田植えの時に植える苗の本数は機械で多少調整できます。
通常は3~4本の苗を1株として植えます。
そして1本の苗から最大で10本ほど芽が出て茎となります、、、それを「分げつ」と言います。
ただ10本と言うのは1本の苗を植えた場合で、通常は数本を1株として植えるので、隣と競合して6~8本どまりになります。
・・・で、1株で20~25本程度が一般的です。
数えてみました。
一番少ない左は19本。真ん中は23本。右は30本くらいでした。
田植え機は精密機械じゃないので、実際には2本なのか3本なのか4本なのか、、、何本の苗を一株として植えたのかは定かではありません。
また、同じ様に機械が苗を掴んでも、苗床の方が不ぞろいなので、全く同じ本数を掴むと言う事はありません。
ですから1株で25本程度が良いと言うのは、あくまでも目安です。
分げつが多ければ米の収穫量が多いかと言うと、、、まぁ、多い感じにはなりますね。
ただ、これも確実ではありません。一塊の穂にどれだけの粒が付くかで決まります。
国は稲の分げつの本数や穂に付く粒の数を全国で調査しているみたいです。
まぁ、その調査にどんな意味が有るのか・・・・知らないけど
米作りも4回目になると、ある程度は知識が付きます。
私の場合は二か所の田んぼで米作りをししていて、その二か所を少し変化を持たせて育てています。
毎年、大好きな実験です
先輩や地元の農協に教えられた通り米を作るのではつまらない、やはり体力だけじゃなくて脳ミソも少しは使わないと、米作りに対しての興味は落ちてきます。
品質の向上と安定した収穫を目指すプロの農家なら米作りも難しいと思いますが、実験大好きの私にとっては失敗をそんなに恐れていないので、米作りを難しいと感じた事は有りません。
米はしっかりと改良されていて、少々の間違いが有っても、食べる事の出来る程度のコメなら素人にも出来ますね