試合の前日に、大方の予想通り、ファンボメルの後釜(←デカ字にするところが精一杯の見栄)のオランダ代表の新キャプテンにはスナイデルが任命されました。あっそーですか。常時出場が見込めるアンタッチャブルな選手と言えば、彼とステケレンブルフぐらいですから、まあ、しょうがない妥当なところでしょう。(棒読み)
文句あるかって?ワタシに言わせないでくださいな~
ただまあ、世界のサッカー界におけるキャプテン像というのは、変わって行ってるんだろうなあと思います。もはや「キャプテン」イコール「精神的支柱」ではなく、必ずしも「圧倒的なリーダーシップ」を持っている必要はないのでしょう。
「キャプテンシー」という言葉は近いうちに死語になるか、意味が変わって来るんだろうと思います。やけくそではなく、淡々とそう思います。
まあ、だからこそ、そういう古代種の最後の生き残りかも知れないファンボメルキャプテンをワタシは全力で愛するだけなんだぜ。そんなファンボメルだって、EUROでの危機的状況にチームをまとめられなかった時点でダメダメキャプテンだったのかも知んないしさ(´・ω・`)
と、根暗い気分でいましたが、副キャプテンがカイトだということに、救われる思いがしました。2年前ジオが引退した後、密かに、ファンボメルでないとすればカイトがいいなぁと思ってたぐらいです。
試合直前にマンUへの移籍が発表されたファンペルシーと共にこの日は出番なし。うっかりと「まあ、プレミア勢は今週末に開幕だし、温存かもねぇ」と思った自分どー…orz(注※カイトはフェネルバフチェに移籍しました)
その一方で、長らく副キャプテンを務めて来たファンデルファールトはついにキャプテン職を離れるわけで…(3番目かも知れませんが)。まあ、本人から特に文句等は出てないようですけど。
しかしこの日はファンデルファールトにとっては代表100キャップ目の記念すべき日。せっかくだからキャプテンにしてあげても良かったのにん~
とまあ、そんなこんなで、125回目のDerby del Lage Landen(低地帯ダービー)であります。
12年8月15日 国際親善試合 ベルギー 4-2 オランダ
交代:デ・フライ(46ハイティンハ)、フィールゲフール(46マタイセン)、マルティンス・インディ(46ヴィレムス)、マヘル(46ファン・デル・ファールト)、レンス(68ナルシング)
サブ:フォルム、クルル、アフェライ、ファン・ペルシー、カイト、エマヌエルソン、ドスト
得点:ベンデケ(11)、ナルシング(53)、フンテラール(55)、メルテンス(75)、ルカク(77)、フェルトンゲン(79)
カード:■ G・ジレ、ファン・デル・ファールト、ヴィレムス
メルたんLOVE
見た?
見た?
見た?
オランダに逆転されて形勢が危うくなってきたところに颯爽と!なんとなんと、4分間で怒涛の1ゴール2アシスト!
ひとりで試合をひっくり返しちゃった!
こんなすごい選手がPSVにいるのですよー!えっへん!欧州ビッグクラブから目付けられてそうですが、少なくともあと1シーズンはPSVでプレーしてて欲しいの~~!いっしょにタイトル獲ろうぜ~!
ちなみに本人の好きなクラブはバイエルンらしいですよ!左SHでプレーしたいけど、そこにはもうリベリがいるからね、と語っていたことがあります。
ダニエルウィンクで始まり、
ダニエルアイシングで終わった試合でした(大丈夫?)。
ファンブイテンは前半で交代してしまいましたが、GAORA実況陣が「効いてますねー」とホメてくれてましたよ 相変わらず1対1には強いし、バイエルンではあまり見られませんがなかなかいいクロスを上げて攻撃の起点にもなれるし、イイ感じでした♪
いやー、いいプレーしますねベルギー。
もちろんファンブイテンとメルテンスがいるから、という理由が一番ですが、好きになっちゃいそう。
何がいいって、守りが堅い!まあ、今やヨーロッパ最高レベルと言っても過言ではない、自慢のDFたちがズラリ揃っているわけですし。
でもけしてドン引き大作戦ではなく、高い位置からのプレッシング等、チーム全体の守備意識が高い!そして素早い切り替えからの切れ味鋭いカウンター!
いや、ちょっとホメすぎたかも(^_^;)
攻撃の最後の精度とか、劣勢になった時にあわててしまうところとか、詰めなくちゃいけないところはまだまだあるんでしょう。でもFIFAランク50何位だったっけか、世界の評価は正当なものではない、何も知らない私たちが思ってるよりずっと強いチームのはずだ、ということは感じましたよ。EURO予選でドイツ相手に何もできずにサックリ負けた彼らではありません。
…って、何もわざわざTVで見れないチームを好きになることはないじゃないか…。
まあ、さすがに3カ国も同じテンションで応援するわけにはいきませんので、ダル~っとユル~っと、勝敗checkだけすることになりそうです。つまり今までと変わらんということか。
?
きゃあ~!なっ、何をアナタたち!いけないわそんなところでみんなが見てる前で!!!!!!
そうは言っても基本はオランダ目線。何しろ全然知らない新人たちがわんさかですんで、せめて顔だけでも覚えないとね…。
これがデフライ。
これが噂のマルティンス・インディ。
ファンラインは撮りそこね、フィールデフールは顔がマトモに映った記憶がない(汗)
そしてドストのオランイェデビューはお預け・・・ざんねん。まあ、今のオランダには前線よりDFの養成が急務ですのでしょうがない。
ファンラインはファンデルヴィールを押しのけての抜擢となりましたが、遜色なかったかも知れませんね。攻撃に関しては…。
システムは4-3-3のようです。中盤の並びどうなんスかこれ。スナイデルがいつもより深い位置で、あまり攻撃に絡めず。
後半はデヨンクとマヘルのWボランチ気味にしてスナイデルは一列前目に出ていたように見えましたが、やっぱりその方が良かったみたい。チーム全体も攻撃に推進力が増して、2分間で2得点という華麗なゴールが生まれるわけです。
スナイデルはキャプテンだからという責任感があるのでしょう、そういう戦術変更に応えるべくせっせと頑張ってる風で、ちょっと気の毒にさえ見えました。
しかし攻撃的になった分、守備が怪しくなるわけで。ベルギーが逆転したのはご存じ、メルテンスが投入されてからですが、それ以前からもベルギーのカウンターに全くと言っていいほど対処できず、ステケレンブルフの神セーブ頼みの展開が続いておりました。
までも、初出場選手だけで組んだ4バック(ファンライン、デフライ、フィールデフール、マルティンス・インディ)ですから、うまく行かないのは仕方がない。大量失点してしまいましたが、あまり気にし過ぎることもないかと。
そこは先輩たち&中盤がちゃんとしんとイカンのですが、3連続失点のきっかけがデヨンクのミスからというのがトホホ。。。 (´д`)
バイエルンファンとしてはロッベンの出来も気になるわけですが、まずまずでした。
何よりも、ファウルでぶっ飛ばされても、もう「ヒィー(゜д゜;)」と、怪我や故障の心配をあまりしなくなりました。試合中1回、DFに削られそうになった時、今までならすかさず派手に転んでファウルをアピったりするところを、ヒラリとかわし安易に倒れずにドリブルを続けたのはちょっとした感激でした。リベリほどではありませんが、やはり何か変わったのかしら、と期待してしまいたくなる…
なんたって2アシストの大活躍!
逆転また逆転、という、ダービーにふさわしく熱いスペックタクルな試合でしたが、結果を知ってからGAORAさんでのディレイ放送を見たのでそんなにハラハラワクワク、というほどでもありませんでした。でもそれなりに楽しく興味深く見ましたよ。
…代表戦に関しては今後もこんな感じでの応援スタンスになるかも知れません。
オランダに関してはまだまだ感情複雑ですし。今回も大敗したと聞いて、ちょっと「ボメのいないオランイェがそんなに簡単に勝ってもらっちゃ困るのよねフフン( ̄ー ̄)」と思ってしまった面もありますゴメンナサイ。
とにもかくにも、ベルギーは今度の予選こそ勝ち抜いて、絶対W杯に出場して欲しい!と思った次第であります。ファンブイテンがどこまで参加できるかどうかわかりませんが、でも必ず…
(クロアチアと同組なんですっけ?ま、まあ、そこはホラ、どっちかがプレーオフで勝って、仲良く出場ね。汗)
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