本屋で「あ!」と思った本を次回買おうと思ってはいけない。その時にはもう売れてるから。だから最近は「あ!」と思ったら迷わず買うようにしてる。
以前、ブックオフで出会った「信長公記(しんちょうこうき)」。また今度買おうと思っていたら売れていた。あれから何年たったことか。縁がなかったんだとあきらめかけていたら、先日別のブックオフで見つけた。今度は迷わず買った。
本も出会いを大事にしないといけないと思った。
ところでこの「信長公記(しんちょうこうき)」。歴史好きの人ならご存知の織田信長の生涯を記録したもの。今まで織田信長を題材にした小説はかなり読んできたが、これは小説ではない。太田牛一という信長の側近くに仕えた家臣がほぼリアルタイムに記録した織田信長の真実の生涯だ。
以前から読みたいと思っていたが、なにせ原文では読むのにかなり時間がかかるので敬遠していた。それがありがたいことに現代語訳されたものがこうやって手に入ったわけだから嬉しくないわけがない。
余計な脚色もなく淡々と事実を記録してあるので、まるでタイムスリップして本当の信長の日常を見ているようで非常に面白い。
織田信長に関する小説を書いた作家たちはおそらくこれを隅から隅までじっくり読んだことだろう。
夏の終わりにゆっくり楽しむ予定。
「信長記」
英雄の 覇気に触れるや 信長記(しんちょうき)
蔵
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