えしぇ蔵日記

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DVDレビュー

2018年08月19日 | Weblog

最近見たDVDのレビュー。

「かくも長き不在(原題:Une aussi longue absence)」
フランス映画。これ未だに引きずってる。名作なのでいつか見なければと思いつつ今回やっと見れたが、名作と言われる所以がよくわかった。
カフェのマダムが戦争で死んだはずの夫にそっくりの浮浪者を発見する。ところが彼は記憶喪失になっており、十数年も経過しているので本人かどうかの判断も難しい。あの手この手で記憶を戻させようとするが……。
夜の街角のラストシーンが脳裏に焼き付いて離れない。こんなに心に残る作品は久しぶり。さすが名作。

「ブレードランナー2049(原題:Blade Runner 2049)」
大好きな「ブレードランナー」の続編だから見れずにはおれない。前作の30年後の世界の話。独特な映像美と効果音が素晴らしかった。ストーリーも面白かった。これ必ず続編出ると思う。かなり謎を残したまま。
前作を彷彿とさせるシーンがいくつもあって、ファンとしては嬉しい限り。

「コレクター(原題:DE ZAAK MENTEN)」
大金持ちの絵画コレクターが実はナチスの戦争犯罪人であることを追求し、裁判に持ち込もうとするジャーナリストの奮闘を描いている。なんと実話を元にしている!こんな悪魔のような男が現実に存在したというのが恐ろしい。敏腕弁護士を使って法廷闘争を切り抜けていく富豪と、なかなか有罪にできず苦悩するジャーナリストの戦いを見事に描いている。これまた素晴らしかった。

「グレイテスト・ショーマン(原題:The Greatest Showman」
基本的にミュージカルは苦手だが、これは面白かった。いわゆる今のサーカスの原形を作ったともいえるアメリカの伝説の興行師、P.T.バーナムの成功を描いた作品。
楽曲が良かったし、ストーリーもなかなかしっかりしてた。
興行師の話は、なるほどミュージカルにした方がいいかもしれない。

「名作」

かくも長き不在 かくも長き感動

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