経験だな。いろいろ見てきて思うのは、人間小さいやつほどよく吠えるということ。どうもこれは間違いないようだ。一般のお客さんは手土産持参で自宅まで謝りに行くと99%は許してくれる。トラブルというのは直接会って、お互いの顔を見ながら話さない限りは解決しないもんだ。だからワシはメールや掲示板でケンカふっかけられても買わない。一度あまりにしつこい人がいたのでメールで「直接会って話しましょう」と送ったらそれ以来何も言ってこなくなった。そんなもんだな。
 
東部ハウジング」さんでは先週から取り組んでいる物件の動画を公開した。これから徐々に増やしていく予定。やはり動画で見るとよくわかる。 → 「星ヶ丘戸建て 5LDK 780万円
 
「暦」
 
はや残り
ひとつき半の
暦かな
 
コメント (4)
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旅の終わり

2008年11月17日 | Weblog
本日は、「コスモ不動産」さん、「ライトアップ」さん、「システムハウス」さん、「ランドリー・キッチン」さん、「ブライダルミュージアム ビッビ」さん。月曜から忙しいねぇ。
 
最近は「
ランドリー・キッチン」さんで工場のNさんにエクセルの指導をしている。この人の50代とは思えぬ理解力にはいつも驚かされる。まるで20代の学生に教えているようにどんどん先に進む。初めて会った時から会話をした感じで聡明な人だなとは思ったが基本的に頭がいいんだろうな。ちなみにNさんはシミとりのプロなのでちょっと質問してみた。
 
ワシ: 「あのぉ、Nさんてシミとりのプロなんでしょ?」
Nさん: 「いえいえ、プロとまではいきません。面白いなとは思いますけどね」
ワシ: 「絶対落ちないシミってあります?」
Nさん: 「ありますよ。これです。(プリンターを指差して)インクカートリッジの粉」
ワシ: 「へー」
Nさん: 「カーボンはですね、奥のほうに入っちゃうともうダメですね」
ワシ: 「そうなんですか」
Nさん: 「あと、泥はねとか」
ワシ: 「え?泥はねってすぐとれそうですけどね」
Nさん: 「そう思うでしょ?昔の泥はねはすぐとれたんですよ。今は排気ガスとかあるでしょ?泥の中にカーボンが含まれているんですよ」
ワシ: 「えー!そうですか」
Nさん: 「泥はねの成分が昔と今で違うんですよ」
ワシ: 「普通よくある食べこぼしの油汚れとかはとれるもんなんですか?
Nさん: 「すぐならとれます。時間を置いたら難しいですね。酸化しちゃうから」

ん~なにげに勉強になった。よく食べこぼす姫に教えちゃろう。
 
 
あぁついに!ついに本日!最後の1冊を読み終えてえしぇ蔵文学修行の旅は終了した。今月終わったのは以下の5冊。
 
「埴谷雄高/堀田善衛」、「安倍公房」、「名作集(1)」、「名作集(2)」、「名作集(3)」

のべ88冊、158人の作家の作品を読破した。2月6日にスタートして286日。予想よりもかなり早く終わった。あぁ心地よきこの充実感・・・。多くの教えを吸収したのでこれを今から活かさねば!いざ、筆をとるべし。
 
百尺竿頭に一歩を進む
 
目標を達成した瞬間こそ、次の一歩を進めなければならないのだ。間断なく歩むこと。
 
「文学の軌跡」
 
文学の
軌跡辿りて
今ぞ知る
これぞ尊き
国宝たらんと
 

 
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偉大なる孫子

2008年11月16日 | Weblog
M島さん宅を訪問後、町内の寄合。そして午後は「マツノデザイン店舗建築」さんへ。
 
せがーるしゃちょー: 「しんぐさん、レッドクリフ見た?」
ワシ: 「見ました。面白かったですよね!」
せがーるしゃちょー: 「面白かったねー!なんかあの、作戦が面白いね。あれってさ、孫子の兵法の時代?」
ワシ: 「いえいえいえ、違います」
せがーるしゃちょー: 「孫子の兵法はもっと後?」
ワシ: 「前です。ずーっと前です。そうですねぇ・・・700年くらい前かな」
せがーるしゃちょー: 「ええ!そんなに前?じゃぁ孫子の兵法が書かれたのっていつのこと?」
ワシ:

「紀元前500年ぐらいですかね」

せがーるしゃちょー: 「じゃぁ今から2500年前にもうあんな書物があったと?」
ワシ: 「そうですよ。孫子の兵法は完璧ですよ。未だに参考にされますしね。軍事的ノウハウが2500年前にもう完成されてたんですよ」
せがーるしゃちょー: 「すごいよね。ビジネスにも応用できるしね」
ワシ: 「そうですね。優れた経営者はみんな孫子の兵法読んでますよね」
 
百戦百勝ハ善ノ善ナルモノニアラズ。戦ワズシテ人ノ兵ヲ屈スルハ善ノ善ナルモノナリ
 
やっぱこれ↑だな。孫子の兵法は素晴らしい。
 
夜は「中尾蒲鉾店」さんのさつま揚げで熱燗を飲んだ。あぁいい気持ちだ。よいよいだな。
 
「孫子」
 
道を知る
人こそ学ぶ
孫子かな
 
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海を越えて

2008年11月15日 | Weblog
デッィクスクロキが破綻げな。こないだまで派手にやってたのに。社長は中洲で豪遊してたらしい。成功した後に講演会とかやって己の成功を吹聴したい人ってのはだいたい長続きしないみたいだな。経営者は沙羅双樹の花の色の意味するところを肝に銘じておくべきだ。さぁ次はどの企業だろう?
 
ホテルぱれっと」のガルシアしゃちょー宅へ。アメリカに嫁に行った娘さんとスカイプで会話したいが映像が映らないということで往診。
 
ガルシアしゃちょー: 「向こうの映像は見れるんですけどね、こっちの映像が向こうに行かないんですよ」
ワシ: 「どれどれ、みてみましょう」
  (しばらくして)
ワシ: 「ちょっと向こうに電話かけてみていいですか?」
ガルシアしゃちょー: 「どうぞ」
ワシ: 「アメリカは何時ですかね?今大丈夫かな?」
ガルシアしゃちょー: 「あ、つながった。どう?そっち映ってる?」
娘さん: 「まだ・・・あ!ママ映ったよ!」
ガルシアしゃちょー: 「おーよかったよかった!」
娘さん: 「あれ?しんぐ先生?」
ワシ: 「はい」
娘さん: 「あ、お世話になります(笑)」
ワシ: 「あ、どうも、お世話になります(笑)」
ガルシアしゃちょー: 「デンゼル!こっちいらっしゃい」
娘さん: 「あ、デンゼルおると?」
ガルシアしゃちょー: 「ほら、デンゼル、パソコン見なさい、お姉ちゃんよ」
娘さん: 「あー!デンゼルー!」
ガルシアしゃちょー: 「ちょっと!大人しくしなさい!」←暴れるデンゼル
娘さん: 「デンゼルー!こっち向いてー!・・・(ブチ!)」
  暴れまくるデンゼルは逃げる時に思い切り電源スイッチを踏んでいった。
ガルシアしゃちょー: 「あ・・・・・・」
ワシ: 「・・・・・・切れましたね」

太平洋を越えた親子の対面はデンゼル(猫)によって強制的に終了させられた。
 
ル・シュクル」さんへ行くためにうきは方面へ。3号線を針摺から左折して甘木方面に入ってからの道は誘惑の連続でなかなか先に進まない。まずは「みわせんべい」でせんべいを購入。ここはいつも「形が崩れたので」とか「新商品のお試しです」と言ってはおまけをつけてくれるのが嬉しい。早速車の中でポリポリ。
お次は「中尾蒲鉾店」さんで蒲鉾を購入。奥さんとしばし歓談。「揚げたてどうぞー」と試食させてもらった。ここでまたもぐもぐ。
お昼は取材をかねてあるカフェでパスタを食べた。当たりだった。いづれ紹介しよう。
そうしてやっと「ル・シュクル」さんへ到着。新作の撮影をしたがお約束のごとく誘惑に負けて一つ食べた。今回は「マチュリテ」。これまた絶妙のうまさ。帰りに奥さんに新作のキャラメルを頂いた。「これ、奥さんにあげて下さい。えしぇ蔵さんは1個だけ食べていいです。きゃははは!」げな。ふん!2個食べてやる。
 

 
ワシらの終の棲家探しはいろんなところが候補にあがるが、最近はうきは株が急上昇。耳納連山の中腹からうきは、あさくら、田主丸エリアを眺めながら暮らせたらいいだろうなぁ。
 
今日はお土産がたくさん。せんべい、かまぼこ、酢、キャラメル、コーヒー・・・だが姫は喜んでくれるだろうか?かつては何を買って帰っても喜んでくれたが、最近はいらないものははっきり「それはいらん」と言う。だからお土産がある時はいつも心配になる。そして今日の結果は・・・・・・一つだけ「これはいらん」と言われた。きっついねぇ。
 
「宵闇」
 
宵闇の
おして消えゆく
ひの名残
二つとなき日の
またもくれゆく
 
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昔の恐怖映画

2008年11月14日 | Weblog
雷山千如寺」さんの大楓がそろそろ見頃。この週末あたり見に行くといいかも。
 
ウイルホーム」さんでの会話。
 
社長: 「しんぐさん、入院すると?」
ワシ: 「はい。1月の後半2週間ほど入院します」
社長: 「どこの病院?」
ワシ: 「九大病院です」
社長: 「そうか。ちょっと遠いな」
ワシ: 「なんでですか?仕事持って見舞いに来るつもりでしょ?」
社長: 「わはははは!物件票持って行こうかな思うて」
ワシ: 「これとこれ登録しとってーでしょ?(笑)」

でも実際、不動産業界のお客さんは2週間も物件の更新ができないからなんとか方法考えんといかんな。まぁ手術が終わればノートパソコンいじるくらいは問題ないとは思うけど。
 
昨日、「あおば不動産」さんで昔の恐怖映画のタイトルをどうしても知りたいと言われてネットで調べたけどわからなかった。なんでも30年以上前の古い洋画で、精神病院の中で医者と患者がいつのまにか入れ替わるという内容らしい。トワイライトゾーンとかでやりそうなネタだな。(どなたか心当たりありましたら情報お願いします!)
 
昨日も今日も月が見事だ。
 
「満月」
 
満月を
避けて通るや
国際線
 
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おもひでの味

2008年11月12日 | Weblog
本日も早朝より九大病院。手術前の検査ということで放射線科へ。今日は診断のみなのですぐ終わった。来週CTで血流の速さを調べる。もうなんか九大病院も馴染みになりつつあるな。いつも健康診断はオールAで、風邪すらめったにひかないワシだから初めての経験ばかり。手術も入院ももちろん初めて。まぁこれもいつか小説書く時の参考になるだろうからいい経験だな。
 
それにしても最近やたら腹が減る。晩秋の魅惑はこれだな。うまいもんが多すぎる頃だし。酒も冷より熱燗が欲しい気温だし。あぁおでん食いたいな。自分で作るか。でもうまいおでんにしようと思えば手間かかって一日仕事になるからなぁ。かといって適当に作るとおいしくないし。思い起こすのは大学の頃、親父が局長だった郵便局でバイトしてた時に大鍋で作ったおでんの味・・・あんなにめちゃくちゃな作り方だったのにえらいうまかったなぁ。それがストーブの上にあって、だしや具を追加しながら何日も食べる。年賀状の仕分けが終わったら夕方からみんなそれで酒を飲む。あの頃はワシもすぐに日本酒1升は飲んでたなぁ。仕事が早い人から順に自分でおでんをよそって手酌で飲み始める。それも年賀状の仕分けをしてるすぐそばで始めるからやりきれない。早く参加したいから急いで仕事をする。自分の分が終わったら酒盛りに突入!みたいな。あぁこれも一つの楽しき対馬のおもひで・・・。
 
「味覚」
 
おもひでに
うかぶ味覚の
うるわしき
 
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源氏物語

2008年11月11日 | Weblog
東部ハウジング」さんでは物件を動画で紹介しようということになり、早速A貞さんが試しに撮影してきたもの見せてもらったらなかなか上手に撮れていた。それをワシが編集ソフトで加工して一つの動画ができた。あとはそれにBGMをつけようということになり、今それをどんな曲にするか検討中。完成の暁にはここでも紹介する予定。しかしそれまでにその物件が売れてしまったらなんとも痛し痒しだな。
 
ムラオ商事やひめ」さんでの橋本社長との会話。
 
社長: 「先生、万葉集とか持ってる?」
ワシ: 「持ってますよ。なんでですか?」
社長: 「いやぁ、昔の言葉はいいなぁって最近思っちゃってさ。それ、解説ついてる?」
ワシ: 「私が持ってるのは岩波ですけど、解説はないですね」
社長: 「解説ないんじゃなぁ・・・」
ワシ: 「でも万葉集って歌だけでものすごい数ですよ。それに全部解説つけてたらえらいことになりますよ」
社長: 「そうかぁ。あとさ、源氏物語も読んでみたいんだよね」
ワシ: 「おぉ、いいですね」
社長: 「あれってさ、要するにさ、エロ本だろ?」
ワシ: 「あはははは!まぁそうですね」
社長: 「ちょっとさ、基本に帰ろうと思ってさ(笑)」
ワシ: 「エロの基本に帰りますか(笑)」
社長: 「瀬戸内寂聴のがいいかな?」
ワシ: 「どうでしょう?訳した人で微妙に違いますからね。与謝野晶子も谷崎潤一郎も円地文子も田辺聖子も訳してますからね。みんなそれぞれ特徴がありますよ」
社長: 「う~ん、どれにするか・・・」
ワシ: 「でも、万葉集も源氏物語もネットでタダで読めますけどね」
社長: 「え?ネットで?」
ワシ: 「検索したら出てきますよ」
社長: 「でもさ、やっぱこういうのは本で読まないと気分でないんだよね」
ワシ: 「その通りです。やっぱ本じゃないとね」
 
調べてみると谷崎潤一郎訳が比較的原文に近いらしい。ワシも谷崎版で読んでみるかな。文体が古風らしいから疲れるかもしれんけど、こういうのは古風なほうが味があるというものだろう。
 
「紫の物語」
 
千年の
時経てもなお
むらさきの
恋ものがたり
人魅するかな
 
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東京の叔父

2008年11月10日 | Weblog
昨日、「中国鍼灸院」の呉先生の芦屋の診療所にえしぇ蔵日記を読んでる人が来たそうな。そして呉先生にワシの腫瘍がどんな状態なのか訊いたそうな。先生は「大したことない。小さなイボくらい」と答えたらしい。いえいえいえ、大したことありますって。結構深刻な状態なんですから。
 
(いろいろ憶測で読者の方の心配を増すといけないので実際の現状を説明します。先天性の動脈畸形による良性腫瘍で、痛みはないけど口唇の左側が右側の5倍くらいに腫れてます。発音はそれほど気にならないけど食事は不便です。実際見た目もかなり醜くなってます。ですので大したことないとはとても言えません。手術も口唇に来る動脈の流れを一度止めてから、全身麻酔をした上で腫瘍を切除しますので、結構大掛りになります。放置しておくと非常に危険な状態だそうです。)
 
もし九大病院に行くのがもう少し遅れていたら、口唇ごと切除しないといけない状態になっていたそうな。恐ろしや・・・それこそグロテスクな顔になってたろうな。危ないところだった。でも手術に失敗したらそれも有り得るかも?
 
コスモ不動産」さん、「システムハウス」さん、「ランドリー・キッチン」さん、「ブライダルミュージアム ビッビ」さんとまわった。
ブライダルミュージアム ビッビ」さんではまた社長と山の話になった。そして「しんぐさん、一緒に登りましょうや。滝が凍る頃に宝満登りましょうや」と誘われた。楽しそうやな。でもタフな社長についていくのは大変やろうなぁ・・・。
 
この日記を毎日見ている人が結構いるらしい。ありがたいなぁとは思うがこんな内容で果たして楽しめているのだろうか?なんか申し訳ないな。ということで今日はおもろい話を一つ。
今、対馬の実家に東京の叔父が遊びに来てるらしい。この人はワシの親戚一同の中で一番面白い。いろんなエピソードを持っている人なので、今回も姉がおもろい話を聞きだしたらしい。以下、姉から聞いた叔父の小噺。
 
サラリーマンの頃、叔父はよく遅刻していたらしい。そこで上司から「神宮おまえはどうしてそんなに遅刻するんだ?」と訊かれ叔父は、「いやぁこのネクタイが擦り切れちゃっててそこんところを結び目で隠すのに時間がかかるんですよ…」と答えた。すると次の日上司は4本のネクタイを叔父に差し出して、「これでもう遅刻はないな?」と言った。さらに次の日、叔父はお決まりのように遅刻をした。上司が「どうしてなんだ?四本もあげたじゃないか?」すると叔父は答えた。「いやぁ選ぶのに時間がかかっちゃって」
 
ワシの叔父はこんな人。親戚の中で叔父と萌ちゃんとワシはどうも同じ種族の匂いを感じる。
 
「半纏」
 
夜半にくる
寒さ忍べず
綿入れを
はおりてぞいま
冬来たりける
 
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善き人のためのソナタ

2008年11月09日 | Weblog
昨日は「アルファホーム」さん、「日栄」さん、「質みよし」さんとまわり、今日は北九州の「ひわき医院」の樋脇先生のご自宅を訪問してパソコン修理。なんだかんだで忙しい土日。
夕方、久しぶりに走った。もう身体なまりまくりで全然ダメ。さえないフォームでもたもた走って帰ってきた。
金沢の姫の実家から蟹がきた!これは飲まなければ。京都のお酒を開けて蟹をつまみつつぐいぐい飲む。3合までは飲んでないかな。まぁこのくらいが適量。
ほろ酔い状態で姫が録画しておいた映画「善き人のためのソナタ」を見た。いつも思うが姫の映画セレクションはセンスがいい。このドイツ映画には本当に心動かされた。あぁやっぱり映画はエンターテイメントである以前に芸術であって欲しいと思った。この映画はまさに芸術。ラストシーンで、主人公が本を買う時にお店の人に「贈り物ですか?」と訊かれて、「いいえ、私のための本です」と答えた時のジーンときた感動はしばらくはワシの胸の中に美しい響きとして残るだろうと思う。こういう映画こそロングランになって欲しいのだがな。ワシらの時代は本当にいいものを冷遇する時代なのか?口惜しきことに候。
 
「蟹」
 
蟹のみを
つつくあいまの
言葉なし
 
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