えしぇ蔵日記

えしぇ蔵日記のブログ版です。

鳥になりなさい

2008年01月21日 | Weblog
というわけで月曜日は「中国鍼灸院」さんへ。
 
呉先生: 「東洋医学の場合ネ、治療が効きやすい人でそうでない人といる」
ワシ: 「そうなんですか」
呉先生: 「他の人から聞いた医学の知識をたくさん持ってると効きにくいネ」
ワシ: 「へー」
呉先生: 「私が説明しても、いや自分はこういうふうに聞いたと思ってる人は効きにくいヨ」
ワシ: 「いらん知識はないほうがいいんですか?」
呉先生: 「いや、知識はあってもいい。ただここに来た時は無になることが大事。パソコンのメモリと同じ。何もなければ入りやすいネ」
ワシ: 「なるほど」
呉先生: 「お釈迦様の心の中と同じ。お釈迦様は常に無の状態にある。そういう状態が大事ネ」
ワシ: 「なるほどなるほど」
 
要するに全て先生に委ねることだな。
今日も漢詩のアドバイスを頂いた。
 
呉先生: 「白雪という表現はおかしいネ。雪は白いことはわかってる。それよりも降ってる雪とか、飛んでる雪とか表現したほうがいい」
ワシ: 「はい」
呉先生: 「草木が踊るというのもちょっとおかしい。踊るというのは足を使う動作ネ。漢字に足の字がついてるネ。草木の足が動くというのはおかしいネ。草木は枝や葉を揺らすヨ」
ワシ:

「なるほど。踊るより舞うほうがいいわけですネ」

呉先生: 「そう。詩を作る時、鳥のこと書くなら鳥になって下さい。雪のこと書くなら雪に、木のこと書くなら木に、山のこと書くなら山になって下さい。そしたらわかるヨ」
ワシ: 「なるほど」
呉先生: 「一度作った詩も何回も漢字を変えてみることが大事。何回も何回も変えて最後にどこも変えれないものが出来上がるヨ」
ワシ: 「はい」
 
だいぶコツがつかめてきた。
 
今日は「コスモ不動産」さん、「日栄」さん、「粕屋のお客さん」、「藤田」さんとまわった。春日→飯塚→粕屋→博多。効率がいいとは言えんな。まぁしょうがないけど。
 
さて、新しい小説を書こう。出来上がりはいつかな。夏くらいかな。
 
「物語」
 
われつづる
今あたらしき
ものがたり
ひねらず筆の
おもむくままに
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 星野村を舞台に・・・ | トップ | しわとりしませんか? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事