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W杯:オランダ対コスタリカ

2014-07-09 00:46:29 | 2014W杯

こうゆうの、いくら見てもいいわ~(´∀`)
 

14年7月5日 FIFAワールドカップ 準々決勝 オランダ 0-0(PK4-3) コスタリカ

kickerの採点も合わせてどぞ
 
交代:レンス(4)(76デパイ)、フンテラール(106マルティンス=インディ)、クルル(120+1シレセン)
サブ:フォルム、ヤンマート、コンゴロ、フェルトマン、フェルハエフ、クラーシ、デ・グズマン

カード: マルティンス=インディフンテラールディアスウマニャゴンザレスアコスタ

PK:0-1ボルヘス)、1-1ファン・ペルシー)、1-1(ルイス)、1-2ロッベン)、2-2ゴンザレス)、2-3スナイデル)、3-3ボラニョス)、3-4カイト)、3-4(ウマニャ

MoM:ナヴァス(FIFA)(kicker)

 

 

 

ハードな試合でした。オランダはかなり押していたのですが、結局120分でスコアレス。
ロッベンとスナイデルがオランダ攻撃陣を必死に牽引したのですが、コスタリカGKナヴァスの好守や、コスタリカの決死の守備や、やたらオフサイドの網に引っ掛かったり、スナイデルのスーパーシュートがポストに2度も当たるという不運もあり、何をどうしてもゴールが決まりませんでした。
スナイデルのシーンはもう、「後から、これがこの試合のターニングポイントとして振り返ることになるのか~」と絶望しましたよ・・・

感じ悪
 
「ほらほらやりましたぜダイブですぜ、へっへっへっ」

 
「おたく今日もよう飛んでますな~」「めんどくせ~な~、ちゃいますわ」(うそ?)

どうせロッベンのやることはみんなダイブだと思われるからだいじょうぶとたかをくくってるんじゃないかと、うがった見方をしてしまうぐらい、ガンガンつっかかってましたね。そのたびにロッベンは派手に飛んでましたけど、審判はちゃんと見てファウル取ってましたよーふふん。

そして皆様ご存じ、ファンハールの奇策炸裂!PK戦のためのGK交代!
 

 

それまでゴールを守っていたシレセンはこの作戦を事前に知らされておらず、怒ってドリンクを蹴飛ばしたそうです。
だけどすぐ我に帰り、謝罪。その後はチームメイトとしてPK戦を熱く見守ります。
 
(ピンボケてるのはTVカメラのせいです)

 
そしてクルルが最後のPKを止めた時は、誰よりも速くベンチを飛び出す!

 
感動的…

クルルの功績にかすんでしまいましたが、このシレセンももっと褒めてあげて欲しいと思うです。
交代寸前の大ピンチにファインセーブを決め、PK戦どころかオランダ魔さかの敗退を救ったのは彼です。数えるほどしかなかったコスタリカのチャンスにも、その時が来たらきちんと仕事をする、そのための集中を維持するのも、高い能力が必要とされることなのではないでしょうか。

 

 
「オマエがどこに蹴るのかわかってるぜ」

 
見事!2本セーブしてPK戦勝利!決められたキックも方向は合ってました。

PK専用GK起用の真相はあれこれ言われてますね。ワタシも最初「PKストッパーなのかな?」と思いましたが、どうもそれほどではなかったようで…。(相手キッカーにプレッシャーをかけたりして、心臓は強そうでしたけどね)
ただ、クルルがアップしてるのを見た時に「そう来たか~!うむむ!」と感心はしました。
120分プレーして息が上がっているGKに、対戦相手の傾向と対策を短い時間にレクチャーしてもなかなか頭に入らないんじゃないかと思います。
その点、それ専用のGKがいれば、あらかじめ準備する時間がたっぷりあるわけです。(まぁ、06年のレーマンみたいにメモを渡す、という手もあるでしょうが)

PK戦はくじ引きではない!GK個人の才覚に頼るものでもない!
しっかり作戦を練れば、勝利のための重要な要素となる。
ということを知らされました。
もっとも、そのために交代枠を1つ余らせることはもったいなくて、おいそれと出来ることではないのですが…。誰だって、90分もしくは120分のうちに勝負決めたいですからね。
恐るべしファンハール!!

もっとも、この奇策が成功したことによって、ますます世間の目が「次は何をするのかな?(゜∀゜)」と、ワクテカ期待するようになるわけで、そうなるとムダに変な方向に走ってしまう傾向があるのがこれまでの(少なくともバイエルンの)ファンハール・・・(汗)
マンUをどうしようが知ったことではないですが、せっかくいい感じにまとまってる、この代表チームだけは壊さんといておくれ。。。

思いはひとつ!チームワーク!

 
 
交代退場するマルティンス=インディ。選手ひとりひとりに思いを託します。

 
 
デヨンクアニキの存在感がハンパない件。
プレーできなくてもこのようにチームを支えているのですね…

こんなこともありました

 
PKキッカーの順番丸見え。5人目はフンテラールが蹴る予定だったみたいです。

 
タトゥーを説明するクラーシ

 
 
試合前?試合後?コドモちゃんも来てたよー。ファンペルシの息子ちゃん、よく似てますね。

というわけで 

 
 
 

夢のような勝利をしたオランダ、ついに4強!準決勝進出です!対戦相手はアルゼンチン!是非ベルギーの仇をとって欲しいわ…。

 
試合後、ピッチを練り歩いてサポに感謝する2人の姿が4年前のブラジル戦かウルグアイ戦(はっきりしない)にそっくりで、だけどあの時より1人少ない、と、つい思ってしまって、少しだけ寂しくなりました。

それはともかく
「疲れないのおかしいよね?(笑)」と、今回もそのタフネスっぷりを評価されたカイトでしたが、ナニゲにロッベンも120分フル稼働で凄かったと思うのです。前から見てるファンは、一体どうしたのか、だいじょうぶなのか、と心配してしまいますが、オランダの勝利を支えているのは、ロッベンの120分走り抜けるフィジカルだと思います。どうかこのまま最後まで・・・
大会MVP候補の呼び声も高いですが、そこは期待しません。どうせメッシでしょ。4位に終わってもメッシでしょ。

準決勝はブラジル×ドイツ、アルゼンチン×オランダ、と、南米の雄とヨーロッパの雄がそれぞれ対戦する、という、ワタシ的にもサッカー地図的にも、かなりシビれる組み合わせになりました。
ドイツもオランダも、どっちも絶対勝って欲しい!わ~でも決勝がドイツ×オランダになったら、…嬉しいけど困る、困るけど楽しみ…


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