えしぇ蔵日記

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波佐見&有田陶器市

2018年05月03日 | Weblog

連休中に「波佐見陶器市」に行くのも毎年恒例行事になったので今年も例にもれず。ただし今年は波佐見の後に久しぶりに「有田陶器市」にも行ってみようということになった。

渋滞と駐車場確保が心配だったので、今年はなんと早朝6時に家を出た。そして「金立サービスエリア」のスタバで朝食をとって、いざ波佐見へ。
どこから渋滞が始まるかとハラハラしたが、あまりに早過ぎたのか全くの渋滞ゼロ。駐車場も会場のすぐ近くに難なく確保できて、あっけないぐらいだった。初日ではないからだろうか? 会場も例年より客が少なく感じた。



ワシらのお目当てのお店はわずか1店。毎年買いに行く「福春」へ直行。ところがお店は開いているのに福重さんがいくら待っても来ない。不思議に思って隣のお店に聞くと、なんと先月緊急入院されたとのこと。隣のお店の方が代りに店番をしてあげているらしい。 幸い大事には至らなく、毎日リハビリをしてから会場に来ているとのことだった。
福重さんの顔が見られなくて残念だったが、早く回復されてまた素晴らしい作品を発表し続けて欲しいと思う。



焼き物広場はそれだけで終わり。その後は「HANAわくすい」周辺で買い物をして、これまた恒例のおばちゃんの”えその天ぷら”を買ってから、「京千」へ移動。



「京千」での買い物もすぐに終わった。今回はどこも客が少なくてスムーズに買い物ができた。フレッシュジュースで一息。



この時点でまだ10時過ぎ。そしていよいよ有田へ移動。
会場に近付くとさすがにどこの駐車場も満杯。やはりここも早い時間に来なければいけない。遠い駐車場なら空きがあるのでそこに止めようかと思ったが、姫の一声で「アリタセラ」に行くことにした。

メイン会場から少し離れたところにある「アリタセラ」は、22店舗が集まる近代的な焼物の総合卸センターで、いわば”プチ有田陶器市”という感じ。駐車場は広いし、飲食店もあるし、ここだけでも結構遊べる。
姫はここで気に入ったお店が見つかったようで上機嫌だった。



露店が並ぶエリアで昼食を済ませ、次は「チャイナ・オン・ザ・パーク」へ。



「チャイナ・オン・ザ・パーク」は「深川製磁」が運営しており、一級品からワケアリまで様々な「深川製磁」の商品を買うことができる。
中でも注目なのは石段を上がったところにある美術館風の建物「忠次舘」。ここには「深川製磁」が誇る傑作を鑑賞することができる。
圧巻なのは一番奥にある「大花瓶」。これは1900年の「パリ万国博覧会」において展示され、明治日本が誇る陶磁器を世界にアピールしたという偉大なる傑作だ。「深川製磁」の創立者深川忠次の指揮のもと、当時の一流職人が集まって製作されたらしい。118年前に日本を代表して海を渡ったその本物を目にすることができてワシは感動に打ち震えた。今回の旅の一番の収穫だった。

ここでももちろん買い物をしたが、その中でもワシが一目ぼれして姫に無理言って買わせた一対の皿は青が非常に美しく、かなり気に入った。食卓に並ぶ時を想像すると嬉しくなる。

その後は佐世保三川内ICから高速に乗って帰路についた。結局有田の本会場には行かなかったが、こういう楽しみ方もまたいいかなと。

夜は早速買ってきた皿を使って宴。やはり器は料理が乗って完成だな。

「大花瓶」

色褪せぬ 花鳥文様大花瓶
語るは巴里の 土産話や

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