ファンに軽く挨拶をした後、ピッチサイドに戻って、PSVのサンデルス会長とファンラーイ元会長から祝辞を受けます。
ファンラーイのスピーチは長めでした。。 そんなファンラーイを見つめるルーベン君の表情、なかなかいい味出してますね。
そしてマイクを取って、ファンボメルのスピーチです!
家族への感謝を述べている時に、言葉に詰まっていたように見えました。
この時、御両親の姿が場内のモニターに映し出されたので、どこにいるのか(VIP席ではない)探したのですがわかりませんでした。
ワタシの席からは死角になっていた場所と思われます。
ファンボメルはPSVサポへの感謝と称賛、そして「また(監督として)PSVに戻って来る」と言ったらしく、その際に場内が大いに沸いたのですが、何を言ってるのかわからないワタシはその間ひたすらバイエルン17番ユニを広げていたという…(苦笑)。しょうがないとは言え、思い出すと恥ずかしいです。わりと良い席だったのでカメラに撮られてたらどうしようかと思いましたが、さいわいにもそんなKY者のことはスルーしてくれてたようです。ほっとしたような残念なような。(でも他にも、バイエルンのファンボメルをフィーチャーしたバナーを掲げているファンもいましたけどね)
そしてスピーチを終え、もう一度、今度はじっくりと、ピッチを一周してファンに応えるファンボメルファミリー。
場内ではファンボメルチャントが大きく響き渡っていました。
今、改めて動画等を見ると胸が熱くなります。涙のサポもいたようです。
だけど当時のワタシは、元気いっぱいにチャントを歌うPSVサポに圧倒されっぱなし、ファンボメルも(感極まりつつも)基本的に笑顔で、あまり湿っぽい雰囲気はなかったため、涙を流したり感傷に溺ったりする気分にはなりませんでした。
ゴール裏サポの前で家族で万歳。
そして家族ひとりひとりに愛情こもったキスとハグ。
リアルタイムでは、「すわ!奥たんとチューしとる!」と色めき立ってしまいましたが(←バカ)、陰になって見えなかったところで、こんな風にレネーちゃんが号泣してたんですね。そしてそれを優しくいたわる父親としてのファンボメルの姿、後から見て胸がキュンしました。
肖像画と、何かトロフィーを受け取っておりました。この時ちょっとしたハプニングが。
←
このボールをかたどった透明なトロフィーですが、記念撮影の際に持ち上げたら、球の部分だけが転がり落ちてしまったのです。
で、こういうポーズに。
最後の最後にちょっとした笑いを提供して、ファンボメル、ついにピッチから姿を消しました。
さすがにこの瞬間はワタシもせつない気持ちになり、嗚呼~まだ行っちゃイヤ、と思いましたが、叶うはずもありません。
2013年7月19日午後10時30分。
マルク・ファン・ボメルの21年間のプロサッカー選手としての引退を記念した試合が終わりました。
ボメのご両親、とても穏やかな表情で素晴らしいですね。さりげなく座っておられる姿に、じんと来ました。
レネーちゃんとの写真、パパボメの愛情が溢れていいですね~。ちょっと気がついたのですが、ボメのキャプテンマークについているのは、バイエルンとPSVと、そしてミランのエンブレムですか?(はっきりみえないのですが)ボメのリーダーシップを表しているなあと思いました。
コリアンダーさんは現地観戦という、素晴らしい経験をされて本当によかったですね。私も勝手ながら、コリアンダーさんと一緒に見ていたという”エア観戦”のつもりで、ボメの現役引退を見届けられたと思います。
本当に記事ありがとうございます。
家族人としてのファンボメルの姿は心温まるものがありますね。涙のお母様の姿は沁みます。それにしても、コドモというのはどんどん大きくなりますね…。トーマス君がすっかり「少年」に。
キャプテンマークは、ボメが所属した5チーム+オランダ代表のエンブレムをあしらった、この試合だけの特別仕様です。スパイクや何かといっしょに、ミュージアムに展示してあるはずですよ。
>ミュージアム・・むむ見に行ける日は来るか