えしぇ蔵日記

えしぇ蔵日記のブログ版です。

入院日記9

2009年01月24日 | Weblog
9日目。快食快便快眠。肉体的精神的に健康そのもの。
 
室温は常に快適なので外が寒いのかどうかがわからない。だが今日は見た目にも寒そうだ。雪がすごい。
 
天使のようなかわいい看護師さんがたくさんいる。採用基準にルックスも関係するのか?とも思う。あるいはそうかもしれない。人を癒す仕事だから不細工じゃ務まらないか。それにしてもみんなよく働く。わがままな患者の世話を愚痴ひとつこぼさず黙々とこなし、様々な要求に真摯に対応する。それも長時間。夜勤の時は16時間というから驚く。大したもんだ。
(九大病院に限らず、看護師という職につく全ての方に敬意と感謝の意を表します。)
 
入院中ずっと音楽のない生活が続いたが、一番最初に聞きたいなと思ったのは、Glenn Gould の「Goldberg Variations」だった。姫に持って来て貰って聞いた。和むねぇ。病床にはバッハだねぇ。
 
本日の御見舞いはM島さん。完成した城めぐりのCDを持って来て下さった。(M島さん、雪の降る中わざわざありがとうございます。)
 
対馬の姉が電話で萌ちゃんの新ネタをくれた。
 
姉: 「こないだね、学校で面接の練習があったとよ」
ワシ: 「うん」
姉: 「そこでね、先生に、『はい』とか『いいえ』とか『その質問には答えられません』とかはっきり言わないけんぞって言われとるとよ」
ワシ: 「うん」
姉: 「それで先生が、『あなたは文化部長をしている時に何を学びましたか?』っていう質問をした時に、もえはじーっと考えてから、『その質問には答えられません』て言うとるとよ!(笑)そこにおった人全員がずっこけたって。『お前、そこは売り込むとこやろーが!』て言われたって」
ワシ: 「あはははは!」
姉: 「もえがね、『だってなんて言っていいかわからんかったちゃもん』て言うたら先生に、『複雑な家族の事情とかを聞かれた時とかにそのセリフは使いなさい』て言われたって(笑)」
ワシ: 「もえちゃんさ、吉本興行とかがいいっちゃなかろうか?」
姉: 「いや、本人はふざけとる意識はないけんねぇ」
 
まさしく天然というやつだな。
 
唇の形がだいぶ落ち着いてきた。自分の顔じゃないみたいだ。4年近く背負った重荷をようやく下ろしたような気分。縫合した部分には痛みもしびれも全くない。なんだか魔法のようだ。
 
「学び」
 
過ぎ去りし
四年の試練に
学ぶこと
われ独りにて
生くるにあらず
 
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2 コメント

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いますいます (えしぇ蔵)
2009-01-25 08:04:31
鈴木杏○とかほしの○きとか・・・
みんな優しさと気合が同居したいい顔をしていて
実に溌剌としています。仕事に燃える人の顔って
美しいですよね。
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看護士さん (なす3号)
2009-01-24 21:49:50
師匠、こんばんは。
昨日は長々と失礼致しました…

私が昨年入院していた科は看護士さんが「そっくりさん」
だらけでしたよ。
山村○葉とか天海○希とか…
ある期間が過ぎると院内転属があるため、師匠の科に
いるかもしれませんね(笑)

退院の一報、お待ちしております。
返信する

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