熱海の災害現場の映像を見れば・・・
直ぐに気になるのが太陽光パネル。
今回の土石流の原因との関係は解りませんが、あれだけの面積に降った雨の流れに変化が有って当然だと思います。
小泉進次郎環境大臣も気になったのか、6日の記者会見で災害の恐れのある地域での太陽光パネルの設置に厳しい規制が必要と言い、それに向けて行動すると・・・。
この太陽光パネルは地球温暖化の原因とするCO2の排出が直接は無くて、CO2削減のエースの様な扱いになっています。
しかし、災害予防だけでなく色々と問題も有ります。
農地などでも至る所で太陽光パネルを見ることが出来ますが、このパネルの設置によって農地を大型化して効率を上げる事の妨げとなっています。単に景観もかなり悪くなりますね。
太陽光発電を否定しているのではありません
それどころか不動産屋として土地の開発や宅地と家の販売などに関わった経験から、この太陽光発電はお勧めするし、自分が若くして結婚して家を持つなら絶対に太陽光発電を付けます。屋根だけでなく、設置する場所が有れば、屋根以外にも着けたい。
確かに設置時に費用はかかりますが、日常の生活でエアコンや照明などで電気代を意識しなくて良い生活は快適です。
仮に採算が合わなくてもお勧めしたい。
そんな良い物だと思っている太陽光発電ですが、その設置場所には問題が有ると考えています。
一般的な屋根にしても、その強度はどれくらいあるのか?
台風や気候変動で多くなった竜巻などにどれだけ耐えられるのか?
屋根とパネルの隙間に風が入った時の力は想像以上に強く、あのパネルが飛べばかなり危険です。
また農地や雑種地に設置した場合の排水はどうなっているのか疑問です。都市部と違って下水道は完備されていない地区が多いので、雨水は垂れ流し状態になっている場合を見かけます。 あの広い面積の土地に浸み込んでいた雨水が何処か違う場所に流れるのです。これは想像できない結果が待っています。
小泉進次郎環境大臣もやっと大臣としての仕事を見つけた感じです。
環境問題は長い期間で考えなければならない事が多いのですが、この太陽光パネルに関しては直ぐに効果が出ます。
是非、頑張って法整備をお願いしたい