注※モモエちゃんネタではありません。
DFBと紆余曲折を経た上に(←余計なこと言わんでよし)、結局自分でプロデュースすることになったバラックの引退記念試合が、ついに行われました。
そうそうたるメンバーが集まってくれましたよ。いいな~ブラッツォ。フリンクス。クローゼ。
確執があったと噂されているレーヴやラームを招待、そして2人がそれに応じたのはとても良かったです。お互い大人の態度でね。
しみじみ・・・
「イヤ~ん」なメルテザッカー(´ー`) どこを必死につかんでるのか。
試合は見てませんが、バラックがこの舞台にふさわしくハットトリック決めたみたいですね。シュナイダーのアシストはじーんと来ました。
正直ワタシは、バラックという人物が、ドイツサッカーにどれだけ偉大なものを残したのか、ということは、実感としてはよく分かってません。クリンスマンが「カピターノ」というニックネームを付けたことなんか、かなり後になって、引退前ぐらいに知った体たらく(汗)。
自分がバイエルンを応援し始めた年に彼はレヴァークーゼンから鳴り物入りでやって来て、その後4年間、「小皇帝」として君臨し、バイエルンのレジェンドプレーヤーとなりました。
なんでもすぐに忘れてしまうワタシにとってバイエルンでのバラックは遠い記憶になってしまい、細かいプレーはあまり思い出せませんが、やはりピッチ上での存在感、チームを勝利に導く力は抜群でした。
まぁバラック自身がバイエルンに対してどう思ってるのかわかりませんけどね…。たぶんステップアップのための踏み台だったかも知れませんが、別にそれでもいいです。
バラックが退団してからバイエルンは後釜探しに苦労しました。
入れ替わりのような形で移籍してきたファンボメルでさえ、3月頃になって倉敷さんにやっと「"なんちゃってバラック"になったと言ってもいいんじゃないでしょうか」という、かな~りまわりくどい表現で言われただけです。
結局バイエルンはついにバラックの穴を埋めることが出来ないままでした。それだけ唯一無二の選手でした。
ワタシとしては、バラックの代わりではないものの、ピッチ上での存在感とリーダーシップではバラックにひけをとらない(それ以上だと思ってますが、そこは100%ファンのひいき目です(^^ゞ)、バイエルンのキャプテンとなった「なんちゃってバラック」ファンボメルと、「本家」バラックとの対戦がものすごく見たかったです。
バラックがレヴァークーゼンに復帰した10/11シーズンが最後のチャンスでしたが、前期はバラックが怪我で長期離脱してしまい、後期はファンボメルがバイエルンを退団してしまって(泣)、結局その夢は叶いませんでした。
しょうがないので妄想らくがき…
黒髪モジャ毛カピテンズ・・・
ドイツ代表での話は言うまでもありませんね。06年W杯のキャプテンシーは素晴らしいものでした。
ピッチ外での話はまあ、アレコレあるようですが、それはワタシの守備範囲外ですし…(汗)
お疲れさまでした。
今後はどうするのかな。指導者になるとかいう話はあまり聞いてない気がするので、TVの仕事とか実業家とかになるのかな。
----------
このたびバイエルンを退団、ゼニトに復帰することになったティモシュク。
4年前にバイエルンにやって来ましたが、結局思うようなチャンスがつかめないまま、去ることになりました。
そもそもなんで彼が来ることになったのか、今もって理由がよくわかってません。
当時の監督クリンスマンが欲しいと言ったのかな~?ファンボメルのことをあまり信頼してないぽかったし、取って代えるつもりだったのか…。
しかしティモシュクが来る前にクリンスマンはチームを追われ、ファンハールには「私が欲しいと言ったわけではない」と冷遇され、ライバルファンボメルが退団してチャンス到来と思いきや、今度はファンハールが欲しがったグスタヴォに…。以下略。
どうもバイエルンにいた4年間、サッカー的には殆どいいことがなかった気がしますよ・・・。
移籍の話は何度もあったはずですが、それでもバイエルンに居続けてくれました。
そうでなくてもティモシュクに対しては、ファンボメルのファンとして申し訳ない気持ちがありますのです。
移籍が確定する前後「アイツにはベンチがお似合いさ」とあからさまな拒否反応。
それでも入団が決まってからはキャプテンらしく、チームメイトとして面倒をみていたようですが、やはり、プライベートでもいいお友達、とは、とても見えませんでした(汗)。
そういう事情もあり、スカしたナルシシズムも鼻につくし、どうしてもなかなか好きになることができず、「ウチの子なのに可愛がれないアタシって…」と密かに心を痛める日々でした。
ファンボメルが退団し、諸々のしがらみから解放されてから、やっとその、ナルシシズムも含めた独特のノリがツボにはまって、ティモシュクという存在を掛け値なしに楽しめ、ウチの子として愛せるようになりましたよ。(サッカー面じゃないのか(^_^;))
このたびの退団、心から寂しく思っています。
子供はミュンヘンで産まれたし、そして誰もが到達し得るわけではない最高の栄誉も手に入れました。バイエルンでの思い出はけしてネガティブなものではない、と思いたい。
なつかしい古巣でまた新たなキャリアを開いておくれ。キャプテンに返り咲くのかな。草葉の陰で応援しています。
余談ですが、CLとUEFA杯、ダブルタイトル保持者なんですよね…。UEFA杯優勝はバイエルンを準決勝で倒したシーズン・・・カーン現役最後の年・・・そして監督はアドフォカート・・・←うわごと
ありがとうティモ、そしてちょっぴり、ゴメンねティモ。