えしぇ蔵日記

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海外文学

2010年02月22日 | Weblog
ワシは恥ずかしながら海外文学に関しては全くの素人。世界の文学を知らずしてなんの日本文学やということに気付いて、最近はせっせと姫の蔵書を借りて読んでいる。今はスタインベックの「怒りの葡萄」。なんと素晴らしい作品だろうか。全く非の打ち所がないとはこのこと。読んだものの手から筆を奪うかのような圧倒的な実力を見せ付けられた。スタインベックは姫が卒論に選んだ作家だがなるほどさもありなんというところ。こりゃ研究のしがいがあるわな。
I本さんに勧められたフォークナーやジャン・ジュネも読んでみないといけない。あれやこれは読みたい本のこと考えると人生80年くらいじゃちと足らんな。それにしてもこの世にはなんと名作の多いことか!下らない作品を読んでいる暇はない。生きている間に有名どころは大よそおさえておきたいがとても間に合わんだろうな。
 
「文学」
 
文学や 海の向こうも いつの世も
こころふるわす 筆の多さよ
 
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