えしぇ蔵日記

えしぇ蔵日記のブログ版です。

八福神?

2008年01月04日 | Weblog
午前中は「中国鍼灸院」さんへ。今日は呉先生が1995年に産業医科大学で「気功と西遊記」について講演された時の資料を見せてもらった。
 
呉先生: 「西遊記のことちょっとまとめたのがあったからコピーしたヨ」
ワシ: 「お、ありがとうございます」
呉先生: 「どう?おもしろい?」
ワシ: 「へー、八戒って八正道(正見、正思、正語、正業、正命、正精進、正念、正定)のことなんですね」
呉先生: 「そう」
ワシ: 「悟空は大悟り、悟浄はきれいな悟りなんですね。へー」
 
西遊記は般若心境や道徳教の実習本であり、作者(呉承恩)の気功の体験記録でもあるそうな。三蔵法師一行の旅は、作者が練気功中の内臓の変化や体の反応や困難を乗り越える体験をまとめたものだそうな。へー知らんかったー!
 
ワシ: 「本当の西遊記では悟浄は河童じゃないんでしょ?」
呉先生: 「ちがうネ。文化が中国から日本に伝わる時にだいぶ変わってしまうことはよくあるネ」
ワシ: 「そうですね。干支って中国もありますよね?」
呉先生: 「中国が先ヨ。本当の干支は猪ではなくて豚ヨ。日本に伝わる途中で変わってしまったネ」
ワシ: 「そういえば韓国も豚ですもんね」
呉先生: 「あと七福神も違うね。中国では八人いるよ。それが日本に伝わるまでに七人になってしまったヨ。多分、途中で海に落ちてしまったネ(笑)」
ワシ: 「なるほど(笑)。途中で一人海に落ちて七人になったと。なるほどなるほど(笑)」
 
今日は中国の歴史の本をたくさん見せてもらったり、また太極拳を習ったりしてだいぶ長居してしまった。
 
午後は姫と買物。エプソンの複合機を買ってしまった。かなり高機能なやつ。ひゃー使いこなせるかいな。
 
「師の教え」
 
眼(まなこ)開く
悟りのツボか
師の教え
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新春雪中行軍

2008年01月02日 | Weblog
天気がいいので山登りすることにした。今回目指すは九千部山。姫が作ったパンを持っていざ出発。那珂川から南畑ダムに行き、グリーンピア那珂川の入口に車をとめて登山開始。
大晦日前後に雪が降ったので山はまだ多少薄化粧してるかな?・・・と思ったら!登り始めからいきなし5センチほどの積雪。それが登れば登るほど深くなり、一番積もっていたところでは50センチはあった。ひぇ~!これじゃ雪中行軍じゃ~!と思いつつ必死で登った。この山はそんなに大変な山じゃないのに雪のおかげで足が重いのでめちゃめちゃ疲れた。
途中の谷で姫が、「うわー!びっくりした!」と叫ぶから何かと思えば、「いのししがおったぁー」と言うので見るといのししの親子が崖を登っていくのが見えた。うわー、生いのしし遭遇は対馬時代以来かもしれない。(対馬じゃ珍しくない。ちなみに対馬では海を泳ぐ鹿も見たことがある。首だけ出してるのでネッシーかと思って死ぬほどビビッた)
ワシらの前に一人だけ登ってたらしく、足跡が雪に残ってたので助かった。そうじゃないと真っ白で登山道も何もあったもんじゃなかった。途中でその先に登ってた人が下山するのとすれ違った。気さくなおじさんだった。ワシの経験上、山男というのはみんないい人で、そしていつも一人。自然を愛する男は孤独が好きなのかもしれない。
雪に残った足跡の歩幅が広いので姫が歩きにくいというから、優しいワシが新たな足跡を作りながら歩いてあげているというのに、姫は一人雪合戦してワシの背中にぼんぼんぶつけてきやがる。ちきしょーめ。
 
 
頂上に着いた時は爽快な気分。地上は真っ白だが空は真っ青だった。最高の天気。ここでパンを食べてから恒例のジャンプ。いろんな人に「今年も飛ぶんですか?」と訊かれたので飛ばないわけにはいかない。
 
姫: 「どこで飛ぶ?」
ワシ: 「あの岩から飛ぼうか。ちゃんと撮ってよ」
姫: 「うん」
ワシ: 「行くぞ!2008年の俺の意気込みを見よ!とぉー!」
姫: 「あははは!」
ワシ: 「撮れた?見せて・・・あら、だめやんこれじゃ。もう一回ね」
姫: 「うん」
ワシ: 「ふぅ・・・行くぞ、2008年の俺の意気込みを見よ!とぉー!」
姫: 「あー失敗した」
ワシ: 「え?見せて・・・もぉ~下手ねぇ。じゃもう一回ね」
姫: 「うん」
ワシ: 「ふぅ・・・いくぞ・・・2008年の・・・俺の意気込みを見よ。とぉ~」
姫: 「撮った」
ワシ: 「今度はバッチリやろ?見せて・・・う~ん、イマイチやねぇ・・・もう一回!」
姫: 「うん(笑)」
ワシ: 「ふぅ・・・ふぅ・・・いくぞ・・・2008年の・・・俺の・・・いきごみを・・・見よ・・・とぉぉ・・・」
姫: 「撮れたよ!」
ワシ: 「どれどれ・・・うん・・・よっしゃ・・・これでいい・・・ふぅ・・・」
 
 
下山のための体力の一部を奪われた。ちなみに姫のジャンプをワシは一発で撮影成功。やはり腕の違いやな。
天気がいいので下山する頃はどんどん雪はとけていった。登山口に戻って来た時には二人とも思ったより疲れきってた。この疲労を癒すために清滝の温泉に寄った。山の中に見つけた天然温泉はお湯もきれいだし設備も充実してたので非常に快適だった。露天風呂で冬の空を眺めながらこの心地良さを俳句に表現しようかと思ったが・・・浮かばなかった。
それにしても思いがけず楽しい雪中行軍だった。明日は足が痛いかも。
 
「雪」
 
沢の音
冴えて山道
雪深し
 
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

謹賀新年 2008

2008年01月01日 | Weblog
謹賀新年 2008
 
今年は何もしない正月。姫のおせちで幕を開ける。しかしまぁ我が嫁ながらこの料理の腕は大したもんだ。だしがしっかりきいててどれもめちゃめちゃうまい。朝から食いすぎた。
大晦日が雪だったので一階の窓ガラスを拭いてないのが気になってた。午後から晴れてきて風もなくなったのでせっせとガラス拭きをした。夕方は姫とジョギング。仕事しないで食ってばかりだからなるべく身体を動かさないと!
 
今年の目標を何にしようか思案中。30代の10年間はパソコンの仕事に捧げたが、今年がその最後の1年。既存客を大事にしながら次のステップへの準備に入らないといけない1年になる。だらだら過ごすわけにはいかない。気合い入れて生きるべ!
 
「正月」
 
あぁ正月
きんとん田作り
たたきごぼう
おにしめシュンユイ
菊花蕪かな
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする