熱戦が続く永瀬拓矢九段との王位戦。
藤井聡太王位が勝って王位を守るか、、、、
徳島市の渭水苑での戦いも、決着のつく2日目になり難解な場面になっています
戦況は永瀬九段優勢で進み、中盤から一気に終盤に突入したように見えます。
そして、、、、突然、だれも予想しない一手が現れた。

8六桂 打ち・・・これは解説者たちの誰もが考えない一手だった。
AIの判断も「悪手」の判断で、形勢は一気に永瀬九段に傾きました。
永瀬九段の「王」は穴熊で、「王手」とか「詰めろ」の状態にするのに数手かかります。一方、藤井王位の「王」に対しての攻撃は数種類あり、どれも有力で、藤井王位にすればその攻撃を受け切って、自分を有利な状態に導く道筋が難しいと素人の私でも思える状況です。
ただ、人間がやっている戦いです。
AIとAIが戦っているのなら、永瀬九段の勝は動かないでしょうが・・・
永瀬九段は優勢にもかかわらず、藤井王位に迷路に引っ張り込まれた感じになっているでしょう。
一歩間違えれば奈落の底です。