今の私にとり一年で一番大事で忙しい時期でもある稲刈りが終わりました
これで一年間は米の心配は有りません(笑)
自分やお婆さんの分は小さな15kgの袋に詰めて、米専用の冷蔵庫で保管し、残りはすべて農協に引き取ってもらいました。
5回目の出荷ですが、去年に続き引き取り価格が下がっています。
燃料が高くなったとニュースになっていますが、その為に増える経費の額より、引き取り価格の下落の方がずっと大きいですね。 私の様に家庭菜園の延長でやってる百姓モドキは我慢できる程度かも知れませんが・・・
引き取り価格の下落は、必要経費は同じなので、その下落分すべてが利益の減る事となり、増々専業農家は苦しくなり米作りに対する情熱はダウンです
稲刈りから乾燥や脱穀などの作業を写真にとり、ここに「これでもか(笑)」と言うほど乗せたいのですが・・・
その写真が全く有りません
実は、、、、、スマホを忘れて行ったのです。
写真が無いのは辛いのですが、スマホの無い生活を三日間送る事になり、なんだか落ち着かない気分・・・
そう思っていたら、意外とそうでも無くて、ゆっくりとした時間を過ごす事が出来て
「もしかしたらスマホが無くても良いのでは・・・」とチョットだけ感じました
肝心の一連の作業ですが、やっと使う機械類の対処が出来るようになりました。
もちろん本格的な故障は部品も必要なので自力では対処できませんが、チョットした異常は直ぐに理解できて対処出来るようになったので、4回目の去年と今年は農機具会社の人に頼む事は無く、その経費はゼロでした
これ、、、結構高いんです😢
お米って色々な炊き方が有り、良い炊飯器は能力も高いみたいですね。
お米の基本的な味は品種と水分量で決まりです。
水分量と言っても炊飯器に入れる水の量ではなくて、収穫したモミの乾燥工程での水分量です。
収穫直後のモミの水分量は18%以上あります。
それを15%くらいに統一するのですが、その方法によって色々と違ってきます。
乾燥するのは日持ちを良くする目的ですが、同時に味を凝縮する事にもなります。
私は14.5%にセットして乾燥させていますが、その前に半日ほど送風で乾燥させます。
一気に乾燥すると米が割れやすくなるので、、、、
もちろん機械もそれを考慮して乾燥するのですが・・・念には念を入れてと言う事です。
その大事な感想の行程に入ると・・・
大きなタンクの中でモミが循環して、熱風を吹き付けます。
その時にモミがこすれて細かい粉が発生し、それが熱風と共に外に排出され、そのへん一帯が舞い漂う粉で覆われます。
汗まみれの顔や身体にべっとりと付きます
顔を洗うと、、、目から黄色い粉が溶けた状態で出て来て、まるで目から鼻くそです