地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

暇なので・・・

2021-07-19 16:31:06 | 日記

暇な時に考えるようではいけないのかも知れませんが、、、

日本の国の次のトップになるのは誰なのかを考えるなんて、暇な時でも嫌だと言う人も多い

 

色々なマスコミによる世論調査で菅内閣の不支持が増え続けていると・・・

それと共に衆議院の解散の話が絡んで話が分かりにくくなっています。

まず分りにくいのが首相と総理と総裁・・・これを同じ人の肩書として使うのでややこしい。

 

そもそも日本では首相は通称です。 正式には内閣総理大臣です。

何故に首相と言うかと言うと、その呼び方が世界基準だからです。

首と言うのは長と同じ意味で、色々な相(大臣)の代表と言う事で「首相」と世界に合わせているのです。

ですから首相と言うのは政府の各大臣のトップと言う意味で、国のトップと言う意味ではありません。

その上に大統領や国王などが存在します。ただ日本の様に実権を伴わない形式的な場合も多いです。

 

総理と総裁は別物です。 総理は日本のトップ、総裁は一つの政党である自民党のトップの呼び方。

ですから総裁が必ず総理(首相)になる訳ではありません、ある一つの政党のトップの呼称にすぎません。

 

なんか、、、もうこの時点で頭が混乱しそうですね

 

そして分りにくい最大の原因は、、、

衆議院議員の任期と自民党総裁の任期が近い事です。

衆議院の任期満了が10月21日   菅自民党総裁の任期が9月末

ところが菅首相は衆議院を解散することが出来るので、その権利を使えば衆議院解散が何時になるか解らない。

 

どのタイミングで選挙をした方が、与党の自民にとり有利なのかで、その日は決まります。

1. 自民党のトップ(総裁)を9月までに決めてから、衆議院の解散する。

2. 自民党のトップを決めて、衆議院の任期満了を待つ。

3. 自民党のトップを決める前(9月末より前)に解散する。

 

与党の自民・公明の有利な状態の時に選挙になると言いましたが、もう一歩踏み込むと菅首相が権力を持ち続けるのに有利と思う時に選挙が行われます。 日本の最高権力者には選挙の日を決定する力が有るんです。

 

菅首相が権力を持ち続ける為には自民党の議員を多く当選させることが必要な条件です。

そして菅内閣の支持率がどうであれ自民党のトップ(総裁)を決めるのは一般の自民党員と国会の自民議員で、国民全体が選ぶわけではありません。ですから国民の支持率が低くても自民党員や議員の支持が有れば国民の支持率を気にする必要はないのです。

ところが菅総裁は23人しか国会議員の味方は居ません。

細田派(実質安倍派)は97人  麻生派54人、、竹下派52人、、二階派47人、、岸田派47人、、石原派・石破グループなどもあり、とてもじゃないが菅総裁は23人の仲間だけでは戦えません。

 

ですから自民で任期満了の衆議院議員は誰の下で選挙を戦ったら当選しやすいかを考えるわけです。

今居てる自民党の国会議員の半数は安倍晋三・元首相に助けられて当選している人たちです。自力で当選を勝ち取るほど力を付けた議員もいるが、そうでない議員も大勢居てる訳で、その人たちにとっては誰が安倍・元首相の代わりをするかは当落に関わる大問題です。

 

社会の状態が悪ければ、その時のトップに原因が有ろうが無かろうが、国民の不満はトップに向きます。

本来ならその反動で野党の党首の人気が出るのが自然なのですが・・・・無い。

では与党の中で現在のトップに代わる人は・・・色々な人の名前だけは上がっていますが、現実的にはどの候補も役者不足です。それでもコロナ対策やワクチン接種や五輪で、菅首相にとり致命的な出来事が起これば、、、

「菅よりまし・・」の人が出てきます。

 

いずれにしてもオリンピックが終了する頃には流れの大筋が見えてくると思います。

次の首相は感染を押さえて経済を立て直す重要なリーダーとなります。

世界が再出発する時です、、、これに出遅れない様に導く事の出来る人にお願いしたい