明日は衆議院選挙の投票日です、今回は誰に・何処の政党にと少し考えてみました。
考えれば考えるほど立候補者の質の低さにガッカリします。
もちろん素晴らしい人も大勢居てるのですが、定員に対して立候補している人たちの人数が少なく、政治家としての最低限の知識も疑わしい人が大勢立候補しています。
個人的な感覚ですが、定員の数より政治家としての知識が満たされている人数の方が少ないですね。
政治家、特に国会議員は世の中の全てに対応しなければなりません。
全ての事にそれぞれの専門的な研究者の様な高い知識が必要とは思いませんが、ある一定の知識は絶対に必要です
現状は、、よく知らない事に関する法律でも、作る事に関わっている。よく考えれば恐ろしい事です。
日本の地図も都道府県別に正しく書けないような人が 「地方の活性化を図り・・・」
日本にはどのような税金があるかも知らないで 「消費税を・・・・」
なんてマイクを握って平気で言ってたりするんです。
これも個人的な感覚ですが、政治に対してより政治家個人に対しての不満の方が大きいみたいです。
余談が多くなってしまった
肝心の選挙の話です。
自民党は前回に大勝利と言うか、野党の総崩れで多くの議席を持っているので、今回は減少するでしょう。
これは「揺り戻し」で、国民は右に行ったり左に行ったりしながら、長期的には無難な道を歩きたい心理が働くのです。
現在政権を持つ自民党は最低限でも与党(自公)で過半数を確保する必要が有ります。
それが不可能な時に必要なのは与党として組める政党です。
現在は知っての通り宗教団体をバックにした公明党です。宗教団体は票の数が読めるし硬いですからね。
そして可能性が有るのが「日本維新の会」・・・中道右派
大阪の地方政党の色が強く、全国的にはまだまだ受け入れられていません。
私は大阪での生活も長かったので、橋下徹が作った「維新」は理解しているつもりです。そして大阪での仕事は立派だったと評価しています。それまで日本で二番目の大都市だと言いながら、財政は慢性的な赤字続きでなのに、そこまでの知事は誰も改善できなかった。それを橋下徹知事は短期間で解消しました。赤字財政を解消しただけでなく、子供たちの教育費や福祉も大きく改善しています。
これは既得権益を持つ人々から強烈な攻撃を受け、家族や本人の命まで危うい状態になりながらもやり切った橋下徹の功績と言えます。
ただ大阪と言う一地方だから成功したので、これを全国的にとなると簡単には行きません。
・・・でも、トライは期待したい。
その気持ちが強く、私が投票する選挙区・徳島一区で良い立候補者が居ないのも有り、今回は「日本維新の会」に投票しようかなと・・残念ながら維新の立候補者に共感は持てないのですが、私の小さな一票が「維新」の役に立てばと・・個人より政党で選択する事にしました。
元自民党員の私としては浮気です
日本維新の会の考え方も近いのですが、この党にも好きになれない国会議員が存在している。
現在の代表は松井一郎、副代表が吉村洋文大阪知事。。。。そう、二人とも国会議員ではありません。
そこで国会対応をする為に共同代表として片山虎之助、幹事長に馬場伸幸。
この国会議員2人のインパクトが弱いですね。
やはり橋下徹・松井一郎・吉村洋文の誰かが表に出て(国会議員となって)党を引っ張らないと本当の国政政党とは言えないし、全国的な支持は得られないでしょうね。