フィットしてるはずのゲッツェが太り過ぎにさせられたり(こちら)とか、ロッベンがPKを拒否ったとか、ネタの方で盛り上がってしまった感がありますが…
13年10月23日 UEFAチャンピオンズリーグ グループリーグD バイエルン・ミュンヘン 5-0 ヴィクトリア・プルゼニ
kickerの採点も合わせてどぞ
交代:ゲッツェ(63ラーム)、ミュラー(67リベリー)、ピサロ(71マンジュキッチ)
サブ:シュタルケ、キルヒホフ、ホイビェルク、マルティネス
得点:リベリー(25PK・ロッベン)、アラバ(37マンジュキッチ)、リベリー(61ロッベン)、シュヴァインシュタイガー(64ゲッツェ)、ゲッツェ(90+1ロッベン)
カード:■ ヒュブニク、リンベルスキ、コザーチク
MoM:(UEFA)(kicker)リベリー
スタメンについて。
ダンテが負傷、ボアテンクが出場停止ということで、CBはファンブイテン&先日のマインツ戦に引き続きコンテントとのコンビになりました。
キルヒホフが起用されるとはアタシゃツユとも思ってませんでしたよ。だってペップにとってキルヒホフはボランチ、CBはハビマルですから~~。まぁそのハビマルも結局出場しなかったわけですが。。。
結論を言いますと、2人ともあまり出番がなかったので、ノイアーと共に、平々凡々ど真ん中の採点になっております。裏を返せば、肝心な時にポカをしなかった、ということでもありますので、それは守備の選手にとってとても大事なことです。
(変なコマンドが映り込んでしまいましたが無視してください(汗))
またまた「Hojbjerg」の新しい読み方登場!
と、ネタも満載でしたが、試合自体もとてもとても素晴らしかったです。
日を追うごとに形になって行くペップバイエルン。
今回もノリノリのリベリが魔法を発動しまくって神プレー連発、攻撃陣を楽しく牽引してましたが、断じてリベリの個人技に依存していたわけではありません。
チーム全体の誰一人サボらずに間違えずにやるべきことをやり、自分たちの能力を惜しみなく発揮し、勝ちが見えても容赦なし!チェコ王者を粉砕!格の違いをまざまざと見せつけ、勝つべくして勝ちました。
ちょっと見て下さいなこれ!
なんとなんと、バイエルンのシュート35本!それに対してプルゼニはゼロ!!!
…。あまりに強過ぎて、自分の応援しているチームなのになんだか恐くなって、試合が終わった時は絶句してしまい、観戦メモに「エラいもんを見てしもうた…」と書きなぐっておりました。
もうこうなったら4141とか4213とか、そういう話を超越してしまったのではないか、という気さえ。
ラームが負傷の為途中交代。目下ペップバイエルンの支柱とも言うべきラームが下がってしまいましたが、それでバイエルンのリズムが落ちなかったのは良いなぁ、と思いました。もちろんラームはアンタッチャブルではありますが、誰か主力1人がいなくなっただけで即座に戦力が落ちるようでは、欧州最強とは言えません。
まぁそれにしてもしかしそれにしても。
ゲッツェが凄いヤバい。
「100年に1人の逸材」は未だに大げさとは思ってますが(^_^;)、しかしその片鱗は見たような気がしました。
なんてゆうんでしょう、的確に表現できませんが、とにかく上手い!
小手先の技術だけじゃなく。ゲームを創る、しかも極上の「作品」として創造する能力を感じました。
ファンタジスタとか司令塔とか、なつかしワードでくくるのはもったいない。芸術家だ!と思いました。
しかもロッベンとの相性が抜群!
やばい、ラームの来年度のバロンドールが危うくなってきた…(←え~)
何故かスタジアムのスミッコでオシッコしたり、twitterアカウントが乗っ取られたり、SNSに投稿しようもんならユダだの裏切り者だの中傷コメントが書き込まれ、TVのインタビューに答えたら字幕で間違われ、ライバルスポンサーのウェアを着てアディダスやビアホフに怒られたり、サッカーのみならずネタ提供力も抜群(笑)。それでもくじけずノホホンとアホアホ天然ロードを行き、いざボールを持ったらあのハイパフォーマンス。しかもカノジョが超美人。
誰にでもできることじゃありませんよ?面白過ぎる。ちょっと好きになりそうです。てゆうか好きになりました。
(追記:「ゲームを作る」というとボランチみたいですが、そういう意味ではなく…。ボキャブラリの貧しい自分がもどかしい)
バイエルン大勝の裏には、プルゼニュが他のチームのように守備ガッチガチ大作戦を敷かなかったこともあるかも知れません。
できなかったのか、あえてしなかったのか、ワタシにはわかりません。
だけど最後までヤケにならず、今、自分たちが出来る限りのことをしよう、という気持ちは伝わりました。いじらしくもせつない。
ワタシがバイエルンの強さに歓喜する前に恐怖してしまったのは、そこにあるのかも知れません。同情とはちょっと違うんですけどね。
ただ、もはや細かいところは覚えてませんが、2年前ミランとCLグループリーグで対戦した時も、いいチームだなぁと思ったことは覚えています。もっとも、あの頃のミランとて今のバイエルンとの戦力差は歴然ですが…(苦笑)
おまけ:凝った演出がびみょうなことに。UEFAの人種差別反対キャンペーン
整列した両チームの選手がメッセージの書かれたペナントをリレーしていく、という演出です。きちんとカメラにペナントを見せてニッコリする、プルゼニュの選手たちのマジメさが愛らしいことよ…
しかし短いCLアンセムの演奏時間。ペナントより選手全員の表情を収めることを優先するカメラは、どんどん先に行ってしまいます。
このあたりから完全にフレームアウト。カメラは左から右、プルゼニュからバイエルンへと移動しています。
ペナントの行方が気になるファンブイテンとアラバ
/♪ちゃ~んぴお~んず♪\
終わっちゃったジャン…。他の試合でもおおむねこんな感じでしたが、アンセム終了後はあわてて機械的にペナントをリレーしています。メッセージも何もあったもんじゃない。
最後に渡されたシュバも、どうしたらいいものか困惑してるような。
どうなんスかこれ。アンセムの時間は、集中力や気合いを高めたり、CLの雰囲気を噛みしめたい選手たちも多いはず。
運動は大事だけど、やっぱり従来通り、キャプテンがメッセージを読み上げるとか、両チーム混ざって記念写真撮るとかでいいんじゃないでしょうか。
こんな演出をしても結局、CSKA×マンC戦で問題が起こった(かも知れない)みたいですしねぇ…。むなしい。
めんどくさくなってしまったので、ロッベンのPKネタは別に上げます。
ほっといてもいいんですが、ニホンのサッカーメディアの取り上げ方がロッベン叩きへ誘導してる風で、ちょっとあんまりなのでねぇ…。
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一夜明けて、また悲しいニュースが
この試合にも出場したピサロ、翌日のトレーニングでフトモモの筋繊維断裂、4~6週間の離脱、とな。。。。。。。。。(涙)
誰かが治ったら新たな怪我人が・・・・・・。いつまで続く負の連鎖・・・・・・
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