しのつく雨はフロントガラスにまつわりついて視界を奪った。八木山の霧は秋気を含んで重い。減速して走る車の群れ。「小説が書きたい」そればかりを考えながら車を走らせた。
・・・ん~ちょっと新感覚派風?
とにかく短編を一つ書こう。それから連載用の長編を書こう。読む人がおるのおらんの、賞がとれるのとれんの、知ったことか。書きたいもん書くのがもの書きじゃ。目指すは職人作家。
あ~それにしても石川淳には参った・・・この人が存命で現役なら万難を排して弟子入りしたい。ワシの文学における師匠である「古雅書店」の古賀さんに、「石川淳に注目とはそれなりに小説読みになったことを意味する」と言われたのは嬉しかった。石川淳との出会いは横光利一以来のショックだったかもしれない。死ぬまでに「普賢」や「紫苑物語」のような作品が一つ書ければ本望だな。
「ものかきのたましひ」
ものかきの
たましひ空(くう)に
さまよひて
いつかこすべき
丘をさがさん
蔵
・・・ん~ちょっと新感覚派風?
とにかく短編を一つ書こう。それから連載用の長編を書こう。読む人がおるのおらんの、賞がとれるのとれんの、知ったことか。書きたいもん書くのがもの書きじゃ。目指すは職人作家。
あ~それにしても石川淳には参った・・・この人が存命で現役なら万難を排して弟子入りしたい。ワシの文学における師匠である「古雅書店」の古賀さんに、「石川淳に注目とはそれなりに小説読みになったことを意味する」と言われたのは嬉しかった。石川淳との出会いは横光利一以来のショックだったかもしれない。死ぬまでに「普賢」や「紫苑物語」のような作品が一つ書ければ本望だな。
「ものかきのたましひ」
ものかきの
たましひ空(くう)に
さまよひて
いつかこすべき
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