ぼちぼち日記

手作りとおはなしが好きなモリーさんのつれづれ日記。

熊野古道 馬越峠へ

2010-09-30 | 出来事
登山と旅行の大好きなKさんに、世界遺産の熊野古道はどうかと聞いてみると
即、「10コース以上あるけど、まず初めて行ってみるなら馬越峠(まごせとうげ)の
コースがいいよ。」と教えてくれました。
(Kさんは既に全コース行ってました。スゴ…)


ちょうど高速道路の無料化実験の対象路線を通るし、またまた安上がりのハイキング
に出発!


スタート地点の駐車場に車を置いて、さっそく石畳を上り始めました。

            
       雑誌やパンフレットで見たのと同じ、美しい尾鷲ヒノキの中に続く
       石畳が、とてもしっとりと落ち着きます。
       昔の人は、一体どうやってこんな道を築き上げたのか?
       

                         
                    途中に見かけた「夜泣き地蔵尊」。
                    夜泣き封じにいいらしく、哺乳瓶が
                    供えられていました。

登って登って、さぁ次は下り…なんだけど、横道にそれて「天狗倉山」(てんぐらさん)
まで行けば絶景だよとKさんに聞いていたので、そっちに歩を進めました。
しかしこっちは石畳は無く、最後は危なっかしい急な細道。



おおーっ、本当だ!綺麗だなぁ!
やっぱりここまで来てよかったよかった。

           
          尾鷲の町も見渡せます。
           随分登ってきたんだなぁ。

                       
                       絶景をながめながら、道の駅で買った
                       めはり寿司をパクパク、おいしー!


さぁではまた下って行きましょう。

木の根っこがこんなに伸びてます。

一歩一歩、歩くたびに小さな発見があって、道を歩くというのはホントいいもんだな。
珍しい花やら虫やら、苔やらシダやら。

でも正直言うと、下りは足の疲れが早くも表れ、膝がカクカク、わなわな、ゼイハア。

              
              帰りの途中にあった、「桜地蔵尊」。
              せせらぎの傍にひっそりとありました。

 

ゴール地点は尾鷲の駅近く。
ここからバスで、スタート地点まで戻ります。
天狗倉山への道も含めて、歩いたのは約5.5kmでした。

平坦な道を5.5kmなら軽いもんだけど、登りと下りのこの道のりは、
筋肉痛にならないわけにいきませんなぁ…
の予想通り、翌日から激筋肉痛に襲われました。

Kさんは本格的登山に誘ってくれるけど、む、ムリ…。

       


 

お伊勢さんの招き猫祭り

2010-09-23 | 出来事
国内有数のパワースポットと言われる伊勢神宮ですが、身近にあると
めったに出かけることもありません。

でも、休日で何も予定がない日に、そうだ、ダンナとちょっと行ってみようかと
思いつきました。
ちょうど、神宮の傍のおかげ横丁で、毎年恒例の招き猫祭りをやっていると
友人が言ってたのを思い出したのです。

(しまった、デジカメを忘れたわ、仕方ない、今日は携帯でパチリ)

これは神宮の宇治橋…ではなく、風日宮(かざひのみや)という別宮に
新しくできた橋です。
橋に一歩足を踏み出しただけで、桧のいい香りが漂っていて、思わず深呼吸。
確かに、パワースポットだわ伊勢神宮、と改めて実感。




さてさて、今日の楽しみは招き猫祭りでした、といそいそとおかげ横丁へ。
                
おー、やってるやってる、すごい人出で賑やかです。
沢山の作家さんが、全国からやってきて、展示会やお店を開いています。


こんなのや
                   
                  こんなのや、

ゲッ、おたくは?
…着ぐるみ着てる人かと思いきや、張り子の猫。等身大の。

面白いなぁ~、まだまだいっぱい、お店があって、どれを買おうか迷いに迷う。

でも、さすが一つ一つ手づくりだけあって、値段はちょっとお高めか?

            
ちっちゃいけど、まぁこれなら買える値段か、と、やや妥協するも、
可愛い陶器の招き猫を買いました。


その後、赤福氷とサザエ入り釜めしを食べて、すっかり遠くからの観光客気分で
ございました。

トール 一重のバラ

2010-09-19 | 作ったよ



トールは夏の間なんだかんだと用事があって、ちょっとご無沙汰していました。

しかし、これからはゲージュツの秋ですよ。

またがんばろっと。
(でもね、行楽の秋、読書の秋、食欲の秋、あぁ誘惑の秋でもあるのですよね)


             



トールペイント15作目。
石田和美さんの『Rose Lesson』から。

薔薇のお得意な石田さんの作品は、はぁーとため息が出るほど素敵な、
花びらが幾重にも重なった気品ある薔薇が殆どなんだけど、
私はまず、ごく初心者向きの、一重のバラを描いてみました。

これ、優しげですっきりしていて、いい感じにできました。

『Rose Lesson』は、段階的に一つ一つレベルアップしていける
ように、とても親切な解説がついてるので嬉しい。

けど、たった一つレベルをあげようとすると今だに四苦八苦している私なのでした。





キバナコスモス畑

2010-09-14 | 植物
一人暮らしの息子の所に、ちょっくら用事がありまして、ダンナと出かけた日曜日。

その帰り道。

そう言えばテレビのニュースでやってた、キバナコスモスの畑がある

愛知牧場って、近くじゃないの?

ついでに行ってみようよ、お父さん!

そう、せっかくカーナビもついてることだし。

というわけで、ついつい今日も寄り道。


子ども連れや、デートの若者がいっぱいでにぎやかでしたよ。

わぁー、ニュースでやってた通り、一面のキバナコスモス畑。

中に通路が作ってあって、迷路になっているのです。
                  
しかしこの日は、9月というのに暑かった!

少し歩くだけでも、きつい日差しにクラクラ。

汗がしたたり落ちます。

も、もうええわお父さん、写真も撮ったし、帰ろ。

牧場の牛さん、馬さん、羊さんには目もくれず、さっさと帰ってきてしまいました。

カマスの姿寿司

2010-09-05 | 食べ物
こんなお寿司は、私の故郷でしか見たことが無いのですが、調べてみると
福岡とか高知とか、あちこちぽつぽつあるようです。

                

私の高校時代からの親友が、「モリーさんのお母さんが作ってくれたあのカマスのお寿司、
めちゃ美味しかったの今も忘れられないよ~ん、食べたいなぁ~、お母さんに頼んでおくれ~。」
と言いだしたのが去年の11月のこと。
母に電話すると、「そんなもの今は無いよ。来年の9月まで待ちなさい。」

つまり、カマスは8月後半から9月前半までが一番お寿司にするには良い時期で、
それを過ぎると大きくなり過ぎ、生臭くなってしまうというのです。

へぇ~、それでよくお盆の時期に食べた記憶があるのね。
しかし1年のうちのたった1カ月しか美味しく食べられないのかぁ。


さて、親友は母の言葉をしっかりと覚えておりまして、最近会う度
「カマスの寿司」を連発いたしますので、しょーがないなぁと先日母に頼みこみ、
ついに昨日、それが実現したのです。


私と親友と、その一人娘も連れて、やってきました私の実家。
(私はこの間お盆にも来たばっかりだけど)

二十数年ぶりで会った親友と私の両親、とっても懐かしがって、お互い大喜び。
カマスの姿寿司がまた美味しくて、バクバク食べて、みんな笑顔になりました。

        

9月になっても暑い暑いこの日、故郷の海はキラキラ光って、とびきり綺麗でした。

実家には滞在たったの2時間。
でも楽しい美味しい時間でした。







赤目四十八滝へ

2010-09-02 | 出来事
車山高原以来、ハイキングの楽しさにはまりました。
でも、車山ほど遠くだと、宿泊費や交通費もかかります。

ならば、日帰りで行ける範囲で、安上がりに自然を楽しもう!
近場でも、まだまだ行ったことのないところもたくさんあるし。


先週の日曜にダンナと出かけたのは、車で2時間ほどのところにある、赤目四十八滝。

駐車場に車を置いて、片道3キロ余りの道を、川沿いにたどっていきます。

歩くうちに、次々と美しい滝が現れます。
不動滝、千手滝、布引滝、荷担滝(にないたき)、琵琶滝などなど…。

渓谷の中の道は、川沿いにどこまでも続いていて、平坦なところもあれば、
手すりのついた階段状になっていたり、結構変化にとんでいます。

実は、30代の頃に親子3人で来たことがあるんだけど、なぜか最後の滝まで
行けなくて(多分私がばてた)途中で引き返したのです。

今回は、何としても最後まで行くぞ!と気合が入りました。
最後の「岩窟滝」にたどりつき、あ~やれやれ。


ここはホントにいい場所でしたよ。樹木がおおっているので、日焼けも無し、
水のそばなのでマイナスイオンたっぷりで、光と影のコントラストが美しい。
それぞれの滝にそれぞれの表情があって、河原の岩に腰掛けて一休みすれば、
おお~癒しの空間だ。

しかし4日たった今もふくらはぎの筋肉痛が治りません。